半沢直樹の「倍返し」に敗れた人々の“その後の人生”をオーディオドラマ化

ドラマ
2020年02月06日
『半沢直樹』

 オリジナルオーディオドラマ「TBSラジオ オリジナルドラマ『半沢直樹』敗れし者の物語 by AudioMovie®」が2月11日(火・祝)からスタートする。

 約2か月にわたり、全8話で放送される本作の初回のキャストが決定。東京中央銀行大阪西支店の元支店長・浅野匡役を石丸幹二、浅野の妻・利恵役を中島ひろ子が演じる。また、脚本は人気構成作家のオークラが担当する。

 前作のテレビドラマでは、銀行内で行われていた数々の不正を幾度となく暴き、痛快な逆転劇を見せた堺雅人演じる半沢直樹。今回のオリジナルオーディオドラマでは、その半沢の逆転劇によって敗れ去った人々の“その後の人生”に焦点を当てる。

 石丸演じる浅野支店長は、当時融資課長だった半沢直樹(堺雅人)に、5億円という莫大な融資契約を取り付ける強引な指示したうえ、その融資額5億円全額がだまし取られると、責任を部下である半沢に背負わせようとし、さらにはだまし取った融資先の社長と結託し、見返りとして金を受け取るという不正の陰謀を企てた人物だ。

『半沢直樹』

 しかし、出向目前の窮地まで追いやられた絶体絶命の状況から、バンカー人生を懸けた半沢の必死の抵抗の末、あえなく自身がマニラの工場に出向となってしまった浅野。ラストシーンで、マニラへの引っ越し準備が終わった折、妻・利恵に「申し訳ない」と謝罪すると、利恵は「単身赴任で離れていた家族がまた一緒に暮らせてうれしい」と、今の事態を受け止めながらも前向きに夫の謝罪を受け止めた。

 東京中央銀行大阪西支店・支店長というエリートバンカー人生から一転、マニラの工場へ出向となった浅野匡・利恵夫婦は、後にどのような人生を過ごしていたのか。これまでどこにも描かれることのなかった、「倍返し」に敗れ去った人々の“その後の人生”を描く。

石丸幹二、中島ひろ子

<石丸幹二 コメント>
いつか必ず復活するぞと思い前作を撮り終えたのですが、まさかこんな形で浅野匡として皆さんの前に現れることができるとは思ってもいなかったのでうれしく思いました。

<中島ひろ子 コメント>
お話を最初に頂いたときは大変驚きましたし、懐かしい思いになりました。そしてうれしかったです。久しぶりに利恵を演じるのですが、どのような物語になるか私も今から楽しみです。

「TBSラジオ オリジナルドラマ『半沢直樹』 敗れし者の物語 by AudioMovie®」

2月11日(火・祝)
第1話 元東京中央銀行 大阪西支店 浅野匡支店長編・前編

2月18日(火)
第2話 元東京中央銀行 大阪西支店 浅野匡支店長編・後編

毎週火曜「ACTION」内 後4・10頃から約10分間(全8話)

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