AKB48清水麻璃亜、光石研&高橋克実&橋本じゅんに「リアルに“おじキュン”していました」『帰らないおじさん』会見

ドラマ
2022年09月30日

『帰らないおじさん』会見

10月6日(木)スタートの『帰らないおじさん』(BS-TBS 毎週木曜 午後11時~11時30分)の制作発表会見が行われ、光石研、高橋克実、橋本じゅん、AKB48の清水麻璃亜が登壇した。

原作は、雑誌「イブニング」(講談社)で2020年に連載を開始した西村マリコの同名コミック。働き方改革によって“アフター定時”という自由な時間を得た“おじさん”たちが、自らのアイデアによる“金のかからない楽しみ”を見いだしていく。主人公となるおじさんを演じるのは、光石研、高橋克実、橋本じゅんの3人。そして、清水麻璃亜がおじさんたちを陰から覗く若いOL役で出演する。

光石は撮影中のエピソードとして「だんだん日も短くなってきたこともあって、日の出とともに集まり撮っていたので、早起きしなきゃいけなかったのが少しつらかったですね…。そして残暑が厳しかったので、みんな日に焼けてしまった」と話し、光石、高橋、橋本が記者に日焼けした様子を見せていた。

高橋は「ほとんど記憶がないんですよね(苦笑)。3人がずっと出ているので、『このドラマ大丈夫かな?』って思いました。香盤表にずっと丸がついていて、たまに麻璃亜ちゃん。なので、麻璃亜ちゃんが初めて現場に来たときにおじさんたち喜んじゃって(笑)」と語ると、橋本も「カサカサの中にコラーゲンが入ったようにね(笑)。明るい麻璃亜ちゃんに助けられました」と明かした。

1か月の撮影スケージュールでせりふの変更も多かったという高橋は「監督が熱心な方だったので、急に変更があったり、台本が2冊あったりして追いつかなかったです…。もう3行以上のせりふはドクターストップがかかっているのに。しかも、しゃべった揚げ句、意味がないせりふだったりして」と苦笑い。

『帰らないおじさん』会見

一方の橋本は「外で遊んでいることが仕事になるってすごいなと。山に行き、川に入り、しゃべろうと思ったら蚊を吸い込み(笑)。ある時、克実さんと話していたら、やぶ蚊が克実さんの額に止まって、とてもおいしそうに血を吸っているのを見たので、段取り中だったんですけど、パチンと叩いたら、克実さんに『そういう芝居なの?』と驚かれました」とロケでのエピソードを明かした。

本作で紅一点としておじさんたちにキュンとするOLを演じた清水は「最初は本当に緊張して、初日はもうご飯が食べれないぐらいだったんですけど、蚊がたくさんいてくれたおかげで3人がすごく話しかけてくださって、『緊張しなくていいんだよ』と言ってくださって、それで緊張がほぐれました。同世代の女性が1人で寂しいかなと思ったんですけど、たくさん笑わせていただいて楽しかったです。『よーい、スタート』の直前まで3人は楽しい会話をされていて、切り替えがすごいなと」と語った。

「おじさんへの印象は変わったか?」という質問には「少年のようなかわいらしさがあって、リアルに“おじキュン”していました。スマホの文字が大きかったり、アプリが取れなかったり。一番キュンとしたのは、3人のグループLINEがあったこと。私も入れてもらいました!ただ、おしゃべりしている中でボケやツッコミをしているんですけど、ジェネレーションギャップで1つも分からなくて…」と本音が飛び出し、おじさん3人も苦笑い。

役の魅力、共感できるところを問われると、光石は「役柄が銀行の支店長で、子供のように公園で遊ぶギャップが面白いと思います。おふざけするのは子供のころから好きなので、そこは共通する部分かな」と。高橋は「世の中的には還暦を越えると、一段落するタイミングだと思うんです。それを疑似体験させてもらった感じがします」と明かした。

橋本は熱血漢の仕切り屋という役柄だが、「この3人の中で一番後輩なので、いつの間にか本能が入ってきて、どんどん素の自分になって。2話以降ほぼ自分が出ています(笑)」と語った。

今回が初共演だという光石と高橋。共演の感想を聞かれると光石は「この世界に40数年いるんですが、初めてお会いして。お芝居も面白いし、勝手にリスペクトをしていたんですが、実際にお会いしてすごいふざけるんですよ(笑)。それが面白いですし、3人で刑事ごっこをしたり、とても波長が合う人たちです」と。

高橋も「世代が一緒ということもあって、質問すると同じとかが多くて。ハードなスケージュールでしたけど、気の合う3人だったので乗り越えられました」と印象を明かした。

番組情報

木曜ドラマ23『帰らないおじさん』(全10回)
BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送
2022年10月6日(木)スタート
毎週木曜 午後11時~11時30分

キャスト:光石研、高橋克実、橋本じゅん、清水麻璃亜ほか
脚本:田口佳宏、酒井善史(ヨーロッパ企画)
監督:瀬野尾一
プロデューサー:吉見健士、歌谷康祐(共同テレビジョン)、鈴木早苗、守澤崇(BS‐TBS)

番組公式サイト:https://bs.tbs.co.jp/kaeranaiojisan/
公式tiktok(BS‐TBSドラマ):@bstbs_drama
公式Instagram:https://www.instagram.com/bstbs_drama23/
公式Twitter:https://twitter.com/bstbs_drama23/

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