屋良朝幸がピアノ弾き語りに初挑戦「自分の武器を封印してる」ミュージカル「I LOVE A PIANO」開幕

エンタメ総合
2017年05月25日

121524_01_R シーエイティプロデュース「I LOVE A PIANO」の公開舞台稽古&囲み会見が東京・DDD青山クロスシアターで行われ、主演の屋良朝幸、吉沢梨絵、樹里咲穂、鈴木壮麻、上口耕平、小此木まりが登壇した。

 本舞台は、客席数がたった200席ほどの小空間で、屋良をはじめ、ミュージカルで活躍する精鋭キャストがブロードウェイを代表する30曲以上もの楽曲を歌って踊る最高のエンターテインメントショー。

 屋良は「この6人だけのステージなので、出ていない間も早替えをしてたりしてずっと動きっぱなし。ピアノ1本といえどもすごいエネルギッシュな舞台になっている」と語り、「歌もすごく難しくて、僕が今までに歌ったことがない曲調なので“なんでこんなに半音が多いんだよ”とか(笑)。楽譜を見ながらすごく自分と葛藤してた。歌にしても踊りにしてもやっぱり今まで自分が見せてきたスタンスとは違うものなので、すべてが挑戦。自分の武器をすべて封印してステージに立っているので、観に来てくださるお客さんはすごく新鮮だと思います」と。

 ピアノの弾き語りに初挑戦している屋良は「歌がすごい震えちゃって、お化け屋敷なんじゃないかと思うくらい」とゲネプロを振り返ると、「ピアノは生涯弾くことはないと思ってた。これを機に挑戦させていただくということで、3か月くらいみっちり練習したので素敵な形で皆さんにお届けできれば」と笑顔を見せた。

 また、稽古中に屋良がよく差し入れをしていたそうで樹里が「某チキンがいい感じに揚がっている、おいしい叔父さんのやつを」と明かすと、「初通し稽古の直前だったんで、通しの前にこんな油っこいのはどうなのかなって思ったけど、女性陣が“いただきます!”ってガンガン食べてたのですごく圧倒されました。ありがたいです」と語った。

 ミュージカル「I LOVE A PIANO」は6月11日(日)まで東京・DDD青山クロスシアター、6月13日(火)、14日(水)は大阪・松下IMPホール、そして6月16日(金)にはよみうり大手町ホールにて東京凱旋公演が上演される。

公式サイト:http://www.iloveapiano.jp/