劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」今夏公開は延期も希望溢れる新ビジュアル解禁

アニメ
2020年06月13日

 劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」の新ビジュアルが解禁されると共に、当初予定していた今夏の公開は延期となることが発表された。

 原作は、芥川賞作家・田辺聖子の代表作「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)。2003年に妻夫木聡、池脇千鶴主演で実写映画化された際も高評価を得た本作は海外でも注目を集めており、時代が変わっても色褪せることなく愛され続けている。そんな名作として今も根強い人気を誇る本作が、2020年に劇場アニメ化決定した。

 「ノラガミ」シリーズの監督を務めたタムラコータローが、満を持してアニメ映画初監督を務める本作。「ストロボ・エッジ」の桑村さや香が脚本を、『クジラの子らは砂上に歌う』の飯塚晴子がキャラクターデザインを手掛ける。また、アニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』など数々の人気作を手掛けるボンズが担当。現在の映像シーンをリードするクリエイター陣によって、“新たなジョゼ”が紡がれる。

 新型コロナウイルスの感染拡大による国内の事態を受けて検討を重ねた結果、今夏の公開は延期が決定したが、未来に向けての希望溢れる新ビジュアルを解禁。以前のビジュアルが幻想的な部屋の中で殻に閉じこもった表情のジョゼ1人の画だったのに対し、今回は作品舞台となる大阪の街をイメージして描かれた外の世界で、恒夫とジョゼの2人が笑顔で前へと歩いていく姿を描いたビジュアルとなっている。

<作品情報>
「ジョゼと虎と魚たち」
※変更後の公開日は決定次第、公式HPにて発表。

原作:田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊) 
監督:タムラコータロー
脚本:桑村さや香 

配給:松竹/KADOKAWA

<WEB>
公式HP:https://joseetora.jp/

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