『しあわせな結婚』吉田ユニが手掛けた“指輪”がモチーフのポスタービジュアル解禁 劇伴は世武裕子 Netflixで世界配信も決定

ドラマ
12時間前
『しあわせな結婚』
『しあわせな結婚』

主演・阿部サダヲ×ヒロイン・松たか子×脚本・大石静の木曜ドラマ『しあわせな結婚』(テレビ朝日系 7月17日(木)スタート 毎週木曜 午後9時~9時54分 ※初回拡大SP)のポスタービジュアルが解禁。さらに、劇伴音楽を世武裕子が担当することや、Netflixでの世界配信も決定した。

本作は、大石静の脚本で夫婦の愛を問う完全オリジナルのマリッジ・サスペンス。主人公は、テレビにも出演する人気弁護士・原田幸太郎(阿部)。幸太郎は入院先の病院で、感情を表に出さず、ほとんど笑顔も見せないミステリアスな高校の美術教師・鈴木ネルラ(松)と運命の出会いを果たす。独身主義を貫いてきた幸太郎の結婚観を大転換させたネルラだが、実は大きな秘密を抱えていて…。電撃結婚後、少しずつ明らかになっていくネルラの秘密。その秘密を知ってもなお、幸太郎はネルラを愛し続けることができるのか。

このたび、本作のメインビジュアルが解禁。このメインビジュアルとティザービジュアルを手掛けたのは、人気アートディレクター・グラフィックデザイナーの吉田ユニ。吉田は、ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い』(2022年)のメインビジュアル、星野源の『恋』『ドラえもん』のCDジャケットやMVを手掛けたほか、数々の広告デザインやプロダクトデザイン、装丁などで斬新なアイデアと唯一無二のセンスを発揮。韓国の演劇『マクベス』(2024年)のポスターを手掛けた際には、世界三大広告賞のひとつ「Clio Awards」の「Clio entertainment」で、キーアート、キーアート・クラフトの2部門でゴールドを受賞するなど、世界的に高い評価を受けている。

ティザービジュアルでは、松が持つブーケを仮面に見立てて実際の花を使って作成。そしてメインビジュアルでは「どんな秘密があっても、愛し続けることを誓いますか?」という“究極の夫婦愛”を問う本作のテーマを掲げたキャッチコピーに、手を伸ばした阿部と松を俯瞰で捉え、指輪に見立てるというインパクトのあるビジュアルを作り上げた。

「部屋を俯瞰から見た視点で、椅子が倒れ、グラスが割れている不穏な空気感を出しながら指輪に見立てて表現しています。結婚を想起させるモチーフを使いながらミステリアスな雰囲気を出しました」という吉田の言葉どおり、『しあわせな結婚』というハッピーなタイトルに、マリッジ・サスペンスの不穏さが潜む、ミステリアスな1枚に。“しあわせ”と“不穏さ”という真逆のイメージが融合した世界観の中で、じっとカメラを見つめる2人の表情に隠された意味とは…。

劇伴音楽を担当するのは、映画『カラオケ行こ!』(2024年)で、「第48回日本アカデミー賞」最優秀音楽賞を受賞したシンガーソングライター・映画音楽作曲家の世武裕子。映画『羊と鋼の森』(2018年)、『劇場アニメ 君の膵臓をたべたい』(2018年)、『エゴイスト』(2023年)、ドラマ『好きな人がいること』(2016年)、連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016年)など話題作の音楽を多数手掛ける世武は、本作に参加するにあたり「“世界観の一点突破!”で取り組みました(笑)」とコメント。「どこか少しおとぎ話のような登場人物たちは浮遊感があって、チャーミングで、夢のよう。同時に、明日街のどこかですれ違っても違和感がない気もする。そんな彼らそのもののような音楽を目指しました」と語っている。

また、本作は、放送直後から「TVer」で無料見逃し配信、「TELASA(テラサ)」では見放題配信をスタート。さらにNetflixで、国内は放送翌日から、海外では190以上の国と地域で順次配信することも決定した。

