
TV LIFE webで連載中の「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」。2022年から約4年にわたりお届けして来た本連載は、今回をもって最終回を迎えます。第50回はこれまで紹介してきた作品を振り返りながら、特に印象に残っている作品や連載を通して感じたこと、そして河口さん自身が感じる4年間の変化などについて語っていただきました。
◆今回で連載50回、そして最終回です。
あっという間ですね! 終わってしまうのは寂しいですが、まさか4年も続けさせていただけるなんて思ってもいなかったので、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
◆4年間続けてきて、ご自身の絵や文章に変化はありましたか?
私はもともと理系で、文章を書くことが得意ではなかったんです。でも連載を始めてから、ファンの方や家族から「文章が読みやすい」と言っていただく機会が増えて。今まで自信がなかったところに、少し自信がついたような気がします。
◆ファンの方からの感想もチェックしていますか?
SNSのハッシュタグを通して皆さんの感想を読むこともありますし、お話し会イベントで直接伝えていただくこともあります。こうして長い間続けるにあたっては、ファンの皆さんの感想や応援の声がすごく励みになっていました。
◆これまでの連載を振り返って特に印象に残っているイラストを3つ挙げるなら、どの作品でしょうか?
1つ目は第23回の「13日の金曜日」です。オレンジのワンピースを着ているイラストを描いたのですが、自分でも結構気に入っていて、マネージャーさんにも褒めてもらいました。

◆瞳の輝きやまつ毛、髪形など、人物の細かいところまで丁寧に描かれていますよね。
ありがとうございます。以前、全国ツアーで乃木坂46さんの「13日の金曜日」をソロでカバーさせていただいたこともあって、同じタイトルでもあるこの作品は思い入れがあります。ジェイソンの仮面は実物の画像を参考にしながら描いたのですが、うまく特徴をとらえることができたと思います。
◆2つ目は?
第33回の「SMILE/スマイル」です。これまで顔を大きく描いたことがあまりなかったのもあって、今あらためて見ても新鮮に感じます。ポスターのようなインパクトのあるイラストに仕上がりました。

◆そもそも人物を描くのがお好きなんですか?
そうかもしれないです。キャラクターや景色よりも人物を描く方が好きですね。
◆どんなところに人物を描く楽しさを感じますか?
人間ってすごく複雑じゃないですか。一人一人、顔や性格も全然違っていて、絵にした時に描きがいがあります。たとえば“好きな動物は?”と聞かれたら“人間です”と答えるくらい、人に対する興味関心が強いです。
◆人間観察もお好きですよね。
はい! この前、しおりん(永田詩央里)と熱海に行ったときも、海で30分くらいずっと人間観察をしていました(笑)。おじいちゃんとおばあちゃんが泳いでいる姿を眺めながらほのぼのと会話したりして。ただ見ているだけなのに全然飽きなくて、楽しかったです。
◆人が好きということが、人物を描くのが好きという理由にもつながっていそうですね。
では3つ目は?
第10回の「ビートルジュース」です。これも大好きな作品なのですが、実はこの時のイラストは劇中のワンシーンではなく、「もし自分が『ビートルジュース』に出てくるゴーストになったら?」という想像で描いたオリジナルキャラクターなんです。飛び出ている目が重いので、自分の手で支えているところがポイントです(笑)。

◆どれも本当に個性が出ていますよね。最近はシャーペンでも絵を描いているそうですね。
お出掛けした時に印象に残ったことや、思い浮かんだことをノートに描きとめることにハマっています。
◆普段、タッチペンで描くときとは感覚も違いますか?
全く違います。シャーペンはもともとの色が薄いので、線を何本も重ねることで自分の好きなように濃淡をつけられるところが奥深いなと感じます。アナログだからこその味も出せますし、タブレットとはまた違った表現ができるところが面白いです。
◆これから絵に関連することでやってみたいことは?
いつか個展を開催してみたいという夢があります。その時はシャーペンやタッチペンだけでなく、絵の具にもチャレンジしてみたいです。
◆連載ではたくさんの映画を紹介していただきましたが、紹介しきれなかった作品も多いのではないでしょうか。
そうですね。今皆さんにお薦めしたいのは「ゴンドラ」です。ほとんどせりふがない作品で、ゴンドラの中で物語が進んでいくんですが、映像がすごくきれいで世界観がカラフルなんです。ドイツの映画ということもあって、普段見ている世界とは全然違う景色を見られるのも面白かったですね。ぜひチェックしてほしいです。

