ファーストサマーウイカが家出した少女に寄り添う叔母役を熱演「心を感じ取ってもらえたら」

ドラマ
2022年03月08日

3月22日(火)放送の創作テレビドラマ大賞『家出娘』(NHK総合)に木村湖音、ファーストサマーウイカ、有野晋哉、徳井優らの出演が決定。木村とウイカ、脚本を担当した船越凡平からコメントが到着した。

次世代の脚本家を育てるため、NHKと放送作家協会が共催しているコンクール「第45回創作テレビドラマ大賞」にて、応募作1047本の中から大賞を受賞した船越凡平による『カントリーロード』を『家出娘』と改題してテレビドラマ化する。

母を亡くした少女と、母の妹である叔母。大切な人を失った者同士がひとときの共同生活を通して、次の一歩を踏み出そうとする姿を描いていく作品だ。

そんな本作で近年、ドラマでの活躍も目覚ましいファーストサマーウイカが人生に迷った少女に寄り添う叔母・和歌子役を熱演する。少女・はるか役には、オーディションで選ばれた10歳の俊英・木村湖音。不器用でコミカルな2人のやりとりが温かな涙を誘うヒューマンドラマを届けていく。

発表にあたり、ウイカは「『ドキュメンタリーのように撮りたい』という監督の言葉から、感情の機微やキャストとの関わり方まで繊細に取り組みました。変わっていく環境、止まったままの時間。はるかと和歌子、それぞれの視点からの心を感じ取ってもらえたらと思います」と視聴者にメッセージを。

いっぽう、木村は「石塚監督からたくさん問いかけをもらって、たくさん考えて、はるかを演じるのではなく、はるかになって撮影をしました。はるかの気持ち、和歌子の気持ちが、みてくださっている方に届くといいな」と思いを語った。2名と脚本家の船越凡平によるコメント全文は以下を参照。

叔母・和歌子役 ファーストサマーウイカ コメント

「残された人達」の日常にある、深く静かな変化を描いた、心揺さぶられる作品でした。
リハーサルやミーティングを重ね、「ドキュメンタリーのように撮りたい」という監督の言葉から、感情の機微やキャストとの関わり方まで繊細に取り組みました。
変わっていく環境、止まったままの時間。
はるかと和歌子、それぞれの視点からの心を感じ取ってもらえたらと思います。

江井はるか役 木村湖音 コメント

はじめての東京で、ドラマの経験も少ないので、とても不安でした。
でも、石塚監督からたくさん問いかけをもらって、たくさん考えて、はるかを演じるのではなく、はるかになって撮影をしました。
はるかの気持ち、和歌子の気持ちが、みてくださっている方に届くといいなと思います。

脚本家 船越凡平 コメント

この物語の主人公、はるか役の木村湖音さん、和歌子役のファーストサマーウイカさんをはじめとする出演者の方々の素敵なお芝居。それを支えて頂いたスタッフの方々の確かな力。それらの想いが積み重なって、ひとつの作品となりました。
見て頂いた方へ、何かが届けばと願っております。少しのあいだ、はるかと和歌子と、時を共にしていただけましたら、うれしく思います。

番組情報

創作テレビドラマ大賞『家出娘』
NHK総合
2022年3月22日(火)後10・00~

出演:木村湖音、ファーストサマーウイカ、有野晋哉、徳井優 ほか

©NHK