米や学校、土地、お酒など生活に深く関わる“意外なルール”を池上彰が徹底解説

バラエティ
10時間前
『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』
『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』

『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』(テレビ朝日系)が、5月10日(土)午後6時56分~8時54分に放送される。

今回は、米や学校、土地、お酒など生活に深く関わる「意外なルール」を、池上彰が徹底解説する2時間スペシャル。ゲストとして、三田寛子、井戸田潤、カズレーザー、新山(さや香)、堀田茜、砂田将宏(BALLISTIK BOYS)が出演する。

昨今、値上がりが続いて話題となっている米。実は、その値上がりは、米に関するルールを変えたことに起因していた。現在、米はスーパーマーケットやECサイト、ふるさと納税など、さまざまなルートで手に入れることができるようになったが、昔は米の生産や流通を国が管理していて、国が指定した販売所に行って、「米穀通帳」を見せないと手に入らなかった時代があった。

そして、30年ほど前までは「食糧管理制度」というルールにより、国が生産者から米を買い上げ、農協を通して流通させるという販売ルートで管理されていた。農協は正式名称を「農業協同組合」といい、利益は追求せず、組合員の生活を守り、向上させることを目的としている。もともとは、戦後に起こった食糧難の際、米の配給制を進めるために作られた組織だったが、現在は、農業以外にもさまざまな事業を行う大きな組織へと成長した。

食糧管理制度は、今から30年ほど前に廃止されたが、なぜ国は管理をやめたのか。堀田は「国が高いお金で米を買って安い値段で消費者に売ることは長続きしない。それに気づいたのでは?」と予想するが…。また、20年ほど前には規制緩和が進み、農協を通さなくとも自由に米の流通や販売ができるようになったが、このことが米の値上がりを加速させる原因にもなったという。複雑になった流通ルートが関係しているというが、どういうことなのか。

そして、米の値段高騰を解消するために備蓄米が放出されたが、それでも値段はそこまで下がらないとみられている。その背景にある意外な備蓄米のルールも明らかに。そんな米の値段は今後どうなっていくのか、池上が見解を交えながら詳しく解説する。

番組では、土地や建物の意外なルールも紹介。実は今「耕作放棄地」が問題となっている。耕作放棄地とは、かつて耕作していた土地で過去1年以上作物を作付けせず、数年間農家が再び作付けする意思のない土地のことで、40年前と比べて3倍以上に増えているとみられるが、それはなぜなのか。砂田は「農家が減って生産者がいなくなってる」と予想し、三田も「高齢化で(農業に取り組む)若い人がいないのでは」と解答。関連する意外なルールとは。

一方で、農地が空いているのなら、その土地を活用して米を作ればいいのではと考られるが、米に限らず、農業に大企業が参入するにはいくつかのルールがあった。農業の継続を目的に定められたそのルールとは。

また最近、日本では空き家問題が深刻化しており、多くの空き家が壊されないまま放置されている。その要因には、解体費用や相続問題のほかに意外な理由も。空き家に潜む問題や、その背景にある土地や建物のルールに迫る。

学校には校則など学校独自のルールのほかに、意外と知らないルールが。その1つが「学校の作り」。教室のドアは必ず2つあるが、それもルールで決まっており、火災などの非常時に、片方のドアが使えなくなっても、もう片方のドアから逃げることができるように2か所以上のドアの設置が義務付けられている。

また、学校の校舎は、小学校は3階以下、中学校は4階以下が推奨されており、これにはスタジオ一同は「そうだったんだ!」と驚く。さらに、教室の窓は全て左にあるのですが、一体なぜなのか。三田は「右から日が差すと右利きの場合は自分の手が影になって暗くなってしまうから」と予想するが、果たして正解は…。他にも、給食や校長先生の話に関する意外なルールも紹介する。

その他、お酒に関する意外と知らないルールについてもひもといていく。

番組情報

『池上彰のニュースそうだったのか!!』
テレビ朝日系
2025年5月10日(土)午後6時56分~8時54分

ニュース解説:池上彰
進行:宇賀なつみ
ゲスト:三田寛子、井戸田潤、カズレーザー、新山(さや香)、堀田茜、砂田将宏(BALLISTIK BOYZ)

©テレビ朝日

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025春ドラマ最新情報まとめグラビア関連記事一覧