近藤公園、梶原善、片岡正二郎、山路和弘が長澤まさみ主演『エルピス』に出演決定!ティザー映像も解禁

ドラマ
2022年09月12日
『エルピス―希望、あるいは災い―』
『エルピス―希望、あるいは災い―』近藤公園、梶原善、片岡正二郎、山路和弘 ©カンテレ

10月24日(月)からスタートする長澤まさみ主演の月10ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(カンテレ/フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)に、近藤公園、梶原善、片岡正二郎、山路和弘の出演が決定し、コメントが到着した。

本作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件のえん罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく。恵那と共に行動するうだつの上がらない若手ディレクター・岸本拓朗役で眞栄田郷敦、恵那と拓朗の先輩で報道局のエース記者・斎藤正一役で鈴木亮平が出演する。

本作のティザー動画が、現在放送中の月10ドラマ『魔法のリノベ』の放送直後に解禁。テレビ局を舞台としたさまざまな人間の生きざま、そこに渦巻く感情のぶつかりなどがクオリティーの高い映像とともに表現されている。また、テンポよくちりばめられた一つ一つのカットに込められた濃密な映像が、見る人たちの好奇心をかきたてる。これから公開されていくさまざまな映像にも注目だ。

そしてこのたび、新たに近藤公園、梶原善、片岡正二郎、山路和弘の出演が決定した。近藤が演じるのは、恵那がコーナーMCを務める深夜の情報バラエティー番組『フライデーボンボン』のプロデューサー・名越公平。番組を仕切るチーフプロデューサー・村井(岡部たかし)の顔色をいつも気にしながら、番組会議では多数派意見重視で現場を取りまとめる“安定志向型“プロデューサーだ。さらに、判断に困った時は、自分で責任を取るのを回避するため、ついつい上層部に判断を委ねるクセがある。

近藤は「ウォーターボーイズ」(2001年)でメインキャストの1人である“ガリ勉高校生”金沢役で映画初出演を果たした。その後も「家族はつらいよ2」「キネマの神様」など山田洋次監督作品に多数出演。『六本木クラス』(テレビ朝日系)での演技も記憶に新しく、幅広い演技でジャンルを問わず活躍している。

梶原が演じるのは、『フライデーボンボン』のMC・海老田天丼。蝶ネクタイに丸メガネがトレードマーク。陽気でひょうきんな彼は、まさに番組の“元気印”。番組の若い女性アシスタントや「ボンボンガール」らと番組を盛り上げ、今日もスタジオを縦横無尽に駆け回る。

梶原は、三谷幸喜が主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」を経て、TVドラマ『ナニワ金融道』シリーズや映画「マスカレード・ホテル」など多数の作品に出演。人柄のよさそうな役から不気味な悪人まで、コミカルかつシュールな演技で魅了する。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、衝撃的な最期を迎える暗殺者を怪演し、話題となった。

片岡が演じるのは、女性連続殺害事件の被疑者として逮捕され、最高裁で「死刑判決」を言い渡された死刑囚の松本良夫。元板金工だった松本は、拘置所で“いつ来るか分からない自分の最期” と向き合う日々を粛々と送っている。

片岡は、1994年までオンシアター自由劇場に所属し、数々の音楽劇に出演している。1998年に映画監督・ 坪川拓史と共に楽団「くものすカルテット」を結成し、ヴァイオリンとヴォーカルを担当。近年の主な舞台出演作には、コクーン歌舞伎「四谷怪談」(串田和美演出)、「パ・ラパパンパン」(松尾スズキ演出)などがある。

そして、山路が演じるのは、副総理の大門雄二。警察庁長官出身という幅広い人脈を生かし、政界に相当幅を利かせている。官邸キャップの斎藤(鈴木)に一目置き、懇意にしている。

山路は、青年座研究所の1期生として1977年に劇団青年座に入所し、舞台役者のキャリアをスタート。その後も映画やミュージカルにも進出したほか、『いだてん』(2019年)、『麒麟が来る』(2020年)と2年連続でNHK大河ドラマに出演。また、多数の吹き替えやナレーションも担当している。

また、ドラマに登場する深夜の情報番組『フライデーボンボン』の出演者も解禁。MCの海老田(梶原)と共に番組進行を務めるアシスタント役に川瀬莉子、番組を明るく盛り上げる「ボンボンガール」のメンバーとして、華村あすか、真洋、新関碧、あのん、森日菜美、橋本萌花が出演する。さらに、新米ディレクターの拓朗(眞栄田)と共にフロアを盛り上げるAD役で天野はな、篠原悠伸、スタッフ役で亀田侑樹、竹林佑介、川久保晴、祐村要、武内おとが出演する。

近藤公園 コメント

『エルピス-希望、あるいは災い-』! なんて気になるタイトルでしょうか。これまで報道やえん罪を扱った作品はたくさんありますが、情報番組のアナウンサーとディレクター目線で、つまりTV局の内側から描いてみせるTVドラマは、あまりないんじゃないでしょうか? 気概を感じずにはいられません。その一端を担える事がとても楽しみですし、『伝えることや表現に関する自由』と『大人の事情』についても考えてみたりしながら、この作品と向き合っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

梶原善 コメント

今回のような物語を一口にヒューマンドラマと言ってしまって良いものか…分かりませんが、登場人物としてそれぞれが抱えている悩み・問題を解決できないまま、今すべき仕事をこなしていく。そして、新たな問題に直面していく大変苦しい所で突き進む物語。そんな中、僕が演じる海老田天丼さんは、芸人としてはそこそこの成功者ではあるが「そこそこ」と言う所が、彼がどうしても打破できない悩み・問題であります。そのあたりのそれぞれの思いを、このドラマのおもしろ味として楽しんでいただけるのではないでしょうか。お楽しみに。

片岡正二郎 コメント

お話を頂いた時は驚きました、舞台ばかりだったので初ドラマです、ははは。 死刑囚というのもまた、驚きました、これも初です。 死刑囚は、他の受刑者とは違って、死を待つというのが刑なんです。死刑の執行は当日知らされる、そんな毎日をどんな気持ちで暮らしているんだろうと、ずっと想像しています。見ていただいた人にその気持ちが感じられるように演じたいと思います。台本をもらうたびに、次回が気になって仕方ありません、ぜひ楽しんでください。

山路和弘 コメント

ネタバレはできないし、最後まで読ませてもらってないが、この脚本、ゆるいのか厳しいのか判別できぬまま始まり、背中をくすぐられたと思ったら銃を突きつけられ、今は銃とコショコショが並行しイライラと読み進みながら、久々の悪人と久々の監督の演出を楽しんでます。

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