三浦春馬が『世にも奇妙な物語』7年ぶり主演

ドラマ
2018年04月13日

『世にも奇妙な物語18春の特別編』 『世にも奇妙な物語’18春の特別編』(フジテレビ系)が、5月12日(土)午後9時から放送されることが決定し、ヒューマンSF作品「明日へのワープ」に三浦春馬が主演することが発表された。三浦の『世にも』主演は、『2011年秋の特別編』「JANKEN」以来7年ぶり2回目となる。

 「明日へのワープ」は、謎の薬の奇跡に人生をかけた一人の青年の“タイムワープ的体験”を描いたヒューマンSF作品。映画監督を夢見る青年・小林峰雄(三浦春馬)は、アルバイトをしながら自主制作映画を作り続けて早10年、全く芽が出ないまま。同級生たちが皆まともな職に就き、家族を作り、大人になっていく中、みじめな思いをすること必至の友人の結婚式に招待されてしまう。

 かつて一緒に夢見ていた女優志望の恋人・須藤由紀(佐久間由衣)からも愛想を尽かされそうな状況で、焦燥が憔悴となり、追い込まれていく峰雄。眠れぬ日々が続くある日、心療内科で精神科医・宇堂公康(相島一之)から謎の薬“アイリウム”を処方される。“アイリウム”とは、1錠服用した途端24時間分の記憶が完全に無くなり、まるで24時間後の未来にワープしたかのような感覚になれる薬。つまり嫌な思いをする出来事の前に飲んでおけば、その事を体験しなかったかのように記憶から消し去ることができてしまう。

 記憶を薬でコントロールできるようになった時、果たしてその人生は思いどおりになっていくのか。謎の薬“アイリウム”にわずかな希望を託す峰雄だが…。

<三浦春馬 コメント>
◆2回目の主演となる『世にも奇妙な物語』シリーズについて
「(オファーをいただいて)純粋にうれしかったです。前回の『JANKEN』という作品も植田監督とやったのですが、引き続き植田監督が撮ってくださるということで、僕自身、成長した何かを現場に置いていければ良いなと思いながらやらせていただきました。『世にも奇妙な物語』については、以前、『ネカマな男』という作品で椎名桔平さんのお芝居に衝撃を受けたことがあったので、その裏話を監督に伺ったりできたのもうれしかったです」

◆今作について
「自分と向き合う時、(現実から)逃げてしまうような弱さって誰もが持ち合わせていると思うのですが、そんなところに僕も共感しました。勝負しなければいけない瞬間というのは人それぞれ絶対にあると思うので、そういうことの大切や尊さに気付いてもらえるような作品にできれば良いなと思いながら、精いっぱい(お芝居を)やらせていただきました」

◆特に注目してほしいシーンは?
「“アイリウム”という薬による“世にも奇妙な世界”を経験した後の恋人とのシーンで、自分のパートナーを見た時、“あぁ本当に存在するんだなぁ”と感極まりました。“大切な人が明日いなくなるかもしれない”という可能性は0%じゃないわけで、いつだって誠実に人と向き合うこと、その大切さを実感しました」

◆実際にこのような薬があったら、どうしますか?
「例えば満員電車でつらい時とか、めちゃくちゃお腹が痛い時は飲んでしまうと思います(笑)」

◆楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします
「この作品が“明日の自分から逃げない、もしくは活力をもって挑む”ための源に少しでもなれれば良いなと思うので、ご自身と重ね合わせて見ていたければ、うれしいです。ぜひ楽しみにしていただければと思います」

土曜プレミアム『世にも奇妙な物語 ’18春の特別編』
フジテレビ系
5月12日(土)午後9時~11時10分

ストーリーテラー:タモリ

「明日へのワープ」
<キャスト>
小林峰雄…三浦春馬
須藤由紀…佐久間由衣
宇堂公康…相島一之

原作:小出もと貴「アイリウム」(講談社「モーニングKC」刊)
脚本:安江渡

編成企画:稲葉直人、狩野雄太
プロデュース:植田泰史、中村亮太
演出:植田泰史
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

番組サイト:http://www.fujitv.co.jp/kimyo/

<世にも奇妙な物語 傑作選ウイーク>
フジテレビ※関東ローカル
5月5日(土)午後4時~5時30分
5月7日(月)~11日(金)午後3時50分~4時50分

©フジテレビ