妻夫木聡「謎解きをぜひ楽しんで」『危険なビーナス』制作発表会見 | TV LIFE web

妻夫木聡「謎解きをぜひ楽しんで」『危険なビーナス』制作発表会見

ドラマ
2020年10月10日

『危険なビーナス』

10月11日(日)スタートの日曜劇場『危険なビーナス』(TBS系)の制作発表会見が行われ、妻夫木聡、吉高由里子、ディーン・フジオカ、中村アンが登壇した。

本作は、東野圭吾による同名ミステリー小説をドラマ化。妻夫木演じる獣医・手島伯朗(てしま・はくろう)が弟の失踪事件をきっかけに、巨額の遺産を巡る謎に挑むラブサスペンスだ。

『危険なビーナス』

TBSの連続ドラマに主演するのは『オレンジデイズ』以来16年ぶりとなる妻夫木は「“ドラマのTBS”と言われるほど素晴らしい作品ばかり。こうやってTBSのドラマに帰ってこれたのがうれしい。16年前の自分に恥じないような芝居をしたい」と気合十分。

自身が演じる伯朗については「曲がったことが本当に嫌いで自分に嘘がつけない正直な男。弱点は美女に弱いこと。困ったことに少々妄想癖がある(笑)」と説明。「本当にこれはミステリーなのかと疑ってしまうような大胆な妄想を開始早々繰り広げる。毎回、吉高さん、中村さんにお付き合いいただく」と語った。

初共演の吉高については「第一印象は皆さんの思い描いている吉高さんのまま。明るくて、おちゃめな人。ただ現場にいるだけでなく、いろいろと人を見て、いろんな考えを巡らせている楓よりも自由奔放です」と紹介した。

『危険なビーナス』

吉高は「笑った顔が印象的で、明るいタイプかなって思っていたけど、実際お会いしたら物事をストイックに10まで考えるタイプ。常に頭を働かせている印象でした」と妻夫木の第一印象を明かし「見た目は若く見えるけど、大人で常に落ち着いていて、面倒を見てくれるいいお兄さんという感じ。そんなに頭を働かせていて大丈夫かなって心配になる時もあります。お人好しは伯朗さんと似ています。すごく反省しいで引きずるタイプ。繊細です」とにっこり。

『危険なビーナス』

昔から伯朗のことを見下し、事あるごとに挑発してくる矢神勇磨を演じるディーンは、悪役を演じている感想を聞かれ、「めっちゃ楽しいですね」とニヤリ。「せりふで『負け犬』とかののしったりする。なかなかこのせりふあるようでないなというところを楽しんでいます」とやりがいを感じているよう。

そして「下品にならないように。ののしっているんですけど、矢神勇磨というキャラクターの生い立ちや、なぜこういう人間になってしまったのか、しっかり自分の中で持ち続けるのが大事なのかなと。物語の中ではあまり描写されないかもしれないですが、物語が進んでいく中で、『この人どうなんだろう』と、作品に対して違う楽しみ方が。勇磨がそこに貢献できたらいいなと思っています」と語った。

『危険なビーナス』

伯朗が勤める池田動物病院で助手をしている蔭山元美を演じる中村は「伯朗さんが病院に来る美女に弱かったり、やさしいので、そこにキリッと指摘させていただく。見守っている感じですね」とキャラクターを説明した。

動物と共演については、「初めて。長時間だと、動物たちも少し眠くなってしまって、『起きて~』となっている」と明かし、妻夫木も「お利口すぎて、吠えてほしい時に吠えてくれない(苦笑)」と続いた。

『危険なビーナス』

1話の見どころを問われると、妻夫木が吉高からビンタをされるシーンで、テストの時はやんわりとしたビンタをしていた吉高が、本番では思いっきりのビンタをし、妻夫木が驚いたというエピソードを披露。吉高は「普段左利きなので左手で叩くんですが、その時バッグを左手で持っていて、持ちかえるのもおかしいなと思って、利き手じゃない方でビンタをしました。一発で終わりたいとやったら、バン!といってしまって…。入ったなって思いました。(妻夫木に)『え?』って顔をされました」と申し訳ないという表情に。これに妻夫木は「思い切りやった方が自分も感情が入りやすいので」とフォローを入れていた。

『危険なビーナス』

その反動でその後、妻夫木がディーンと揉み合うシーンでは妻夫木が本気のアクションを見せたという。ディーンは「伯朗が僕の首をつかんで振り回すシーンがあるんですけど、テストは優しいかったのに本番になったら思いっきりきたので、昔けがしたところが痛くなって。でも、芝居にかける熱量が伝わってきました」と回顧。妻夫木は照れ臭そうに「吉高さんにビンタされた時、テストの時はそんなにで、本番は思いっきり。ああこんな感じでいいんだって思った」と明かした。

『危険なビーナス』

また、タイトルにちなんで危険なエピソードを聞かれると、吉高は「小日向(文世)さんの笑いにつられてしまって、本番で笑いがこみあげてしまってできなくなったことがあった」と明かし、妻夫木も「笑えるシーンではなかったんですが、小日向さんが変なかみ方をしたのか、(一緒のシーンに出ていた)坂井真紀さんが笑い上戸で、それに僕たちもつられて笑ってしまった」と説明した。

『危険なビーナス』

妻夫木は「最近、危険な勘違いというか聞き間違いが多くて、マネージャーから『お父さん役が決まりました、R-指定さんです』と言われて、『え! 日曜劇場、R指定になるの!?』って。R-指定さんが役者をやるという発想がなくて、『日曜劇場がなんでR指定なんだ?そんなシーンあったかな』ってびっくりした」と、Creepy NutsのR-指定が実父・手島一清に決定した際に、勘違いしたエピソードを明かした。

最後に妻夫木は「東野圭吾さんの原作が黒岩さんの脚色によってさらに魅力を増している。1話ごとに謎が謎を呼ぶラブサスペンスです。登場人物も曲者しかいない。それぞれに謎が絶対1つはある。謎解きをぜひ楽しんでください」と呼びかけた。

番組情報

日曜劇場『危険なビーナス』
TBS系
2020年10月11日(日)スタート
毎週(日)後9・00~9・54
(初回は25分拡大)

©TBS

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