『13』神保悟志、桜庭ななみとの11年ぶり共演に「“とても良い娘さんになられた”と父親気分に」

ドラマ
2020年08月12日

『13(サーティーン)』

桜庭ななみ主演のオトナの土ドラ『13(サーティーン)』(東海テレビ・フジテレビ系)に出演する神保悟志が、作品の印象や実生活の様子などを語った。

本作は、13歳の時に行方不明になった少女・百合亜(桜庭)が、13年後に突如家族の元に帰ってきたことから始まる衝撃のクライムサスペンス。

百合亜の父・相川宗一を演じる神保は、娘の事件をきっかけに妻・麻美(板谷由夏)とは不仲になり、現在は会社の部下である女性と不倫別居中という役どころだ。

神保悟志インタビュー

『13(サーティーン)』

◆台本を読んだ印象はいかがでしたか?

繊細な内容で、読んだ時のインパクトもとても大きく、「これ、大丈夫かな?」と思ったのが正直な第一印象です。ただ、撮影が進んでいくうちにそれぞれのキャラクターが魅力的で、このドラマはいい感じに成立するという確信が見えてきました。現場の雰囲気も良く、エンターテイメントとしてとても面白く仕上がっていると思います。

◆相川宗一を演じる上での難しさはありましたか?

不倫で妻とは別居中、外に女の人がいるなんて嫌な役ですよね。このご時世に困ったものです(苦笑)。ただ、娘のことになるととても心配しますし、そういう父親像もちゃんと演じられたと思います。娘たちからしたらとんでもない父親ですし、ここで父親としての義務を果たしていかなくてはいけないというものが彼の中でもあったと思います。とても人間らしい人だとは思いました。

『13(サーティーン)』

◆桜庭ななみさんとの共演は11年ぶりだそうですね。

『ふたつのスピカ』(NHK総合)というドラマでご一緒した以来、久しぶりでした。本当に演技が上手になられていて「とても良い娘さんになられた」と父親気分になりました。共演できてうれしかったです。

◆共演されて、あらためて思うことはありましたか?

彼女は人たらしです(笑)。どこか支えてあげたい、守ってあげたいという気持ちになります。そういう意味では主演らしい方だなと思います。

『13(サーティーン)』

◆実生活で大切にされていることはありますか?

僕にも娘が2人いて、偶然にも相川家と家族構成が同じなんです。うちの場合はとにかくみんなで話をすることを心がけています。お互いに思っていることは、会話をしないと分かり合えない。僕より妻が主導で「会話をしましょう」という感じの家庭です。

◆父親として娘さんに気を使うところはありますか?

それはもう、気を使いまくりです(笑)。家庭に男ひとりですから、エチケットとして女性が3人いるという意識のもとにいつも生活しています。

『13(サーティーン)』

◆もし、続編があるとしたらどういうストーリーを演じたいですか?

僕はハッピーなお話が好きですが、何かの事件性がないとドラマになりにくいですよね(笑)。ただ、百合亜には幸せになってもらいたいので、続編では幸せになった百合亜を描いていただけるとホッとします。

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

非常にデリケートな題材ですが、いろいろな人の立場、角度で観ると大変素晴らしい人間ドラマになっていると思います。全4話なので目を皿のようにして激しい展開を楽しんでいただけるととてもうれしいです。そして最後はどうなる?ハッピーエンドで終わるのでしょうか?最後までお楽しみください!

『13(サーティーン)』

番組情報

『13(サーティーン)』
東海テレビ・フジテレビ系
第3話:2020年8月15日(土)後11・40~

出演:桜庭ななみ、青柳翔、遊井亮子、石川瑠華、井上祐貴/藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、神保悟志/板谷由夏

<第3話あらすじ(8月15日放送)あらすじ>
百合亜(桜庭ななみ)が監禁されていた部屋の地下から白骨死体が発見される。永井(青柳翔)と佐緒里(遊井亮子)は、状況から死体は一樹(藤森慎吾)の弟だと断定するが、調べに対し百合亜は反抗的な態度をとる。そのころ、一人秘密を抱えて葛藤する麻美(板谷由夏)の元に一通の手紙が届く。それは、百合亜に宛てた一樹からのメッセージだった。百合亜と一樹、そして殺された弟との間に何があったのか?そして一樹の狙いは?百合亜の身に再び迫りつつある危機に、麻美はある行動に出る。