

及川光博が主演を務める新日曜ドラマ『ぼくたちん家』(日本テレビ系 10月スタート 毎週日曜 午後10時30分)に、手越祐也の出演が決定した。
本作は、現代にさまざまな偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。
プロデュースを務めるのは、『すいか』(2003年)、『野ブタ。をプロデュース』(2005年)、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(2006年)、『泣くな、はらちゃん』(2013年)、『メタモルフォーゼの縁側』(2022年)、『だが、情熱はある』(2023年)など多数のドラマ・映画を世に送り出してきた河野英裕。脚本は、日テレシナリオライターコンテストで2023年度審査員特別賞を受賞した期待の新星・松本優紀が手掛ける。
主演を務めるのは、“永遠の王子”及川光博。連続ドラマ主演は21年ぶり、そしてGP帯主演は本作が初となる。及川が演じるのは、恋のために家を買おうとする50歳の心優しきゲイ・波多野玄一。不器用で、やたら情に厚い玄一は、ある日、偶然出会った人生も恋も冷めきったクールなゲイの青年に出会い、恋をする。さらに、2人の前にトーヨコに入り浸る訳アリの15歳の少女が現れ、社会のすみっこでつながった3人の奇妙な生活が始まる。
このたび、新たに手越祐也の出演が決定。手越が演じるのは、38歳の中学教師・作田索。人生も恋も冷めきったようなクールなゲイで、ある日偶然出会った玄一によって、翻弄されていくことになる。手越は、本作が7年ぶりのドラマ出演となる。
及川光博 コメント
今回、恋の相手役として初めて手越くんとご一緒することになりました。
普段、ドラマや映画の現場では、周囲とのバランスを取るのが好きで、バイプレイヤーとして立ち回ることが多いのですが、手越くんの全開のポジティブパワーに出会い、その勢いに圧倒されました。私もよく“陽キャ”と思われがちですが、実は「ビジネス陽キャ」なんです(笑)。一方、手越くんはまさに天然の陽キャですね。現場のムードメーカーとしても素晴らしく、共演者としてとても心強い存在です。
和気あいあいとした現場から、楽しいドラマを一緒に作っていきたいと思います。
手越祐也 コメント
この作品のお話をいただいた際に、プロデューサーの熱い想いを伺い、「“索”役は手越さんにお願いしたい」と言っていただけたことに感銘を受け、素直にうれしく思いました。実際に監督たちとお会いして、僕が考える“索”のイメージを伝えると、脚本が進むごとにそのイメージに近づいていき、僕らしい“索”を考えてくださっているんだなと感動しました。
及川さんとは初対面でしたが、とても気さくで明るい方で、すぐに打ち解けました!
僕は人との距離を一気に縮めるタイプなので、初対面から「ミッチー」と呼んでしまって(笑)。
現場の雰囲気も良く、「これは楽しい撮影になりそうだな」と今からワクワクしています。
脚本を読んでいると、自然と笑みがこぼれたり、涙があふれたり、心が大きく揺さぶられました。
LGBTやトーヨコなど、現代を象徴するテーマも描かれており、僕自身、愛の形は人それぞれで、誰かがそれを批判したり否定したりするものではないと考えています。
互いが幸せならそれでいいじゃない!と、これまでの人生で感じてきた思いや、この作品の楽しさ、そして「みんなが悩みを抱えながら生きていて、みんなが同じでなくてもいいんだよ」というメッセージを、この作品を通して伝えたいです。
プロデューサー・河野英裕 コメント
20年前、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』というドラマで高校生役として出演してくれた手越祐也さん。
制服姿の手越くんのけなげでキュート、そして愛嬌たっぷりのコミカルな姿は、今も鮮やかに覚えています。
そして今回、久しぶりにテレビドラマで“役者・手越祐也”を届けられることが、本当にうれしいです。
演じるのは、恋や人生に少し距離を置きながらも、どこか心の奥底には熱を秘めたゲイ・作田索。
派手な笑顔の裏にある人間くささや弱さを、どう見せてくれるのか楽しみでなりません。
バラエティーで見せる姿とはまた違った、俳優・手越祐也に出会える作品になるはずです。
ミッチー&手越って、想像を超えてくる気がします。
その瞬間をぜひ、目撃してほしいです。
番組情報
『ぼくたちん家』
日本テレビ系
2025年10月スタート
毎週日曜 午後10時30分
出演者:及川光博、手越祐也 ほか
キャスト近日解禁予定
脚本:松本優紀
音楽:東川亜希子、神谷洵平
インクルーシブプロデューサー:白川大介
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:河野英裕、西紀州、岡宅真由美
演出:鯨岡弘識、北川瞳
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
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