コメディアニメ『ポンコツクエスト～魔王と派遣の魔物たち～』シーズン3のBlu-ray発売記念イベントが都内で行われ、監督・脚本・声優を務める松本慶祐、シーズン3に出演した小野賢章、スペシャルゲストの内田真礼、よゐこ・有野晋哉、MCのアメリカザリガニ・平井善之が登壇した。
「ポンコツクエスト」は、2013年8月からYouTubeで配信がスタートしたアニメ。RPGのようなファンタジーの世界を舞台に、魔王に仕えるポンコツな魔物「カク」と「イムラ」のグダグダな日常を描く。その毒っ気強いやり取りが話題となり、幅広い支持を獲得。この人気に応えて、シーズン3では、人気声優の小野賢章、悠木碧がそれぞれ新キャラクター役でゲスト出演している。
イベントは、カクとイムラによるグダグダな注意アナウンスと開会宣言で笑いに包まれながら開幕。冒頭から『ポンコツクエスト』シーズン4の制作決定、有野、内田、平井が新キャラとして出演することが発表され、会場は拍手に包まれた。
「何の役なんだろう？」（内田）、「四天王あと2枠空いてますからね」（小野）、「俺、農家役がいいな、やくそうを売りつけたい（笑）」（有野）と、ゲストたちがざわつく中、「それはお楽しみです。でも今日の“マーヤ！”の声援を聞いて勝利を確信しました」と松本監督。小野は「松本監督はディレクションがとにかく細かいです（笑）。何度も録りますよ。“逆流性食道炎!!”（カツラギの必殺技）って何パターン言ったか分かりません」と収録のエピソードを明かし、一同を驚かせた。
続いて「ポンクエセレクション」と題して、シーズン3に収録されている『偵察』『賭博』の2本と、特典映像『面接』を観ながらのトーク。各話ともファンも納得のセレクションだったらしく、上映タイトルが発表された瞬間、会場から笑いが起こった。
イベント中盤は、魔王様から「観客の愚かな人間どもを爆笑の渦に包み込むのだ！」との緊急指令を受けて、ゲーム対決を行うことに。「ポンクエ」ファンにはおなじみの誤字トラブルにちなんだ間違い探し「穀潰し対決」「画伯は誰だ！記憶イラスト対決」では小野が勝利。
続く「必殺技を編み出せ！大喜利対決」は、シーズン4の新キャラの必殺技を内田が必殺技風に叫ぶという企画。「逆流性口内炎!!」「北島三郎ヘイヘイ砲」（有野）など珍技名が飛び出すなか、小野考案の「“ゲソ”スラッシャー」を、内田が「“ゲリ”スラッシャー!!」と読み間違えて叫んでしまうハプニングに、会場は爆笑に包まれた。
ゲーム対決の最後は、最後は魔王様の電流制裁にちなんだ「電流ビリビリ対決」。ランダムに電流が流れるグッズを手渡ししながらの古今東西ゲームで、有野以外の全員が電流の餌食になり、内田、小野が芸人顔負けのリアクションで会場を沸かせた。
イベントの最後は、「2年前に初めてイベントに参加させてもらってから、ここまで来れたことがすごく楽しいですし、シーズン4ではおそらく四天王も増えるだろうということで、僕自身非常に楽しみにしております。皆さんもぜひ楽しみに待っていていただけたらと思います」（小野）、「ゲソスラッシャーこと内田真礼です（笑）。収録もこれからでして、どうなるか分からないですがアニメも楽しみにしていただいて、『ポンコツクエスト』を末永く応援してくれたらと思います」（内田）、「今日は非常に楽しかったです！キャラクターも収録もまだ全然知らせてもらってないので、非常に怖いです(笑)。小野くんから収録が長いと聞いているので、3DSを持っていきます！」（有野）とそれぞれメッセージを。
松本監督は「2年前、初めてのイベントから倍のお客さんが来てくれて、こんなに成長するとは、といううれしい気持ちがあります。声優さんとしても仲間も増えたので、頼もしく、心強いです。シーズン4もぜひご期待ください」と感慨深そうに語った。
平井と有野は「泣いてもいいんですよ？ 泣かないんですか？」と松本監督を泣かせようとけしかけ、それに応えて松本監督がウソ泣きをするなど、最後まで「ポンクエ」らしいゆるい笑いに包まれ、イベントは幕を閉じた。
なお、シーズン4は、4月19日よりBS11にて毎月第3水曜日23時54分より放映開始。4月20日よりAbemaTVでWEB最速配信も決定。公式YouTubeチャンネルでの配信は翌月1日の0時より開始される。
「ポンコツクエスト～魔王と派遣の魔物たち～3」Blu-ray
発売中
価格：￥3500＋税
収録内容：第二十五章～第三十六章
特典映像： 未公開「面接」＋「ポンクエQ」
＜スタッフ＞
監督・脚本・声優：松本慶祐
企画：松本慶祐・新海岳人
プロデューサー：堀越 大・遠藤純一
アニメーション制作：Pie in the sky
製作著作：VAP
公式ホームページ：http://www.vap.co.jp/ponque/
©VAP