北村匠海、中川大志ら出演!スタダ所属の監督・役者がつむぐリレー空想映画がサウンドドラマに

ドラマ
2020年06月18日

 芸能プロダクション・スターダスト所属の映画監督と役者たちが、脚本をリレー形式でつないでサウンドドラマ化する“リレー空想映画”がデジタル配信される。

 SNS上で公開しながらリレー形式につないできく脚本を読んで、読み手それぞれの脳内に再生される空想映画を楽しんでもらおうというこの企画。新型コロナウイルスの影響で新作映画の公開や撮影が次々と延期・中止となる中、5月10日から始まり、2つの脚本が完成した。

 6月18日(木)リリースの第1弾『嘘とマーガレット』の脚本は、北村匠海、中川大志、三木孝浩、中島良が担当。高校生のリクは、ある日、机の上に置かれた一輪のマーガレットと手紙を見つける。同級生のシュウヘイに相談し、もしかして告白かもとリクがニヤけていると、幼なじみでリクに恋心を寄せるアヤミがやって来てからかう。妄想を並べるリクを心配し、シュウヘイとアヤミがリクの行動を見張っていると、フワッと花の香りが。リクは幼いころに起きた出来事を思い出し…というストーリー。

 北村は「思い、思われ、ふり、ふられ」(8/14公開)、中川は「坂道のアポロン」(2018)で三木監督作品に出演しているつながりもあり、監督の出演要請を快諾し、4人のチームが結成された。脚本で一番悩むのは最初と最後ということで、1番手に三木、4番手に中島を配置。残る2番手と3番手は電子あみだくじを使って決定。①三木→②北村→③中川→④中島の順番となった。

 タイトルはSNSの投票システムを使って決定。1日1話更新、500文字程度、リレー2周して完成させるという約束事のみで、打ち合わせもなくリレーがスタート。自分の番が来たらその日に脚本の続きをアップしなくてはならないというプレッシャーの中、2番手の北村は脚本の中に新キャラクター「アヤミ」を登場させ、中川は「アヤミ」を書かなくてはいけない状況に陥るなど、それぞれが無茶ぶりを楽しみながら制作が進んだ。最終話を書くにあたり、2つの終わり方を思いついた中島は、フォロワーへのアンケートを実施。「爽やかなハッピーエンド」「切ないハッピーエンド」のうち「切ないハッピーエンド」が多数となり、その意見を取り入れてストーリーがしめくくられた。

 サウンドドラマのキャストは、リク役を北村、シュウヘイ役を中川が担当。そしてアヤミ役は田辺桃子、ミサキ・ナギサ役は高橋春織が一人二役にチャレンジ。ナレーションには、EBiDAN応援番組『スタダ☆ゲート』のナレーションを担当する川津武大が抜擢。三木は本作でサウンドドラマ初監督を務め、収録は完全リモートで行われた。北村は「リモートで実際距離は遠いものの、三木監督の下、心の距離は近く作品をみんなで作れたかなと思います」、中川は「頭を抱えながらストーリーをつないでいった経験は、表現者としてたくさんの学びもあり、めちゃくちゃ楽しかったです!この時代を過ごした記憶とともに、この作品が残っていったらうれしいです」と振り返った。

 第2弾『もう一度逢えたら必ず』は6月25日(木)にリリース。脚本は、葵わかな、中村ゆりか、清原翔、三木孝浩、中島良が担当している。

<作品情報>
リレー空想映画『嘘とマーガレット』
2020年6月18日(木)発売
・シナリオ版(シナリオ)
・スタンダード版(サウンドドラマ)
・デラックス版(シナリオ+サウンドドラマ+リモート座談会音声+ジャケットイラスト)
脚本&リモート座談会:北村匠海、中川大志、三木孝浩、中島良
ボイスキャスト:北村匠海、中川大志、田辺桃子、高橋春織、谷垣有唯、柴山愛理、川津武大(イケキャス.)
監督・編集:三木孝浩
劇伴音楽:K
ジャケットイラスト:神谷圭介(テニスコート)

<WEB>
リレー空想映画 store:https://relaykuusoueiga.stores.jp
リレー空想映画 公式サイト:http://www.stardust-directors.jp/relaykuusoueiga
スターダスト 公式サイト:https://www.stardust.co.jp/
STARDUST DIRECTORS 公式サイト:http://www.stardust-directors.jp/