少年忍者・ヴァサイェガ渉、大自然の中で行われたロケは「貴重な体験」『旅屋おかえり』

ドラマ
2021年11月14日
左から)ヴァサイェガ渉、草刈民代、安藤サクラ

2022年1月25日(火)より4夜連続で放送される特集ドラマ『旅屋おかえり』(BSプレミアム)より、主演の安藤サクラ、そして1月27日(木)、28日(金)放送の愛媛・高知編に出演の草刈民代、ヴァサイェガ渉(少年忍者/ジャニーズJr.)からコメントが到着した。

原作は「エキナカ書店大賞」も受賞した、原田マハによるヒューマンドラマの傑作。ある人の思いを背負って各地の旅先に出向く丘えりか、通称“おかえり”(安藤サクラ)を、どんな美しい風景や新しい出会い、地元の名産が待っているのか。視聴者と共にゆったりと追体験していく、ドキュメンタリータッチの新しい旅ドラマだ。

そんな本作の愛媛・高知編の撮影が、11月上旬~中旬にかけて、愛媛県内子町と高知県檮原町を中心に行われている。ロケに参加した主演の安藤サクラは「私自身、内子を楽しませていただいております。それをきっと皆さんに届けられるだろうなと思いながら毎日撮影しているので、愛媛・高知の方にも、そしてここに来たことがない方にも、この土地に思い出がある方々にも、いろんな方に魅力を届けられるドラマになっていると思います」と作品の魅力を語る。

おかえりが内子で出会う、国沢真理子役を務める草刈民代も「(内子では)いろんなところに足を運んで人々を観察してみましたが、洗練された雰囲気があり、なにか整然とした街というんでしょうか。工芸品などが生み出される、ないところから何かが生まれていくという空気を感じました。内子に住んでいる方を演じる中で、そういう雰囲気や、こちらの皆様の持つ雰囲気が伝わればいいなと思っています」と。

また、真理子の息子・怜央役のヴァサイェガ渉は「大自然の中で撮影ができて、風が気持ちよく、自分の住んでいるところでは感じられないような空気感でした。今後なかなか行く機会はあまりないかもしれないので貴重な体験だなと思います」と撮影を振り返った。3人からのコメント全文は以下を参照。

丘えりか(おかえり)役・安藤サクラ コメント

秋田編をやって今回、愛媛・高知編のロケに入るときに、「とにかくこのドラマは私自身が旅を楽しむ、そうすればきっと場所の魅力も素直に視聴者の皆さんに届いていくんじゃないか」と思って愛媛に入りました。早速、愛媛の皆さん、内子の皆さんとコミュニケーションをとりながら最高に楽しい時間を過ごさせていただいています。和ろうそくや和紙作り、紙すきの現場にも行かせていただきました。

おかえりちゃんは、そのときに自分が感じたことをふと言葉に出すんですが、自分が知らない日本の美しさって、きっとまだたくさんあるんだろうなと。内子に来てからも、ちょっとお散歩に出た時間とか、ふと目覚めて朝6時に町に音楽が流れた瞬間とか、いたるところで感じております。

私自身、内子を楽しませていただいております。それをきっと皆さんに届けられるだろうなと思いながら毎日撮影しているので、愛媛・高知の方にも、そしてここに来たことがない方にも、この土地に思い出がある方々にも、いろんな方に魅力を届けられるドラマになっていると思います。

国沢真理子役・草刈民代 コメント

職人という役、あと地方に住んでいる職人の役はおそらく初めてです。撮影に入る前に、紙すきを埼玉で習って、撮影に臨みました。

内子に入ってから天候の関係で数日撮影がなくなったので、レンタカーを借り、梼原(ゆすはら)にも伺ったりしました。山の中をドライブしてものすごく気分転換になりました。こちらの方はドライブしたことがなかったんですけど、山々が立派で、この数日で気分がリフレッシュし、とてもいい時間をいただきました。

今回ドキュメンタリータッチの旅ドラマということで、おかえりちゃんは東京からいろいろな地方に赴きますが、私はここ(内子)に住んでいる人を演じるので、スーパーで買い物をしたり、いろんなところに足を運んで人々を観察してみましたが、洗練された雰囲気があり、なにか整然とした街というんでしょうか。工芸品などが生み出される、ないところから何かが生まれていくという空気を感じました。

内子に住んでいる方を演じる中で、そういう雰囲気や、こちらの皆様の持つ雰囲気が伝わればいいなと思っています。

国沢怜央役・ヴァサイェガ渉 コメント

NHKのドラマに出させていただくのは2回目なのですが、お話を頂いたときにとてもうれしかったと同時に、緊張というか不安もありました。撮影が始まってからは、安藤さんも草刈さんもとてもやさしく話しかけてくださり、周りのスタッフさんもとても明るい撮影現場で、安心しました。

今回の役でパーマをかけて青いカラコンを入れているんですけど、この見た目で日本語しか話せないという、とても不思議な、面白いキャラになっていると思います。今まで僕が演じてきた役はクールな役が多かったんですけど、国沢怜央は今まで演じた役と違ってテンション高めで、元気な好青年というキャラクターなので、そういうところに注目してみていただけたらなと思います。

今回、すごい大自然の中で撮影ができて、風が気持ちよく、自分の住んでいるところでは感じられないような空気感でした。今後なかなか行く機会はあまりないかもしれないので貴重な体験だなと思います。

番組情報

特集ドラマ『旅屋おかえり』
BSプレミアム
2022年1月25日(火)後7・30~8・00 ※4夜連続放送
※第1回・第2回「秋田編」/第3回・第4回「愛媛・高知編」

©NHK

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