増田貴久を田中みな実が絶賛「人の好さがにじみ出ている」『吉祥寺ルーザーズ』会見レポート

ドラマ
2022年04月09日
『吉祥寺ルーザーズ』
左から)片桐仁、濱田マリ、増田貴久、田中みな実、國村隼、田島芽瑠 (C)「吉祥寺ルーザーズ」製作委員会

4月11日(月)スタートの『吉祥寺ルーザーズ』(テレビ東京系 毎週月曜 午後11時06分〜11時55分)の記者会見が行われ、増田貴久、田中みな実、片桐仁、田島芽瑠、濱田マリ、國村隼が登壇した。

本作は、増田演じる主人公・安彦聡をはじめ、人生の負け組6人がひとつ屋根の下シェアハウスで一緒に暮らす日々を描いたシチュエーションコメディドラマ。物語の舞台は不動の人気タウン、東京・吉祥寺。なぜか安い家賃に、不可思議な募集方法、そして、謎の開かずの扉…。そんな謎めいたシェアハウスで、性別も年齢も職業もバラバラの“ルーザー”たちの奇妙な共同生活が始まる。

今回の会見には、一つ屋根の下で暮らすルーザーズを演じる6人が登壇。増田は「初めは探り探り話してたんですけど、今はプライベートの話もするくらい仲良くやらせてもらってます」と現場の雰囲気を明かした。

シチュエーションコメディということで、増田も台本を見たときに「まじか…やっちゃった…」と感じたくらいセリフが多いという本作。

ドラマ初出演となる田島は、「台本にカギカッコが多いなとは感じつつ、頑張ろうと思ったんですけど…。経験豊富なキャストのみなさんがクランクインのコメントで『不安だ』とか『セリフが多い』とおっしゃってて、『私、その中に入って大丈夫なのか!』って思いました」と、撮影前の心境を振り返った。

増田が「クセの強いキャラクターの中で、一番普通でフラットに見れる存在」と聡について話すと、田中は「人の好さがにじみ出ている感じが聡とまっすーは同じかなって思う」と2人の共通点を挙げる。

しかし「テレビでのイメージのままいい人で現場を楽しませてはくれるけど、頭の回転が速すぎちゃってボケがイマイチ分からないというのがよくあります」とカミングアウトした。

そんな田中は、自身が演じる桜について「自分のルールや正義感があって、それに反することがあると食って掛かるような人」とコメント。これに対して、片桐は「(桜は)世間がイメージする田中みな実さんそのままの役ですよ」とツッコミを。

田中が驚きの表情を浮かべると、すかさず「実際に話すと違うとわかるけど」とフォローを入れたが、桜は世間的なイメージの田中に近い役どころという点には、ほかの共演者も賛同していた。

会見では、シェアハウスが舞台の本作にちなみ「シェアハウスをしてみたいか」という質問が。増田は「住んでみたい」と回答したが、共演者から「水回り大丈夫?」「きれい好きでしょ」と指摘の声が飛び、「したいけどできないです」と訂正した。

また、6人が演じる「ルーザーズ」に対して「これだけは負けないこと」を問われる場面も。この質問には「自分が好きなものに没頭する才能があります」(濱田)、「食欲! 常に食べ物のことを考えちゃう」(田島)、「人に影響を受け続けるところ」(片桐)、「車を好きという気持ちの度合い」(國村)、「冬にイチゴを食べる量。1日2〜3パック食べる」(田中)と、それぞれが回答。

いっぽう、増田は「逆に負けていることなんてないんじゃないですか」とドヤ顔。しかし、自身の回答に思わず照れ笑いを浮かべ、「なんでも中途半端にまあまあできます」と付け加えた。

会見の最後は、主演の増田が「人と関わっていく中で、自分のいいところに気がついて自分を好きになったり、誰かを認められたりすることが伝わる作品だと思います。個性豊かなキャストそれぞれの目線に合わせて、自分だったらこうかなとか思いながら見てもらえたらうれしいです」と、視聴者へメッセージを送りイベントを締めくくった。

番組情報

ドラマプレミア23『吉祥寺ルーザーズ』
テレビ東京系
2022年4月11日(月)スタート
毎週月曜 午後11時06分~11時55分

地上波放送終了後、動画配信サービス「Paravi」「ひかりTV」で配信

<出演>
増田貴久、田中みな実、片桐仁、田島芽瑠、濱田マリ/國村隼

<スタッフ>
企画・原作:秋元康
監督:佐藤祐市(共同テレビ)、松木創(共同テレビ)、小林義則(共同テレビ)
脚本:池田テツヒロ
チーフプロデューサー:阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー:稲田秀樹(テレビ東京)、橋本芙美(共同テレビ)、村木美砂(共同テレビ)
制作:テレビ東京、共同テレビ
製作著作:「吉祥寺ルーザーズ」製作委員会

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/kichijoji_losers/
公式Twitter:@tx_losers
公式Instagram:@tx_losers