奥平大兼、新田真剣佑、津田健次郎、武内駿輔らがアニメパートの声優を担当『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』

実写とアニメを融合させた日本発のオリジナルファンタジーアドベンチャー『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』（ディズニープラス　2023年冬配信）でアニメパートの声優を奥平大兼、新田真剣佑、津田健次郎、武内駿輔らが務めることに決定。津田、武内と萩原健太郎監督からコメントが到着した。

実写で描く「私たちが住む現実世界」とアニメで描く「ドラゴンが棲む異世界」の２つの世界が描かれる本作。主人公は、現実世界でどこか周囲の同級生たちになじめなさを感じながら生きる女子高生のナギ（中島セナ）と、ドラゴンが棲む異世界でドラゴンと心を通わせる“ドラゴンライダー”の少年・タイム（奥平大兼）。さらに、タイムが憧れるドラゴンライダーの英雄・アクタ役で、新田真剣佑も出演する。

制作スタッフには、作品全体の監督を萩原健太郎が務め、数々のアニメ映画を監督した大塚隆史がアニメーション監督。「約束のネバーランド」（集英社ジャンプコミックス刊）の作画を担当した出水ぽすかが、キャラクター原案・コンセプトアートを担当する。

そして、アニメ制作は、『攻殻機動隊』シリーズ、『PSYCHO-PASS サイコパス』を手掛けるProduction I.Gと世界水準の豪華製作陣が集結。どんな世界を創り出すのか、大きな注目を集めている。

そんな中でこのたび、アニメ世界のキャラクターおよび声優情報が解禁された。アニメで描かれる異世界は、人間とドラゴンが共存する世界“ウーパナンタ”が舞台。そこに暮らすタイムとアクタは実写同様、奥平と新田が担当する。

さらに、アニメ『呪術廻戦』『ゴールデンカムイ』をはじめ、役者としてもドラマや映画など数多くの作品に出演する声優・津田健次郎が、ウーパナンタを恐怖に陥れる最恐のドラゴンライダー・ジャイロの声を担当。また、「アナと雪の女王」シリーズのオラフ役などで知られる声優・武内駿輔が、タイムの相棒で共に現実世界にやってくるドラゴン・ガフィン役を務める。

併せて、アニメのキャラクター設定も解禁。タイムは黒髪で青い民族衣装のようなものを着ており、“ドラゴンライダー”として戦う姿が想像できないほど穏やかな表情が印象的。アクタは対象的に赤を基調にした服で、ドラゴンライダーの英雄らしく、気高さや己の強さへの自信を感じさせる。

ジャイロは2人と全く異なり、禍々しい鎧のようなものを身にまとい後頭部からはタコの足のようなものが無数に生えているなど、ウーパナンタを脅かす強大な敵としての恐ろしさ・異様さを感じさせる姿に。いっぽう、ドラゴンのガフィンは全身が青く、大きな羽を広げ、どこか愛らしい表情を。ドラゴンライダーが乗るため、鞍のようなものを背負っている。

アニメ世界に登場するキャラクターも解禁になったが、まだまだ作品全体は謎に包まれたまま。どんなファンタジーアドベンチャーが繰り広げられるのか、続報に期待が高まる。津田、武内、萩原監督のコメントは下記に掲載。

津田健次郎（ジャイロ役）

アニメと実写が融合した作品は今までにもありました。
でも今回のお話をいただいた時は、それらの作品とも違う新しい領域の作品に参加できるとうれしく思いました。一緒にファンタジーの世界に旅立ちましょう。『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』、そして僕が演じます「ジャイロ」、お楽しみに。

武内駿輔（ガフィン役）

ディズニープラスならではの作品の世界観作りが、日本の実写、アニメーションとどう融合するのかとても楽しみで、とても挑戦的かつ、面白い取り組みだと思いました。
最新のアニメーションと、演出によってどのような化学反応が起きるのか。誰も見たことがない新しい作品が見られることを、僕自身期待しております。
二次元の力でより実写パートの魅力を加速させられるよう、アニメに関わる人間として精いっぱい取り組みたく思います。ガフィンに親しみやすさを持っていただけるよう、真心込めて声を吹き込みたいと思っております。ガウガウしたうなりは、ウチのわんこを見て練習しました。よりリアルなドラゴンボイスを目指して、引き続き取り組んでいきたいと思います。

萩原健太郎監督

（津田健次郎さんについて）ジャイロは、人々を恐怖で震え上がらせる悪役です。その反面、誰にも言えない大きな秘密も抱えています。津田さんは、そんなジャイロの葛藤だけでなく、その先にある悲哀さえも的確に表現されるとんでもない声優です。
（武内駿輔さんについて）人でもなく、実存もしないドラゴン…。その中でも特別小柄な個体…。さらにアニメだけでなく実写にも登場…。こんな難しい役にリアリティを吹き込めるのは武内さんしかいません！一体どんな声になるのか？お楽しみに。