「回さないから回ってほしい」トンツカタン・森本晋太郎のネクストブレイク紀行【第70回】

特集・インタビュー
トンツカタン・森本晋太郎のネクストブレイク紀行
6時間前

お笑いトリオ・トンツカタンの森本晋太郎さんがTV LIFEで連載中のコラム「トンツカタン・森本晋太郎のネクストブレイク紀行」。「今年売れる」と言われ続ける中での出来事や本音が綴られた“飛躍を夢見る芸人の備忘録”をwebでも公開します。今回は、とりやま生配信さんとの『おこたしゃべり』&『トンツカタン森本のMC休止中』の話。(TVLIFE 2026年1月7日発売号より転載)


「回さないから回ってほしい」

これを読んでいるみなさんは『おこたしゃべり』をご存知だろうか?2017年12月1日に僕が同期の鳥山と一緒になんの気なく始めた雑談の生配信で、初回を終えて楽しかったから「またお互いが暇な日に集まってやろう」と約束したところ、翌日には2回目の配信を行っていた。そんな調子で今日まで約8年間、今でもほぼ毎日のようにふたりで1時間の雑談を日記代わりに世に放っている。鳥山に関しては様々な紆余曲折を経て数年前から「とりやま生配信」という覚悟の改名をしたくらい、生配信がライフワークになった。

ここまで書いてみると、さぞ軌道に乗っているのだろうと思われるかもしれない。たしかにYouTubeチャンネルは収益化できている。しかし、配信するために借りるレンタルスペースなどもろもろの経費を差し引くと8年やってトータルで少しだけ赤字なのだ。それなのにも関わらず、もはや近年は「チャンネルを大きくしたい」や「バズりたい」などの欲はほとんどなくなった状態で毎日配信している。なにも知らなかった人にここまでの説明を口頭ですると十中八九、相手の眉間にシワが寄るのであまり進んではしないようにしている。

そんな中、先日ABCラジオで『トンツカタン森本のMC休止中』というポッドキャストが始まった。普段MCや裏回しをすることの多い森本がその役割をあえてせずにトークするというコンセプトなのだが、この番組のアシスタントが何を隠そうとりやま生配信。そう、ついに『おこたしゃべり』が仕事に繋がったのだ。しかも初回配信はスタッフさんの粋な計らいで12月1日になった。丸8年を迎える記念すべき日に、ポッドキャストを始めることができたのである。エモさよりも「ずいぶん時間かかったな」という印象がギリギリ上回る年数だ。

しかしながら裏を返せばその分息の合ったかけあいを披露できるということでもある。妙にストイックで気味の悪い8年間の集大成をぶつけるつもりで初回収録に臨んだ。すると普段MCをしすぎている癖で当たり前のように回してしまってコンセプトを台無しにしてしまったり、とりやまも慣れないアシスタントに緊張して顔面蒼白になってしまったりと、これまで培ったものを特に見せつけることなく終わっていった。その証拠に、YouTubeのコメントに「張り切りすぎててお互いの話ちょっとずつ無視してて草」と書かれており、傍から見ても空回りしていることがわかる。

そんな『MC休止中』は今のところ全12回を予定しており、再生回数によって継続が決まるとのこと。シビアではあるが、どちらに転んだとしても、『おこたしゃべり』を休止することはないだろう。


森本晋太郎
●もりもと・しんたろう…1990年1月9日生まれ、東京都出身。お笑いトリオ「トンツカタン」のツッコミ担当。プロダクション人力舎のお笑い養成所・スクールJCA21期を経て、現在はテレビやラジオで活躍中。趣味でもあるツッコミに特化したYouTubeチャンネル「タイマン森本」も好評。初の書籍「ツッコミのお作法」(KADOKAWA刊)も好評販売中!

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