『べらぼう』片岡愛之助、演じた鱗形屋孫兵衛は「すごく人間くさい人物だった」

ドラマ
17時間前
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』

横浜流星主演の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時ほか)で鱗形屋孫兵衛役を演じた片岡愛之助のコメントが到着した。

本作は、親なし、金なし、画才なし…とないない尽くしの生まれから、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(蔦重/横浜流星)の活躍を描く物語。

片岡が演じたのは、大人向けの絵本・黄表紙「金々先生栄花夢」で黄表紙のパイオニアとなった江戸を代表する日本橋(いまの中央区)や深川(いまの江東区)の地本問屋の主・鱗形屋孫兵衛。蔦重に初めて本格的な本づくりの仕事を任せるなど、商売の基礎を指南する。やがて蔦重が本格的に本屋業に乗り出すと一転、ライバル関係となり、激しい争いを繰り広げた。

片岡愛之助 コメント

◆第19回(5月18日放送)の蔦重と和解するシーンがクランクアップだったそうですが?

なんだか感動しました。最初からずっと蔦重の成長の物語で、彼が何者でもないところから驚異的な存在になってくるわけですから。いろんな思いがあったということを蔦重本人に伝えられて、僕の中ではいいシーンになったと思いましたし、クランクアップがあのシーンで良かったと思いました。

◆愛之助さんが思う「鱗形屋孫兵衛」とは?

鱗形屋さんはすごく先見の明があると思います。いろんなことがうまいんだけど、ただ一つ、商売が下手(笑)。ものすごいことをやるんだけど、自分の店は全然売れてないという。
やっぱりこの時代みんな生き抜くことはとても難しい。こちらから見るとものすごい悪人に見えるけど、違う角度から見ると「この人がいるから成り立っている」みたいな感じって、今の社会でもどこでもあるわけです。彼も悪いことをやろうと思ってやっていたわけではなく、すごく人間くさい人物だったと思いました。

◆印象に残っているシーンは?

牢屋に入れられたシーンですね(笑)。捕まって、しばかれて…これはしばかれる人がうまくないと痛々しくも見えないし、難しいんです。歌舞伎でも刀で斬る役はあっても、斬られる役をやることがほぼないので、やられるということの難しさが分かって、勉強になりました。

◆『べらぼう』を去ることについて

とても寂しいですね。 これから先どうなるのか、僕も台本をもらってないので知らないんです。
蔦重がどういうふうな足がかりでメディア王になっていくのか、皆さんと一緒に楽しみながら見守りたいと思います。

番組情報

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
NHK総合
毎週日曜 午後8時/再放送 翌週土曜 午後1時05分

NHK BS
毎週日曜 午後6時

BSP4K
毎週日曜 午後0時15分/再放送 毎週日曜 午後6時

作:森下佳子
出演:横浜流星、安田顕、小芝風花/里見浩太朗/渡辺謙

制作統括:藤並英樹、石村将太
プロデューサー:松田恭典、藤原敬久、積田有希
演出:大原拓、深川貴志、小谷高義、新田真三、大嶋慧介

©NHK

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