吉沢亮が初の月9主演でどさんこ小児科医役に挑む!「なんの小細工もなく真っ正面から向き合う」

ドラマ
2022年07月27日
『PICU 小児集中治療室』(仮)吉沢亮

吉沢亮主演のメディカル・ヒューマンドラマ『PICU 小児集中治療室』(仮)(フジテレビ系 午後9時〜9時54分)が、10月期の月9ドラマに決定。さらに、吉沢らからコメントが到着した。

「PICU」とは、Pediatric Intensive Care Unitの略称で、小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”だ。

PICUでは、小児集中治療を専門とする医師や看護師が各専門分野の医療スタッフと連携し、搬送のタイムリミットと闘いながら、重篤な子どもの尊い命を救うために命懸けで治療に当たっている。

日本は、先進国でありながらも小児死亡率の高さが深刻な課題。小児集中治療の必要性を問う医師たちの働きかけによって各地でPICU開設が進んでいるが、本作の医療監修を務める杏林大学医学部教授で日本小児救急医学会理事の浮山越史医師は、「全国的に見ると不十分なところがあるのも事実」と語る。

本作の舞台は、雄大な自然、広い空、そして、地平線が果てしなく広がる北の大地・北海道。人々を魅了してやまない美しい大地である一方、広大すぎるがゆえに搬送までに長時間を要することも少なくなく、刻一刻を争う急患の子どもたちにとっては残酷な土地でもある。

この物語は「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われてきた北海道で、駆け出しの小児科医が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして1秒でも早くPICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く感涙必至のメディカル・ヒューマンドラマだ。

そして自分の非力さに打ちのめされ、傷つき、それでも涙をぬぐい、幼い命を助けようとする若く経験の浅い小児科医が本作の主人公。まだ何も成し遂げていない医師になりたての若者が、愚直に“医師”という職務に向き合っていくさまを描く。

そんな成長途上にある若き医師・志子田武四郎を演じるのが、国民的人気俳優・吉沢亮だ。吉沢を主演に迎え入れ、『監察医 朝顔』スタッフが総力をあげておくる感動作がこの秋、日本中を温かい涙で包み込む。

発表に当たり、吉沢は「命とどう向き合うか。人の死から何を学ぶのか。そんなシンプルでありとても深い、普遍的なテーマになんの小細工もなく真っ正面から向き合う作品になると思います」と。

「人の命を救うのは神様でもスーパーマンでもない。救う側の人間としての未熟さ、葛藤などを丁寧に描ければ」と意気込みを寄せた。吉沢をはじめ、医療監修を務める浮山医師、金城綾香プロデューサーのコメント全文は、次ページに掲載。

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