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ソンジェ(超新星)インタビュー in ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」

ソンジェ(超新星)インタビュー in ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」

超新星のユナクさん、ソンジェさんによるダブルキャストで2016年9月に京都で初演を飾った韓国ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」。2017年2月には米国人俳優によってニューヨークのオフ・ブロードウェイに進出、そして3月には東京公演が決定した。主人公・シンクレア役で再び日本の舞台に立つソンジェさんに単独インタビューを敢行! 作品にまつわるお話はもちろん、気になるプライベートについても迫ります。

シンクレアを演じるということは、1つの作品で5人を演じるということ

ソンジェ(超新星)インタビュー

◆昨年の京都公演に続く再演が決まって、今はどんなお気持ちですか?

僕にとってとても愛情深い作品なのですごく光栄だし、京都公演を観に来てくださった方々にも感謝しています。前回をさらに上回る、より成長した公演になるように一生懸命準備していきたいです。

◆あらためて、シンクレアがどんな人物なのか教えてください。

子供のころに虐待を受け、それでも何とか自分で生き残っていこうとする非常に悲しい状況に置かれた少年です。5人の人格を持ち合わせた人物なので、シンクレアを演じるということは言ってみれば1つの作品で5人を演じるという表現もできます。

◆解離性多重人格という精神疾患を抱えたシンクレア。1人5役という難しい役どころですが、その中でも演じやすい人格、演じにくい人格はありますか?

一番大変なのは、乱暴な人格のジミー。僕は普段大声を出したり、人に対して怒ったりすることがあまりないんですが、この人格を表現するときは大きな声で叫んだりしないといけないのでなかなかうまくできなくて。怒るということは大きなエネルギーを発散するので、この役をつかむまでにはとても時間がかかりました。その一方で、楽とまでは言えないけど比較的表現しやすかったのは、落ち着いた性格のノーネームという人格は僕に合っていたんじゃないかなと思います。あとは幼い男の子や女の子の人格も出てくるので、すべてが難しかったです(笑)。

ソンジェ(超新星)インタビュー

◆今回はそのシンクレア役を、ユナクさんとソンジェさんに加え、韓国版「モーツァルト!」「エリザベート」など数々のミュージカルで活躍するイ・ジフンさんがトリプルキャストとして初挑戦されますね。ジフンさんは、台本を初めて手にしたとき、「膨大な量のせりふと歌を見て、果たして自分にこの役が務まるのだろうかと思った」とおっしゃっていました。

僕も京都公演で初めてこの作品に携わったとき本当に大変な思いをしたので、誰よりもその気持ちが分かります(笑)。でも、実力のある素晴らしい俳優さんなので、ジフンさんなら必ずやり遂げられると確信してますし、個人的にもジフンさんがどんなシンクレアを演じるのか楽しみです。僕の場合は昨年初めて練習に臨んだとき、イ・ゴンミョンさんをはじめとする先輩方や演出の方たちにたくさんのアドバイスを頂きました。それが僕にとって精神的にも大きな力になったと思います。

◆ゴンミョンさんは、前回の公演を通じて「ユナクさんが演じるシンクレアは荒々しい人格で、ソンジェさんが演じるシンクレアは端正でスッキリとした人格」と感じたそうです。ソンジェさんは、ユナクさんと自分自身が演じるシンクレアの違いについてどのように感じましたか?

同じ役柄でありながらユナク兄さんは僕と違う表現をしていたので、とても刺激を受けました。2人とも一長一短あったと思いますが、異なる印象を与えられたということは観客の皆さんにとってもいいことだと感じています。僕は僕、ユナクはユナクと違いはあるけど、はっきり言葉で表現するのは難しいですね。それぞれの持つ魅力を見せられた時間になったと思うし、今回はお互い成長した姿をお見せしたいです。

◆ちなみに、自分自身に備わっていたらいいなと思う“人格”はありますか?

人格というと難しいけど、もっと勤勉だったらよかったなと思います(笑)。どちらかと言うとなまけ者だから…。もちろんしなくてはいけないこと、すべきことはしますよ?(笑) それ以外の部分でもっと勤勉でマメな性格だったらいいなと思うし、そうなれるように努力はしたいんですけど…。自分にこれといった趣味がないのも、何をするにも面倒くさがりで勤勉さが足りないからじゃないかなって。だから、何か趣味があったらいいなと思います(笑)。

せりふは頭で覚えるというより筋肉が覚えるもの

ソンジェ(超新星)インタビュー

◆ソンジェさんはこれまでも数々のミュージカルを経験していますが、台本をもらって始めにすることは?

まずは全体の内容を把握するために小説を読むように通しで読んで、自分なりにそのキャラクターを分析して研究していくタイプです。

◆せりふはどのように覚えますか?

不思議なことに、せりふというのは頭で覚えるというより筋肉が覚えるものだと感じるんです。実際に音に出して、その音を聞きながらせりふが自然に口から出てくるようにしなくちゃいけない。昔は頭で覚えようとしていて、「それがダメなら書いて覚えた方がいいよ」とアドバイスをもらってやってはみたんですけど、いざ演じるときになかなか口からせりふが出てこないことがあって。先輩方に相談したら「そんなの当然だよ。せりふは体が覚えるものだから」と言われて、実際に経験を重ねる中で確かにそうだなって思うようになりました。

◆そうして体で覚えたせりふを本番で突然忘れてしまったことなど、今だから言える失敗談は?