◆ファンの方から映画をお薦めしてもらうことも多いですか?
多いです。「オブセッション 災愛」や「リトル・ワンダーズ」も教えていただいて見てみたら面白くて好きになりました。教えてもらった作品を見るのは、視野も知識も広がるような気がしますし、お薦めが一番信頼できます(笑)。その後の共通の話題にもなりますし、いいことばかりですね。
◆配信だけでなく、映画館で見ることも?
できるだけ映画館で見るようにしています。最近、ミニシアターの閉館が続いているのが悲しくて。少しでも映画館のためになればいいなと思って、積極的に足を運ぶようにしています。
◆映画館と家で観るのとではどう違いますか?
とにかく集中できます。家や移動中に見るのとは違って、スマホなどの誘惑がなく、途中で止めることもできないので、作品とじっくり向き合えるのがすごくいいなと思います。
◆最近見た映画で印象に残っているものは?
先ほど少しお話しした「オブセッション」というホラー映画が、今年見たホラーの中で一番面白かったです。私は大きい音が少し苦手なので、驚いたりはしますが、「怖いからもういいや」とはならなくて。怖さの中にある非日常感や物語の面白さを感じるのが好きなんだと思います。今度、ももきゅん(櫻井もも)とホラー映画を見る約束をしていて。ももきゅんは数少ないホラー耐性のあるメンバーなので「『口に関するアンケート』を観に行こう」と話しています。

◆では、ここからは河口さんご自身のことも少し聞かせてください。4年間の連載期間を振り返って変化を感じる部分はありますか?
人見知りがなくなったことです。もともと人見知りが激しいタイプだったのですが、いろいろな方と関わって、初対面の方ともたくさん話すようになっていくうちに改善されて、少しずつコミュニケーション能力がついてきたように思います。
◆具体的に変化を感じた瞬間は?
以前、取材でカメラマンさんが私の好きな映画のTシャツを着ていらっしゃって。「その映画、お好きなんですか?」と話し掛けたことがあったんです。きっと、初期の頃だったらTシャツに気付いても話し掛けられなかったと思うんですが、今は共通の話題があれば自分から話し掛けられるようになりましたし、話すこと自体も楽しくなりました。
◆トーク力もさらに磨かれていくことと思いますが、今後やってみたいことはありますか?
自分のラジオ番組を持ちたいです。ラジオを聴くのが好きで、Podcastもよく聴いているので、自分が感じたことや考えていることを自由に話せたらいいなと思います。
◆ゲストを呼ぶならどんな人と話してみたいですか?
普段あまり話す機会がない方とお話してみたいです。お子さんだったり、おじいちゃん、おばあちゃんだったり…。人じゃなくても、お猿さんとかAIとか宇宙人とか(笑)。いろんな方とたくさんお話してみたいです。おじいちゃん・おばあちゃん世代の方には、人生のアドバイスや「後悔のないように生きるために心掛けていることは?」といった疑問、お子さんだったら、その年代でしか持っていない価値観があると思うので、将来の夢や特技を聞いてみたいです。

◆この4年間でメンバーとの関係性にも変化はありましたか?
長年一緒に過ごしてきて、昔よりもお互いのことをもっともっと深く知るようになりました。どんどん絆が深まっていて、全部が大好きだなと思います。
◆以前のインタビューでも「みんなのことが大好き」とおっしゃっていましたが、その気持ちがより強くなっているんですね。
ずっとずっと一緒にいたいなと思える人たちです。
◆特に「≠MEでよかった」と感じる瞬間はいつでしょうか。
やっぱりコンサートでパフォーマンスをしている時ですね。メンバーと目が合うとうれしくなって自然と笑顔になりますし、何よりファンの皆さんの前に立てることが毎回すごく幸せです。
◆最後に本連載を楽しみにしてくださっていた読者へメッセージをお願いします。
これまで大好きな映画をたくさん紹介することができて、本当に幸せでした。連載を通してファンの皆さんとの交流が深まったこともすごくうれしかったです。自分の好きなものを皆さんにも知っていただけたこの連載は私にとって大切な宝物になりました。連載自体は今回で終わってしまいますが、これからも個人のSNSなどでお薦めの映画を紹介していきたいと思っているので、ぜひチェックしていただいて、変わらず応援していただけたらうれしいです!

PROFILE
河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐にわたり活躍中。2023年に紅茶検定を取得。
公式X:@kawaguchi_natsu https://x.com/kawaguchi_natsu
≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。
公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式X:@Notequal_ME https://x.com/Notequal_ME
INFORMATION
■リリース情報
12thシングル「愛くださいませ/ここでファーストキッス 」
発売中
詳細:https://not-equal-me.jp/news/detail/7402
12thシングル「愛くださいませ」Music Video
12thシングル「ここでファーストキッス」Music Video
Blu-ray&DVD
「≠ME 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」発売中!
https://not-equal-me.jp/schedule/detail/7086
Blu-ray
「≠ME THE MOVIE -約束の歌-」発売中!
https://not-equal-me.jp/schedule/detail/7087
■メディア情報
新番組『≠ME 名無しのシンデレラ』
10月5日(月)スタート
フジテレビ系 毎週(月)25:15~25:45
詳細:https://not-equal-me.jp/feature/specialsite_nanashinocinderella
『≠MissionE』
※各回ランダムでメンバーが出演
TBSチャンネル1
#4 2027年1月29日(金)24:00〜予定
詳細:https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/v3214/
■イベント情報
「MTV VMAJ 2026」
2026年10月29日(木)
東京都・東京ドーム
詳細:https://www.mtvjapan.com/event/vmaj/2026/
「≠ME 特別公演 2026」
2026年11月7日(土)・11月8日(日)
東京都・京王アリーナTOKYO
詳細:https://not-equal-me.jp/news/detail/7759
●photo/干川 修














