溝端淳平が8年ぶりに民放連ドラ主演!「俳優人生の第二章、第一幕の始まり」『仮面同窓会』6・1スタート

ドラマ
2019年04月10日

『仮面同窓会』
 溝端淳平が主演を務めるドラマ『仮面同窓会』(フジテレビ系)が、6月1日(土)より放送されることが決定した。

 ミステリーの名手・雫井脩介の同名小説をドラマ化する本作は、出来心から始まったちょっとしたいたずらによって、4人の男たちが疑心暗鬼に陥っていくクライムサスペンス。

 8年ぶりの民放連ドラ主演、5年ぶりの民放連ドラ出演となる溝端は「蜷川幸雄さんとの出会いから舞台に没頭してきた、その経験を生かすチャンスが来たと思っています。以前、主演をやらせていただいたときとはお芝居に対する考え方も違いますし、今はゼロからのような心境です。そして、今年30歳になるというタイミング。元号も変わり、俳優人生の第二章、第一幕の始まりと捉えて取り組んでいきます」と意気込んだ。

 そして、「群像劇であり、とても重厚なサスペンスだと思います。洋輔という人間が回を追うごとにどういう風に変わっていくのか。また、周りの人間が隠していることや背負っている罪というものがとても細かく描かれ、付箋なども回収しつつ、台本が上がるたびにスリリングな展開に大きな衝撃を受けるという、近年にない面白いストーリーだと感じています」と作品の印象を明かした溝端は、「皆、人に対して多少なりとも仮面を被って生きていると思います。さらに、ネット社会では匿名で思ったことを言うこともでき、人間の関係性が簡略化されていくことに僕は恐怖を感じています。このドラマはそういったことをエンターテインメントとしてうまく描ける作品。見た後に緊迫した余韻に浸って、眠れなくなるようなものをお届けしたいです」と語った。

<原作者・雫井脩介 コメント>
 オトナの土ドラは2作目となりますが、この「仮面同窓会」のドラマ化は前回の「火の粉」以上に挑戦的な企画だと感じています。過剰な企みが詰まったこの作品に、土ドラの濃厚な味付けが加わり、視聴者を惹きつけて離さないサスペンスドラマが生まれることを期待しています。主人公の洋輔はどこにでもいる青年のようでいて、彼だけの屈託を抱えています。それがために新たな事件とも無関係ではいられなくなる。そうした複雑な内面を持つキャラクターを溝端淳平さんがどう演じられるのか楽しみにしています。誰が仮面を被っているのか。視聴者の皆さんには、洋輔たちと一緒に疑心暗鬼になって、彼らの素顔を見届けていただければと思います。

<STORY>
住宅設備機器を扱う営業マンの新谷洋輔(溝端淳平)。彼には高校卒業後、故郷を離れ、過去に蓋をして生きてきた2つの理由がある。18年前に事故で亡くした兄の記憶。青春時代に影を落とす忌まわしい1人の教師の記憶。
しかし、数か月前に人事異動で再び地元の支社へ戻ることになった洋輔は、偶然再会した高校時代の憧れのクラスメイトに誘われ、高校の同窓会に参加する。
童心にかえった洋輔を含む4人組は、ノリでかつての体罰教師への仕返しを計画。拉致をしてこらしめ、スッキリしたら解散。イタズラのつもりだった。しかし翌日、その教師はなぜか別の場所で遺体となって発見される。
 4人のうち誰かが現場に戻り教師を殺したのか。この事件をキッカケに、信じていたものが音を立てて崩れていく。

オトナの土ドラ『仮面同窓会』
6月1日(土)スタート
フジテレビ系
毎週土曜 後11時40分~深0時35分