櫻井翔、嵐の「ふるさと」を北島三郎&松田聖子と歌い「北島さん、聖子さんと歌う曲に育つとは…」

エンタメ総合
2019年04月18日

『総決算!平成紅白歌合戦』
 4月29日(月・祝)放送の『総決算!平成紅白歌合戦』(NHK総合)の取材会が行われ、嵐の櫻井翔、北島三郎、松田聖子が出席した。

 この番組は、30年間の『NHK紅白歌合戦』の名場面や名歌唱を振り返る特別番組。2部に分けて放送し、第1部では、櫻井と小野文惠アナウンサーが司会を務め、北島、松田と嵐がスタジオで感動の思い出や今だから話せるエピソードを語る。第2部には内村光良とバナナマンが出演し、平成30年間の紅白でしか見られないスペシャルステージの名場面やハプニング集を紹介する。

 第1部の司会を務める櫻井は「昭和57年生まれですが、平成に元号が変わったときは小学校1年生。物心ついたときは既に平成ですので、平成最後に『紅白』を締めくくる番組のお話を頂いた時は本当に驚きました。北島さん聖子さんと嵐としてもご一緒できることを本当にうれしく光栄に思います」と。

 松田は「このような記念すべき番組に出演させていただけることを大変幸せに思っております。私自身も平成の紅白の素晴らしい場面をもう一度見せていただけるということで大変興奮しております。今日は楽しみに参りました」と。

 北島は「今日は櫻井君と聖子ちゃんに会うのが楽しみでした。(紅白には)おかげさまでたくさん出場させてもらったもんですから、いろんな思い出があります。映像も観ながらいろんなお話をしてみたいと思います」とそれぞれが特番への思いを語った。

 今回、司会を担当するにあたり、収録前に過去の映像を見たという櫻井は「初登場でガチガチに緊張した嵐が、大先輩の北島さんに『紅白とは?』と聞いているシーンがあって、そこからご一緒させていただいているんだとグッとくるものがありました」と北島との共演について感慨深げに語り、松田との共演については「聖子さんは2011年に『上を向いて歩こう』を歌われたシーンがとても印象的でした」と語った。

 紅白の印象について松田は「いろんな歌手の皆さんと応援したり、踊ったりすることが多いのでとても楽しいです。やはり私は大先輩・北島さんの『まつり』で気合が入りました。みんなで一緒にやった昨年の『まつり』が印象に残っています」と。

 北島は「紅白はいつも絶対に無くなってはいけない番組だなと思います。出場する私たちも、見ている方も『今年はいろんなことがあったな』『来年もいい年になるように頑張ろう』という願いをこめて新しい年を迎えていく番組。私たちも一年間支えてもらってここまで来たんだという感謝の気持ちがあるからすごく力が入る。だから誰が出てきてもみんなかっこいいと思っちゃう。思い出はいっぱいあります」と力強く語った。

 平成30年間の紅白について櫻井は「最初の10年は視聴者として見ている番組で、次の10年はジャニーズ事務所に入って憧れの舞台。そして、最後の10年の最初のタイミングで紅白に出演させていただいて、以来お招きいただいている。毎年お声がけいただくたびに、一年間頑張ってきてやっと出られる夢の舞台。それは変わらないです」と。

 また、昨年白組の司会を務め、「その年にデビューした方から北島さんのように長く第一線で活躍されている方々までこれだけ幅が広い人が共演する番組はなかなかないと痛感しました。憧れの夢の舞台であると同時に、デビューしたばかりの方々にもチャンスの機会があるような番組であり、そうであってほしいと思いました」と語った。

 会見中には 2010年の『第61回NHK紅白歌合戦』のために制作された嵐の「ふるさと」を北島と松田と嵐が歌うことも発表された。櫻井は「紅白の中で出来た嵐の楽曲『ふるさと』が、のちに平成の紅白を振り返る番組で、北島さんと聖子さんと嵐で歌う曲に育つとは夢にも思っていなかったです。すごい感動しました」と感激し、北島は「難しいですよ。一生懸命ついて歌いました」、松田も「楽しかったです」と語った。

『総決算!平成紅白歌合戦』
NHK総合
4月29日(月・祝)
第1部 後7・30~8・55
第2部 後10・00~11・30
※後8・55~10・00はニュース中断