実は何回かあります(笑)。すごく大切で重要なせりふ回しのシーンで、全体のせりふの半分ぐらいを丸ごと忘れてしまったことがあって。幸いなことに軽快なシーンだったので、そのせりふが抜けたことによって話の筋が大幅に変わってしまうことはなかったんです。でも、自分でも意識してないぐらいに、本当に丸ごと飛ばしてしまって(笑)。一緒に舞台に立っている俳優さんにも失礼だし、申し訳なかったです。僕のせりふに合わせて日本語字幕を表示してくれるスタッフさんもかなり戸惑ったんじゃないかなってすごく反省しました。

◆韓国語で上演する作品だと、観客の方は舞台と字幕の両方を目で追う必要がありますが、だからこそ演じる側として工夫していることはありますか?

おっしゃるとおり、海外での公演となるとどうしても字幕が必要になりますよね。なので、演技に支障がない限り、なるべくせりふを分かりやすく言うようにしています。それでも観客の皆さんの立場から言うと、きっと字幕も演技も同時に見なくちゃいけないから大変だろうなとも思います。だからこそ2回以上見ていただいて(笑)、最初は字幕を見て内容をじっくり理解して、2回目以降は演技のほうを重点的に楽しんでもらえたらうれしいです。もちろん気持ちを伝える手段として言語はとても大切ですが、その言葉の意味をはっきりと理解できないにしても、その言葉が発せられることで得られる感覚、フィーリングというものがあると思うので、それもすごく大切にしたいんです。韓国語であっても今どういうやり取りが舞台上で行われているのかがうまく伝わるように、心を込めてせりふを言うように心掛けています。

僕は“インタビュー”されるのはすごく好きです!(笑)

ソンジェ(超新星)インタビュー

◆1~2月はユナク&ソンジェ from 超新星としてリリースしたミニアルバム「Yours forever」のプロモーション活動や、ミュージカルの練習でも忙しかったと思いますが、オフの日はどう過ごしていますか?

好きなお酒を飲みながら、ゆったりとした時間を過ごしたり、映画を観たりしています。忙しくてなかなか会えていなかった友達とは年末年始に久々に会ったりして、少し余裕のある時間も過ごせました。

◆日本で活動している韓国のアイドルの方で、最近親交のある人はいますか?

仕事を通じて芸能人の方と友達になる機会が少なくて、芸能界の友達はさほど多くないんですが、兵役に就いていたときに後任で同じ部隊に入ってきたSUPER JUNIORのメンバーや東方神起のチャンミンさんは今でもときどき会いに行ったりしています。やっぱり一緒に寝起きを共にしていたこともあって、そういった付き合いが生まれたと思います。あとは2PMのJun. Kさんとは友達で、彼もソロで精力的に活動しているので、こういうときはこうしたほうがいいよってお互いにアドバイスし合ったりする仲ですね。

◆それでは最後に作品名にちなんだ質問ですが、ソンジェさんはこうして“インタビュー”されるのはお好きですか?(笑)

アハハ(笑)。好きですよ! こういう時間を持てることによって、自分がどういうことを考えているかをお伝えできますから。ただ僕の場合はほかのメンバーと比べてまだまだ日本語を流ちょうに話せるわけではないので、そういう意味では不便があるんですけど(笑)。通訳を通してちゃんと思いを伝えられるのであれば、とても意味のある時間だと思います。なので、僕はインタビューすごく好きです。

◆それはよかったです(笑)。インタビューは以上となります、ありがとうございました!

ありがとうございました~(笑)。

 

■PROFILE

ソンジェ(超新星)インタビュー●そんじぇ…11月17日生まれ。AB型。2007年に韓国デビュー、2009年に日本デビューした6人組ダンスボーカルグループ・超新星のメンバー。主な出演作に、ミュージカル「カフェ・イン-Mr.ソムリエ♥Ms.バリスタ-」「太陽を抱く月」「Summer Snow」「光化門恋歌」「美女はつらいの」など。2/26(日)に大宮ソニックシティ大ホールで行われる「10asiaJAPAN LIVE Vol.1」に出演。また、韓国初主演映画「Guest House」が待機中。


■公演概要

ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」
公演日:2017年3月1日(水)~3月5日(日)
会場:東京・Zeppブルーシアター六本木
席種・料金:全席指定13,000円
※小学生以下入場不可
※開場は開演の30分前

東京音協公式ホームページ:http://t-onkyo.co.jp/

[作・演出]チュ・ジョンファ
[作曲]ホ・スヒョン
[出演]ユナク(超新星)/ソンジェ(超新星)/イ・ジフン
イ・ゴンミョン/イ・ソングン/キム・ジュヨン

<STORY>
2001年、ロンドンのある小さい事務所のドアを叩く音…。ベストセラー推理小説「人形の死」の作家であるユージン・キムの事務所へ、作家志望の青年シンクレアが訪ねてくる。ユージンは、その前日に自殺を企てた連続殺人犯が書いた遺書を差し出し、シンクレアに文章を作ってみろと促す。遺書を読んだシンクレアは、“自分の中の怪物”という話を語りだすが、突然「人形の死」の実際のモデルはジョアン・シニアーではないかと尋ねる。慌てたユージンにシンクレアは、これまでの彼とは全く別人のように、「人形の死」を通して公になった“オフィーリア殺人犯”のスタートは、ユージン・キムであり、その後起きた連続殺人はユージンの模倣犯(コピーキャット)だと話す。

 
●photo/中田智章 styling/横田勝広(YKP)

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