竹財輝之助、水間ロン、牧田哲也、瀧川英次、森岡龍が『東京男子図鑑』Zoom男子会を開催

ドラマ
2020年05月28日
『東京男子図鑑』Zoom男子会

 カンテレで放送中の『東京女子図鑑』(毎週(木)深0・25)に出演する竹財輝之助、水間ロン、牧田哲也、瀧川英次、森岡龍による“『東京男子図鑑』Zoom男子会”が開催された。

 『東京男子図鑑』は、2017年にAmazonプライム・ビデオで配信されて人気を博した『東京女子図鑑』の男子版とも呼べるドラマ。大学入学とともに上京した主人公・翔太が、東京を舞台に、金と仕事と女に奮闘しながらサバイブしていく“東京男子”の成長と心理をリアルに描く。

 “Zoom男子会”には、主演の竹財をはじめ、水間、牧田、瀧川、森岡が参加。関西テレビ・堀田篤アナのMCの下、撮影中のエピソードや今後の見どころを語った。

『東京男子図鑑』
『東京男子図鑑』

◆これまで放送された第4話までのお気に入りのシーンや撮影中の思い出深いエピソードなどを教えてください。

竹財:僕、実年齢が40歳なんですが、学生時代の撮影が心配でしたね。テンションをどこまで上げていいのかとか。21、22歳くらいの子と一緒で、キツイなーと思ってましたね(笑)。学生時代のシーンは苦労しました。40歳になって大学の中に入れるという貴重な経験をさせてもらえましたが。

瀧川:でも、見る限り全然違和感なかったですけどね。40歳のおじさんが頑張って演じていると思うとそれも見応えがありますね(笑)。

竹財:そういう見方もありですね(笑)。僕、実際は東京で大学生を経験していないので、東京のノリが分からず不安ではありました。実年齢より20歳も下を演じるにあたっては、それこそ共演したそれくらいの年代の子たちの会話を聞きつつ、内容とかスピード感を合わせていこうかなと思いました。だから、学生くらいの実年齢の子たちが近くでお芝居してくれたのはすっごくありがたかったですね。

瀧川:僕、竹財さんとあんまり年齢変わらないのに上司役で、ちゃんと上司っぽく見えるか心配でしたが、ドーランで顔を黒くすると人は老けるんだなということが分かりました(笑)。

水間:僕は、ガードレールのところで朝方に翔太と缶コーヒーを飲むシーンがあるんですが、青春してるな~っていう感じでいいシーンだと思いました。

竹財:僕、丸尾に対しては全編通して(無礼で)申し訳ないと思っているんだよね。いくら幼なじみとはいえ親しき仲にも礼儀ありだよね。

牧田:僕も丸尾はとても面白い存在だなと思いました。大切な存在なんだけど、絶対丸尾にはなりたくないっていう翔太の思いみたいなものを感じて(笑)。

水間:翔太とは対照的でいようと思っていたので良かったです(笑)。

森岡:あまりネタバレできないですが、前半は大きな企業で出世争いをして、後半はベンチャー企業でビジネスドラマとして違うフェーズに突入していくのでそれはすごく新鮮に観れました。あとは時節柄、東京の風景とか、当たり前だった日常の景色ひとつひとつにグッときました。人間ドラマでもあり、街の風景なども印象に残りました。

竹財:さすが社長!いいコメントだ。一馬は同級生役ですけど、本当に経営者らしくて頼もしいなあと思いました。

『東京男子図鑑』
『東京男子図鑑』

◆主人公の翔太は、良き友人やライバル、上司などとの出会いで成長していきますが、ご自身のライバルや尊敬する俳優さんなどとの思い出を教えてください。

竹財:子役から大人まで俳優という職業の人はみんなライバルだと、蹴落としてやろうと思ってます。冗談ですけどね(笑)。でも、役者って年齢に縛られない職業だと思うので、もちろん先輩後輩はありますが、現場に立てば同じ土俵で戦うというか、台詞を交わしていく仕事なのでみんなライバルだと思ってます。昔、『蟹工船』という映画で松田龍平さんと一緒になって、そのときは初めて芝居を忘れて彼の演技に見とれてしまいました。同業に見とれるというのは初めてだったので、憧れですね。その場で何もできなくなってしまったことに自分でも驚きました。

◆翔太が出会うすてきな女性たちも本作の見どころだと思いますが、第4話に登場する翔太の新しい恋人・みなみの結婚の条件は年収3000万円ということですが、いかがですか?

竹財:台本を頂いたときに、国内で3000万稼いでいる人ってどれくらいいるのか調べたら0・2%くらいしかいないということが分かりました(笑)。彼女みたいなタイプは海外に行った方がいいのかもしれませんね…彼女の本心ではないのかもしれないですが、実際言われたらちょっと無理ですね。

森岡:僕もそんなことを言う女性にこれまで出会ったことがないですね。“ほんとにいるのかしら?”っていう。でも、そういう方もきっといるんだろうから、そういういろんな考え方の人たちを見るのもこのドラマの醍醐味かなと思います。

◆この後翔太は、ベンチャー企業で黒田や一馬と出会い、物語はさらにおもしろく、そして切なくなっていきますが、牧田さん、森岡さん、ネタバレなしでちょっとだけ今後の物語について教えてください。

森岡:舞台が大企業からベンチャー企業に移りますが、会社自体がどう成長していくのかというビジネスドラマとしても面白さがこれから出てくると思います。人間関係、恋愛模様もありつつ会社の成長ドラマとしても観てもらえたらうれしいですね。

牧田:僕が演じた黒田は翔太と対比しているキャラクターだと思っているんですが、そんな黒田の、自分のことを突き詰めていく姿が今後翔太にいろんな影響を与えていくことになると思います。

◆本作の舞台は東京ですが、皆さんにとって東京はどんな街でしょうか?

