大倉忠義×広瀬アリス『知ってるワイフ』追加キャストに松下洸平、川栄李奈、瀧本美織ら【コメントあり】

ドラマ
2020年11月30日

『知ってるワイフ』

2021年1月7日にスタートする大倉忠義主演の木曜劇場『知ってるワイフ』(フジテレビ系)に、松下洸平、川栄李奈、瀧本美織、森田甘路、マギー、猫背椿、おかやまはじめ、生瀬勝久、片平なぎさの出演が決定した。

本作は、韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで2018年に放送された大ヒットドラマ『知ってるワイフ』が原作。大倉忠義が主演、広瀬アリスがヒロインを務め、タイムスリップという奇跡をきっかけに“本当に大切なことは何なのか”を模索するファンタジーラブストーリー。

主人公・剣崎元春(大倉)はあおい銀行に勤め、結婚5年目で2児の父親。職場では上司から業績を上げろと叱責され、仕事に疲れ果てて帰ると妻・澪(広瀬)から怒鳴られる、肩身の狭い毎日を過ごしている。同僚と飲みに行っては「澪はモンスターだ…」と愚痴をこぼすも、周りは結婚しても幸せそうで、自分だけが貧乏くじを引かされたのでは?と不満を抱いている。

一方の澪も、仕事を言い訳に家事と育児を押し付けては、酔っ払って帰ってくる元春が憎たらしくてたまらない。パート仕事や母の介護、元春にも協力してほしいのにロクに話も聞いてもらえず孤独を感じている。

学生時代に互いにひかれ合って結婚したはずが、当初のラブラブ生活はどこへやら。二人の共通の思いは「なんでこの人と結婚してしまったのだろう」。ある日、大学時代“女神”と呼ばれ男子学生の憧れの的だった後輩と偶然再会。「好きだったの」と打ち明けられ、「ああ、彼女を選んでいたら…」と後悔してしまう。

そんな矢先、元春は街中で話しかけられた男からもらった500円硬貨がきっかけで、突然学生時代にタイムスリップ。「過去に戻って選択を変えれば、妻が替わり、人生も変わるのでは!?」ともくろみ、もうひとつの選択をして理想の人生を手に入れる。しかし、有頂天の元春の前に現れたのは、澪だった―。

松下洸平演じる津山千晴は、元春とあおい銀行で入行同期。穏やかで楽天家。かつてはプレーボーイで派手な女性関係だったが、あっさり結婚して現在は双子のパパとして円満な家庭を築いている。元春の良き理解者で、夜中に呼び出されて愚痴を聞いてあげることも。

タイムスリップ後は、元春と同期なのは変わらないが、過去のある出来事がきっかけで、気ままな恋愛とシングルライフを楽しむ独身に。ところが、独身の澪に出会い、彼女一筋に。積極的にアプローチするが、元春から大反対されてしまう。

川栄李奈演じる剣崎なぎさは、元春とは5才違いの妹で、はっきりした性格で、兄・元春よりも頼もしい。面倒見も良く、昔から元春の世話を焼くこともしばしば。義姉・澪のことも気にかけて、元春のフォローの役割を担うことも。公務員試験を受け続けているが、毎年不合格。他の目標を模索するも、兄夫婦の結婚生活を見ながら、「なんとなく結婚はまだいいか」と考えている独身女性。タイムスリップ後は、ある男性と結婚しており、元春を驚かせる。

元春の後輩・江川沙也佳を演じるのは、瀧本美織。両親は日本を代表する大企業の社長で、超が付くほどのお金持ちのお嬢様。元春の大学の後輩で、チェロを専攻。大学のマドンナ的存在で誰もが彼女に憧れ、元春もその1人だった。卒業後、渡米してニューヨークの楽団に入団。久しぶりに帰国し、偶然元春に再会。「昔、好きだったの」と元春に告げる。

タイムスリップ後は、元春の妻となり、幸せな結婚生活を送っている。庶民の元春と生活水準が合わないのが悩み。チェリストとしての成功をうっすら夢見ていたが、挑戦するほどのバイタリティは見いだせなかったため、元春との結婚後は大学でチェロを教える非常勤講師をしている。

謎の男・小池良治を演じるのは生瀬勝久。「人生は変えられる」と元春に500円硬貨を渡し、タイムスリップするきっかけを与えるキーパーソン。怪しい風貌のホームレスだが、元春に一方的に人生相談されることに。気になる素性が少しずつ明らかにされていく。

澪の母・建石久恵を演じるのは片平なぎさ。明るく家族思いの“肝っ玉母さん”。しかし夫の急死から立ち直れず、精神的に不安定になり、やがて認知症を発症。現在は一人暮らしをしており、認知症も進行気味。娘の夫である、元春のことを我が子のようにかわいがっていて信頼している。

タイムスリップ後は、認知症は患っているものの、独身の澪と同居しており症状は落ち着いている。どこか不思議な超感覚を持ち合わせており、タイムスリップに関して何か秘密を知っている…?

