本木雅弘「希望の光のようなものを感じていただければ」『流行感冒』地上波初放送

ドラマ
2021年10月29日

本木雅弘が主演を務める特集ドラマ『流行感冒』(NHK総合)が、11月6日(土)に地上波で初放送される。

原作は、志賀直哉による「流行感冒」。今から約100年前、全世界を未知なる恐怖に陥れたスペイン風邪。感冒流行の中、理性を失い無闇に人間不信に陥った主人公が、人への信頼を取り戻し日常に帰るまでの“心理的な綾”を描く。主演を務める本木雅弘のほか、安藤サクラ、仲野太賀、古川琴音、松田るか、石橋蓮司らが出演する。

2021年3月にBS4Kで、2021年4月にはBSプレミアムで放送された本作は、「令和3年度 文化庁芸術祭」のテレビ・ドラマ部門参加作品であり、「東京ドラマアウォード」単発ドラマ部門で優秀賞を獲得した。そんな本作が、今回地上波で初放送されることが決定。

発表にあたり「今回、地上波にて放送していただけるとのこと、大変ありがたく思います」と語った本木。「是非、多くの皆さんにご覧いただき、一家族の危うく滑稽な出来事を通して、どんな状況に陥っても、“人は人を愛おしいと思える力を持っている” そんな小さく輝く希望の光のようなものを感じていただければ」とメッセージを。

さらに「100年前にも起きていたパンデミックをなぞり、スタッフ共々、まさに命をさらしながらの撮影は臨場感と緊張感の連続でしたが、灯台の下を照らすような、ささやかな発見のある物語は、結果、自身にも大きな癒しを与えてくれました」と作品への思いを明かした。本木からのコメント全文は、次ページを参照。

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