西島秀俊主演『シェフは名探偵』に濱田岳、神尾佑、石井杏奈が出演

ドラマ
2021年03月31日

濱田岳(高築智行 役)コメント

フランス料理を使って謎解きをしていくのは一読者としても楽しかったです。西島さんが三舟シェフをどう演じられるのだろう、何度もご一緒させていただいている木村ひさし監督の演出でどう味付けされていくのだろう、とすごくワクワクしながら台本を読ませていただきました。セットも本当にきれいだったので、現場に来てあらためてテンションが上がりました(笑)。
僕が演じる高築は、人よりも記憶力が良くてギャルソンも卒なくこなせるし、回が進むごとにお客様にも感情移入してしまうなどピュアで、裏表無く人に接するところが三舟シェフに見初められたのかなと思います。コミカルなシーンは笑いをこらえるのが大変だったのでそれぞれキャラクターの素を見れるのかなと思います。
殺人が起こったりするなど、ハードな謎解きではないので、お仕事終わりの疲れた皆さまにもゆっくり楽しんでいただけるようなドラマになっていると思います。夜遅い時間に美味しそうな料理がたくさん出てきます。お腹が空いてしまうようなドラマになっていると思いますので、心して楽しんでいただけたらうれしいです!

神尾佑(志村洋二 役)コメント

ワンシチュエーションのドラマというのは演劇的でわりと好きです。セットも本物のビストロのようで、厨房も使えますし、本当にビストロに勤めている感じでした。それがドラマの世界観を作っていると思います。
志村という役は言葉はぶっきらぼうで曲がったことが大嫌い、そのくせ意外とナイーブでそして恐妻家(笑)。
なにより三船シェフを敬愛している熱いオトコです。
台本を読んだ時は微妙な立ち位置だなぁと思いましたが、西島さんがふんわりとした佇まいでいてくださるので周りは伸び伸びと演技ができるんですね。西島さんの大きな器と4人の絶妙なバランスですくすくと育てていただきました。そのおかげでまるで家族のような空気感がでてると思います。
このドラマは家族の話です。いろんな形の家族の話です。ちょっとコミカルで心があたたかくなるドラマです。お一人で観るもよし、大切な人と観るもよし、夜遅くに楽しんでいただきたいです。

石井杏奈(金子ゆき 役)コメント

台本を読んで、物語の中に笑いと感動がたくさん詰まっていて、要所要所にあるコミカルさが最高でした。
私が演じた金子ゆきは芯があり、愛をしっかり持っている印象を持ちました。表も裏もない素直な子で性別も歳も違うシェフや高築さんとのラフな会話に愛や絆を感じてほのぼのしましたし、撮影現場でも金子ゆきとして過ごす毎日がとても新鮮で楽しかったです。
共演させていただいた西島さんは気遣いと優しさで溢れていて、毎朝コーヒーを淹れてくださったり、同じ目線で話をしてくださったり、本当にすてきな方でした。現場を引き締め、和ませ、かっこいい座長の背中を様々な場面で拝見し、勉強させていただきました。
ゆきという役は自分にとって新境地となる役柄で、ツッコミやボケや物まね…未熟ながら、全力で取り組みました。
何度も、笑い過ぎて涙が出ました。そして、西島さん濱田さん神尾さんととても優しく楽しい大好きな御三方と大切な時間を過ごし、毎日が刺激的で濃い時間でした。ぜひ楽しみにしていてください! 私もとても楽しみです。

番組情報

ドラマプレミア23『シェフは名探偵』
テレビ東京系
2021年6月放送スタート

主演:西島秀俊
出演:濱田岳、神尾佑、石井杏奈 ほか
原作:近藤史恵
「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」(創元推理文庫刊)
監督:木村ひさし、瀧悠輔、向井澄
脚本:田中眞一 西条みつとし

イントロダクション

極上の料理と自家製のヴァン・ショー(ホットワイン)が売りの小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」。 ここの料理長である三舟忍(西島秀俊)は冷静沈着で穏やか、一見すると何を考えているか分からない。でも実は「……ちょっといいですか?」と、すぐにお節介を焼いてしまう優しさを持つ。そんなシェフの三舟が人並外れた洞察力と推理力で、お客様たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を鮮やかに解き明かす。

WEB

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/shefutan/

©「シェフは名探偵」製作委員会
創元推理文庫 カバー・イラスト・谷山彩子

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