吉田ユニ(アートディレクター)コメント

今回、この大石静さんのオリジナル作品のビジュアルを担当させていただけて、とても光栄です。
ティザーとメインビジュアルどちらも担当させていただきました。ティザーは、お2人のお顔をしっかり出しながらブーケを仮面に見立てて作っています。メインビジュアルは、部屋を俯瞰から見た視点で、椅子が倒れ、グラスが割れている不穏な空気感を出しながら指輪に見立てて表現しています。どちらも結婚を想起させるモチーフを使いながらミステリアスな雰囲気を出しました。
撮影する前のスタジオでは、お2人ともすごく明るく談笑していて飾らない気さくな雰囲気で、カメラの前では表情が一瞬でドラマの世界観になり、目力にとても引き込まれました。
タイトルだけだとまだまだ想像できない、奥が深くミステリアスな、そしてそこに見る人もどんどんはまっていってしまいそうなドラマだと思います。私自身も既に楽しみです。

世武裕子(シンガーソングライター・映画音楽作曲家)コメント

しばらくドラマの音楽を書いていなかったので、最初は“映画であて書きばかりの私の音楽は通用するのだろうか?”と不安でした。全曲書き終えた今も通用しているのかは分かりませんが(笑)。でも、“パワフルでクリエイティブなチームに加われるならやってみたい”と、好奇心が勝って参加しました。制作はとっても楽しくて、お受けして大正解でした!
制作には、とにかく「世界観の一点突破!」で取り組みました(笑)。どこか少しおとぎ話のような登場人物たちは浮遊感があって、チャーミングで、夢のよう。同時に、明日街のどこかですれ違っても違和感がない気もする。そんな彼らそのもののような音楽を目指しました。
大石さんの脚本には、キャラクターの背景、ディテールがいろいろと書き込まれていて、ゼロから生み出す人の頭の中はどうなっているんだろう…と尊敬するばかりです。物語を書ける人って本当にすごいですよね。さらっと挑戦的なところがこの作品の魅力だと思います。どこにも属していないような距離感も面白いと思います。まだ第1話の映像を少し観ただけですが、そういう期待と、二人の行方が、楽しみでなりません。

第1話(7月17日(木)放送)あらすじ

弁護士の原田幸太郎(阿部サダヲ)は、世間の注目を集めるセンセーショナルな事件の裁判で多くの無罪を勝ち取るかたわら、テレビ番組にも出演。お茶の間から絶大な支持を得ているスター弁護士だ。本業と並行してワイドショーやクイズ番組で活躍するなど、多忙な日々を送っている。
ある日、幸太郎は討論番組出演中に倒れ、病院に搬送される。一命をとりとめた幸太郎だが、すでに親はなく、50年間独身主義を貫いてきたため、見舞いに来る人もいない。ふいに猛烈な孤独感に襲われた幸太郎は、思わずエレベーターに乗り合わせた見知らぬ女性・鈴木ネルラ(松たか子)に声を掛けてしまう。するとネルラは突然持っていた紙袋を幸太郎に渡し、足早に立ち去る。
あぜんとしながらもネルラのことが頭から離れなくなる幸太郎…。しかし、もう一度彼女に会いたいという願いはかなわぬまま、退院の日がやってくる。幸太郎が玄関を出ると、なんとそこにはネルラの姿が。驚く幸太郎に彼女は言う、「うち行きませんか?」。
ネルラに運命を感じた幸太郎は、まさかの電撃結婚。各階に彼女の父・寛(段田安則)、弟・レオ(板垣李光人)、叔父・考(岡部たかし)が暮らすマンションで新婚生活をスタートさせる。週に一度、家族で食事を楽しむなど、鈴木家の結束は固く、元来“ひとり好き”な幸太郎は“こういうの苦手”と思いながらも少しずつなじんでいく…。

番組情報

『しあわせな結婚』
テレビ朝日系
2025年7月17日(木)スタート
毎週木曜 午後9時~9時54分

出演:阿部サダヲ、松たか子、板垣李光人、玉置玲央、金田哲、馬場徹、辻凪子、堀内敬子、小松和重、岡部たかし、段田安則

脚本:大石静(『光る君へ』『星降る夜に』『大恋愛~僕を忘れる君と』『セカンドバージン』ほか)
音楽:世武裕子
主題歌:Oasis『Don’t Look Back In Anger』
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:田中真由子(テレビ朝日)、森田美桜(AOI Pro.)、大古場栄一(AOI Pro.)
監督:黒崎博 (『さよならのつづき』『青天を衝け』『ひよっこ』『セカンドバージン』ほか)
制作協力:AOI Pro.
制作著作:テレビ朝日

©テレビ朝日

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