また、元春の学生時代からの親友で元春と津山が入り浸る居酒屋のオーナー・木田尚希役を森田甘路、元春の上司であおい銀行融資課課長・西徹也をマギー、窓口課課長・小谷つかさ役を猫背椿、支店長・宮本和弘役をおかやまはじめが演じる。

松下洸平 コメント

◆今作の台本をお読みになっていかがでしたか?

「ファンタジーな設定ですが、中で起きる事はとてもリアルだなと思いました。夫婦間や恋人同士のすれ違いはすごく現実的で共感ポイントがたくさんあると思います。ちなみに僕はこの作品がキッカケで韓国ドラマにハマりました」

◆今作の役柄について

「津山はとてもオープンな人です。いつもなるべく笑顔でいる事を心がけました。あまり感情を出さない朴訥とした元春といつもサラッと気の利く津山との差をいかに作れるか必死でした!なぜなら元春は笑顔が最高に素敵な大倉さんなので(笑)」

◆初共演となる大倉さんの印象について

「大倉さんはとても大らかで本当に優しいです。そしてよく笑ってくれます。一緒のシーンの時はいつも心が穏やかな自分がいました。例えば僕が何か言った事に対して、大倉さんが笑ってくれるとそれだけで幸せな気持ちになります(笑)。一緒できて本当にうれしかったです」

川栄李奈 コメント

◆今作の台本をお読みになっていかがでしたか?

「お話をいただいた時に韓国の原作ドラマを見たのですが、とても面白かったです。それから台本を読ませていただき、やはり面白かったです。元春の妹・なぎさの目線でも共感出来る部分がたくさんありました。いろいろなキャラクターが登場するので、幅広い年代の方々が登場人物の“誰か”に共感できる作品だと思いました」

◆今作の役柄について

「すごく物事をハッキリと言う人だと思いました。基本的には明るくて、元春との兄妹の絆のようなものも持っていると思います」

◆初共演となる大倉さんの印象について

「すごくクールな方なのかなと思っていましたが、現場の待ち時間などでは関西弁が出たりして、面白い方です」

瀧本美織 コメント

◆今作の台本をお読みになっていかがでしたか?

「いろいろな要素がギュッと詰まっていて、ラブストーリーでありながらヒューマンで、ファンタジーの要素も入っています。韓国の原作ドラマも見たのですが、人生丸ごと愛おしくなるような温かい気持ちになれる作品だと思いました。今回の台本も同じように、人生の大切な瞬間がたくさんちりばめられていて、キュンとなったり、切なくなったり、いろいろな気持ちになりました」

◆今作の役柄について

「沙也佳は欲求に忠実で、言いよどむ事がなく何でもスパスパと言うので、気持ち良いくらい本能のままに生きている女性だと思います」

◆7年ぶりの共演となる大倉さんの印象について

「7年前は兄妹役で共演させていただいたのですが、その時の役はほとんど昏睡状態で、大倉さん演じるお兄ちゃんとはあまり会話を交わすシーンがなかったので、今回は妻役としてお芝居させていただけるのが楽しみでした。大倉さんは、とても柔らかい雰囲気を持っていらっしゃって、うそがなく正直というか素直なところがすごく気持ちの良い方だなと思います」

生瀬勝久 コメント

◆今作の台本をお読みになっていかがでしたか?

「不思議な世界観だなぁ、と。でも“過去に戻って人生をやり直したい”というのは、皆人生の中で一度は夢見る事だから、面白いなぁと思いました」

◆今作の役柄について

「異常者に見えちゃいけないし、かといって、わかりやすいキャラクターになってもいけないので、繊細に演じたつもりです」

◆10年ぶりの大倉さんとの共演について

「いい年のとり方をしたな~。演技の振り幅も大きくなったし…。偉そうにごめんなさい」

片平なぎさ コメント

◆今作の台本をお読みになっていかがでしたか?

