

日曜ビッグバラエティ『ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン』(テレ東系)が、6月15 日(日)午後6時30分~8時50分に放送される。
2017年の番組開始当初から、ストーリー・テラーに小泉孝太郎を迎え、「ニッポンの優れた技術を世界へ!」をテーマに、世界の困っている人たちを救うべく日本が誇るあらゆる分野のスゴ腕職人が修理の旅へ向かう人気番組の第9弾。今回の舞台は、東西の文化が交錯する神秘の国・ジョージアと、シリーズで初めてのアフリカ大陸への上陸となる悠久の歴史に彩られた古代文明発祥の国・エジプトの2か国。
ジョージアでは、日本人もこよなく愛する温泉施設の修理依頼が。「簡易的に地元の人が作ったので狭い、建物もかなり古くて危険。しかし、ここを訪れる人はいるので、外にゆっくり入れるお風呂を作ってほしい」というのが今回の依頼。村自慢の豊かな源泉は、人々の体を癒やし、国中から療養者が多く集まる村の誇りでもあった。しかし、ソ連の崩壊とともに、いくつもあった温泉施設の多くは廃虚になり、たった一つ村に残っていた施設も倒壊寸前で温泉とは言えないほどボロボロな状態。村人たちの願いは、人々が再び集う温泉施設の復活。果たしてその願いをかなえることはできるのか。自然の猛威と戦いながら、ニッポンの職人が熟練の技と驚きのアイデアで不可能を可能にする。
エジプトでは、貧富の差が社会問題となっており、世界最古のピラミッドにほど近いアブシール村も例外ではなく、経済的な理由で学校へ通えず学ぶことができない子供たちのために、地元住民が私財を投じて運営する施設からSOSが届く。
文字の読み書きを教えているのに机も椅子もないため、みんな膝の上にノートを置いて書いているのが現状。幼稚園児から中学生までが通っており体格差があること、イスラム教なのでお祈りをする時間があり、机を置くと邪魔になってしまうことも難点。「子供たちがしっかりと勉強できるように…」ニッポンの家具職人が、お祈りの邪魔にならない幼稚園児から中学生までが使える机を作る。
他にも、リペア職人が消えづらく描きづらい黒板を、消えやすく描きやすい黒板に修理。さらに、夏は40度を超える暑さなのに冷房がない過酷な環境を改善すべく、左官職人が涼しくなる壁に修理する。
そしてもう一つの依頼は、村にあるたった一つの滑り台。廃材や家具の一部で作られたその滑り台は、一歩間違えれば大けがをしてしまうほどボロボロで危険な状態。乾燥した気候で上質な樹木が育たないエジプトでは、使える木材が限られている。宮大工が伝統の技術と最新の知識で、子供たちが安心して遊べる滑り台の修理に挑む。
小泉孝太郎 コメント
◆今回で第9弾となりますが、本番組の魅力や今回の見どころをお聞かせください。
この番組の主役であるニッポンの職人さんたちが海を渡って初めての土地で、熟練の技やアイディアで難題に取り組むわけですが、おそらく現地の方の期待を超えるようなお仕事をしていると思いますし、職人さんの思いやりや真心がつまっていますよね。そこが、この番組の大きな魅力だと思います。今回も過酷な環境下にもかかわらず、ボロボロの建物などを職人さんの技術で劇的に生まれ変わらせていて、日本人として誇らしい気持ちになります。難題をどのように乗り越え修理するのか、注目してほしいです。
◆小泉さんが今、職人さんに直してほしいものを教えてください。
20代の頃から履いていたお気に入りのブーツがあったのですが、何回か修理に出したんですけどだめで、本当に履きつくしたので処分してしまったんです。あのブーツをきれいに直せる職人さんと会いたかったなという気持ちはあります。
あと、僕がよく行くゴルフ場のお風呂場なのですが、洗い場の床がなぜか水が排水溝の方に流れていかなくて…。職人ワゴンの職人さんたちだったらどういうふうに直してくれるかなと、そのゴルフ場に行くたびに、これ直してほしいなと思います(笑)。
番組情報
日曜ビッグバラエティ『ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン』
テレ東系
2025年6月15日(日)午後6時30分~8時50分
民放公式テレビ配信サービス「TVer」でリアルタイム配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP、TVer、Lemino)で見逃し配信
ストーリー・テラー:小泉孝太郎
職人:矢谷勇樹、川原敏幸、中村斗茂栄、中田周作、大門康二
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