竹財:東京はキラキラしている、光が強い街だなと思います。ただ光が強い分、暗闇が深いというか、両極端な街かなと思います。目標ややりたいことがないと埋もれてしまいますし。僕は、伊勢谷友介さんが好きで、“同じ雑誌に載りたい!”と思って東京に来ました。昔は何の根拠もない自信があったんですね。

水間:僕は東京に憧れがあって、役者になりたくて出てきました。いろんな地方から出てきた人たちがみんな何かしらモチベーションを持っていたので、刺激的でギラギラしている人たちが集まる街と思っていました。

牧田:僕も東京に憧れがあって上京してきたんですが、実際住んでいるとあまり東京ということを意識することがないので、このドラマであらためて意識しましたね。

『東京男子図鑑』
『東京男子図鑑』

◆Zoomでのイベントは初めてということでしたが、いかがでしたか?

竹財:記者の方の顔が見えないのでやりづらいですね(笑)。でも、新鮮で楽しいですね。友達には、リモートだと温度を感じにくいから、普段より気持ちテンションを高くするようにとアドバイスをもらいました。

◆オンラインでの会議システムなどは利用していましたか?

竹財:友達と何回か会議というか相談みたいなことはやったことはありますが、まだ時代に付いていけてない感はありますね。

瀧川:僕はオンライン飲み会をしてみたんですけど、せっかちだからなのか実際の飲み会のようなラフさは感じなくて、近況報告程度ならいいですけどオンライン飲み会はハマらなかったですね。

森岡:何回か飲み会しましたけど、自宅なんで飲みすぎちゃうんですよね。

牧田:こないだたまたまオンライン飲み会のはしごをしたんですけど、あまり酔っぱらった気がなかったんですが、次の日、二日酔いになりましたね。

水間:普段北京に住んでいて、日本の友達や家族とはいつもこうして話していたので慣れてはいますが、切った後余韻がなく、家にひとりでぽつんとするので寂しいですね。

◆この機会に新たに始めたことはありますか?

竹財:自分と向き合う時間が増えました。この機会を無駄にしないことを考えていましたね。

森岡:英会話をやってみようかとトライしてみたんですが、三日坊主で終わってしまいましたね。この期間のことを忘れないようにしようというくらいですかね、でも、それも悪くないと思ってます。

瀧川:僕は3日連続くらいでザリガニを釣ってますね。ずっと子供と一緒なので、もう遊ぶネタがないってくらい遊んでます。

水間:英会話してみたりファスティング(断食)してみたりしました。

牧田:やりたくてもできなかった、ギターを引っ張り出してやってみたりしてましたね。

◆本作では、東京で野望を持っている人が描かれていますが、皆さんの野望は?

瀧川:まだ、シアターコクーンと本多劇場に立ったことがないので、演劇人として、いろんなことが落ち着いたら、その劇場の舞台に立ってみたいと思いますね。

竹財:僕は、“『東京男子図鑑』を世界中の人に観てもらう!”ですね。いろんな国でご覧いただけることになっているので、アジアだけではなく世界中の人に観てもらいたないなと思います。

◆最後に、視聴者へのメッセージをお願いいたします。

森岡:最後まで目が離せない展開になってますので、楽しんでもらえたらと思います。

瀧川:いよいよ物語も後半戦となりますので、最後まで注目してもらいたいと思います

牧田:何も考えずに楽しんでもらえる作品だと思いますので、おうち時間でリラックスしてもらえたらと思います。

水間:本作は中国では「Bilibili(ビリビリ)」で配信されているんですが、最近僕も「Bilibili(ビリビリ)」のアカウントを始めたのでフォローしてください。

竹財:どこか共感できるものがあると思うので、引き続き楽しんでください。周りにも勧めていただけると嬉しいです。

『東京男子図鑑』
カンテレ(関西ローカル)
毎週木曜 深0・25~
※5月28日(木)は深0・35~
※カンテレドーガ、TVerほかで配信

出演:竹財輝之助、市川由衣 、落合モトキ、水間ロン、牧田哲也、花影香音、愛加あゆ、鎌滝えり、早織、田中シェン、瀧川英次、森岡龍/山中崇

原作:東京カレンダー
監督:松本佳奈
脚本:秋山竜平
オープニング/エンディング曲:ちゃんみな「Call」/「アーカイブに保存した曲」
制作:カンテレ
制作協力:ワタナベエンターテインメント
製作著作:「東京男子図鑑」製作委員会

公式HP:https://www.ktv.jp/danshi-zukan/