「実は認知症をもう少し重く捉えていたのですが、物語の中の久恵は、とてもかわいいと思える存在でした。ドラマが放送される時間帯に、若い方たちが見ても暗くはならない“ちょっぴり子供返りしたおばあちゃん”というキャラクターのあり方になっていて、これは楽しみだわと思いました」

◆今作の役柄について

「認知症を患う前は、きっと家族を愛し、元気で明るく、ちゃめっけがある女性だったんじゃないかな?と、台本から読み取る事ができました。なので、認知症を発症した後も、そんな一面をのぞかせる母を心がけて演じました。演じていると共感できるところも多々あり、等身大の私に近いのでは!?と思う瞬間もありました」

◆今作が初の親子役での共演となる広瀬さんの印象について

「以前共演したドラマでは、私がアリスちゃんを殺そうとたくらむ設定でしたから、今回は娘のアリスちゃんを思いきり愛して、汚名返上のチャンスです(笑)。アリスちゃんは、どんなに疲れていても、いつも明るく、元気で、現場を盛り上げてくれました。本当にすてきな女性です。カットがかかるまで仲良くつつき合ったり、そんな親子の芝居ができるのも彼女が心を開いてくれるおかげでとても楽しく、演じやすかったです。ありがとう」

編成企画・狩野雄太(フジテレビ編成部)コメント

「元春の同僚の津山は、いつでも愚痴を聞いてくれて“あうんの呼吸”で楽しいと思うことが共有できる理想的な“親友”。タイムスリップ後は、澪へ好意を抱き真正面からアプローチしていく純粋な男性。そんな津山という役を、誠実で優しい雰囲気を持つ松下さんに演じていただきたいと思いご出演をお願い致しました。
元春の妹のなぎさは、チャキチャキと地頭が良く、面倒見が良い女性。等身大で演じていただけるのは川栄さん以外いない!と思い、オファー致しました。
また、元春の後輩で、羨望を一身に集める美貌と気品を持っていて芯のある沙也佳を、瀧本さんならば説得力を持って演じていただけると思いお願いいたしました。
一方、元春に人生の転機を与える、生瀬さん演じる小池は物語の重要なキーマン。つかみどころのない不思議な表情と緊張感の漂うシリアスな表情、二面性があるミステリアスな小池を生瀬さんに演じていただけて光栄です。
そして、片平さん演じる、澪の母である久恵も物語において重要なキーマン。辛い背景もありながらかわいらしく優しい愛らしさあふれる久恵を片平さんにお引き受けいただけて光栄です。
森田さん、マギーさん、猫背さん、おかやまさん、個性豊かな皆様がイメージ通りのキャラクターを演じていただけてとてもありがたいと思っております。
この素晴らしいキャストの方々のおかげで、どこかホッとできる、優しい世界が広がっている物語になっていると思います。毎週見逃せない展開になっておりますので、ぜひお楽しみに!」

番組情報

木曜劇場『知ってるワイフ』
フジテレビ系
2021年1月7日スタート
毎週(木)後10時~10時54分
※初回放送15分拡大(後10時~11時09分)

<キャスト>
大倉忠義 広瀬アリス 松下洸平 川栄李奈・森田甘路 マギー 猫背椿 おかやまはじめ/瀧本美織・生瀬勝久 片平なぎさ

<スタッフ>
脚本:橋部敦子(『僕らは奇跡でできている』『フラジャイル』『フリーター、家を買う』『僕の生きる道』シリーズほか)
編成企画:狩野雄太(『デート~恋とはどんなものかしら~』『世にも奇妙な物語』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』ほか)
プロデュース:貸川聡子(『黒井戸殺し』『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』『1リットルの涙』ほか)
演出:土方政人(『SUITS /スーツ』『謎解きはディナーのあとで』『ゴーストライター』ほか)
山内大典(『海月姫』、『ストロベリーナイト・サーガ』ほか)
木村真人(『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』)
音楽:河野伸(『恋はつづくよどこまでも』『おっさんずラブ』『任侠ヘルパー』『メイちゃんの執事』ほか)
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

原作:『知ってるワイフ』
制作:STUDIO DRAGON CORPORATION /Chorokbaem Media
配給:CJ ENM Co.,Ltd
脚本:ヤン・ヒスン

©STUDIO DRAGON CORPORATION
©フジテレビ

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