坂口健太郎×杏が7月期月9ドラマでW主演!“凸凹公取委バディ”役に挑む『競争の番人』

ドラマ
2022年05月16日
『競争の番人』©フジテレビ

フジテレビでは、7月スタートの月9ドラマにて、坂口健太郎と杏がW主演を務める『競争の番人』(フジテレビ系 午後9時〜9時54分)を放送することが決定。坂口と杏をはじめ、原作者・新川帆立らからコメントが到着した。

本作は、坂口健太郎演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく物語。

誰もが一度は聞いたことがあるが、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした“凸凹バディのエンタメ・ミステリー”となり、実際に公正取引委員会で撮影を行うなど、公正取引委員会の全面協力の元、リアリティあふれる作品に仕上がっている。

坂口は、本作が月9ドラマ初主演作に。杏は『デート〜恋とはどんなものかしら〜』以来、7年ぶりの月9主演。また、坂口と杏の共演は、2016年公開の映画「オケ老人!」以来6年ぶり、ドラマでの共演は本作が初となる。

本作の舞台は、今までドラマとして描かれることがなかった「公正取引委員会」。原作は、現在放送中の月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者・新川帆立が、5月9日に発売した最新刊「競争の番人」だ。同じ原作者の作品を2クール連続で放送するというのは、フジテレビ史上でも過去にない異例のケースとなる。

『競争の番人』(C)新川帆立/講談社

発表に当たり、坂口は「今回、公正取引委員会の話だと伺った時は、正直良く分かりませんでした。もちろん、公正取引委員会という名前を聞いたことはありますが、弁護士ものや警察ものとは違いそうですし…。一体、どういう話になるんだろう? と思いましたが、台本をいただいて一読したら、ものすごく面白い話だったので、楽しく撮影に臨めそうだなと思いました」と振り返る。

杏との共演については、「小勝負と白熊としての僕と杏さんの空気感は自然と出来上がっていきました」と。「小勝負が所属するダイロクのみなさんとお芝居をするときは、そんな小勝負と白熊の雰囲気が一緒にいるみなさんにも伝わっているからか、現場の空気感がすごく心地良いです」と語った。

対する杏も「映画での共演はありましたが、タッグを組むようなお芝居をするという意味では初めてです。小勝負と白熊の関係も自分たちとかけ離れたイメージを持ち込むことなく、自然な感じでできていますし、年齢も近いので、考え方などにギャップを感じることもなく、一緒に演じるのは楽しいです」と坂口の印象をコメント。

続けて、「今の生活で販売されている水は何百、何千種類とあり、デザインなど全てが競争の中で取り扱われているんだと知って、スーパーに買い物に行った時のちょっとした目線が変わった気がします」と。

「そんな競争をジャッジするのが小勝負や白熊なのですが、その中でいろいろな人の人生と社会が混ざり合っていく様子が、上手く表現されていると思うのでワクワクしています。このワクワク感をみなさんにも味わっていただけたらと思います」とメッセージを寄せた。両名と新川のコメント全文は、次ページに掲載。

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