船越英一郎が比嘉愛未と初共演『推しの王子様』で15年ぶりにラブストーリー出演

ドラマ
2021年06月17日

『推しの王子様』

7月にスタートする比嘉愛未主演の木曜劇場『推しの王子様』(フジテレビ系 毎週(木)後10時~10時54分)に、船越英一郎が出演することが分かった。

本作は、乙女ゲームを手掛けるベンチャー企業の社長である日高泉美(比嘉愛未)が、自分の理想通りに作り上げたケント様というキャラクターにそっくりだが、無作法で無教養で無気力、なんとこれまで人を好きになったことも無い、無い無い尽くしの残念すぎる五十嵐航(渡邊圭祐)と出会い、航を理想の男性に育てるため奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”な日々を描くロマンティックコメディー。

船越が演じるのは、大手アウトドア・メーカー「ランタン・ホールディングス」の代表取締役社長を務める水嶋十蔵。十蔵は経営の多角化を進める中で、エンターテインメント分野へ参入することを決定。それに伴い、泉美は「ペガサス・インク」次回作となる乙女ゲームへの出資を「ランタン・ホールディングス」に掛け合っていた。

大胆不敵な人柄で、常に抜け目なく、目的のためなら手段を選ばない一方で、情に厚い顔も持つ十蔵。「ペガサス・インク」の次回作へ出資するかどうか、全ては十蔵の考え次第だが、泉美は物語が進むにつれて、十蔵により思いもしなかった“崖っぷち”に立たされることに…。

船越がラブストーリーを描く連続ドラマに出演するのは、『ブスの瞳に恋してる』(フジテレビ系/2006年4月~6月)で脚本家役を演じて以来、15年ぶり。主演の比嘉とは、『本日は、お日柄もよく』(WOWOW/2017年)に共に出演したが2人の共演シーンはなく、本作が初共演となる。

船越英一郎 コメント

◆久しぶりのラブストーリーの出演となる『推しの王子様』。出演のお話を聞かれての感想をお願いします。

「熟年の恋愛模様を演じられるかと期待しましたが(笑)、残念ながら恋愛は若い俳優さんたちに委ねることになりそうです。複雑でスリリングな恋愛模様が展開されていきますが、皆さんと一緒にわくわくしながら行く末を見届けていきたいと思います」

◆十蔵を演じていく上での役作り、そして意気込みを教えてください。

「大手のアウトドア・メーカーの社長でありながら、ゲーム業界にも参画していくアグレッシブで謎の多い人物です。主人公たちの大いなる支援者となるのか、はたまた大きな障壁となっていくのか…重層的でミステリアスな男として演じていきたいと思います」

◆比嘉さんとは実質、初共演となりますが、いかがでしょうか?

「芳醇な感性に裏打ちされた確かな演技力に、かねてから魅力を感じておりました。比嘉さんならではのニュータイプのヒロイン像との競演を楽しみにしています」

◆視聴者へメッセージをお願いします。

「乙女ゲームの世界を借りた“逆マイ・フェア・レディ”なストーリーであると同時に、ヒロインの成長譚でもあります。若い方たちだけでなく幅広い層の方たちも楽しんでいただける作品になると確信しています。ぜひ視聴者の皆さん、『推しの王子様』を育成していただければ幸いです」

編成企画:狩野雄太(フジテレビ編成部)コメント

「十蔵は一代で自身の会社を大きく成長させた剛腕の経営者で、頭脳明晰で慧眼の持ち主です。会社のエンタメ事業を拡充していく時に、乙女ゲームの提案を持ってきた泉美と出会います。この出会いが泉美にもペガサス・インクの面々にも、とても大きな影響を及ぼす事になります。一代で成功を収めたため、ひとつひとつに含みと奥行きがあり、また実は意外性もある人物なので、最終話まで十蔵の一挙手一投足は見逃せません。船越さんの重厚さと大人な雰囲気、そして確かな表現力で十蔵に命を吹き込んでいただけて、大変光栄に思っております」

木曜劇場『推しの王子様』
フジテレビ系
2021年7月スタート
毎週(木)後10時~10時54分