仲野太賀と縁の深い松尾諭が『ジャパニーズスタイル』にゲスト出演「世界巡業してほしい」

ドラマ
2022年10月29日
©テレビ朝日

仲野太賀主演ドラマ『ジャパニーズスタイル』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時)の第2話(10月29日放送)に、名バイプレイヤーの松尾諭がゲスト出演。レギュラーキャストと演技合戦を繰り広げる。

テレビ朝日初となる“本格シットコム”土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』。主演・仲野太賀×金子茂樹(脚本)×深川栄洋(監督)という俊英が集結し、さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に放つ、限られた空間での30分間ノンストップの群像劇だ。

斬新さとノスタルジーが共存した「虹の屋」の本格セットを舞台に、実際に観客を入れてその目の前で“ほぼ本番一発勝負”の演技を続けていくという、「ドラマ版ファーストテイク」とも呼べる新感覚ドラマとなっている。

10月29日(土)放送の第2話では、ナゾ多き料理人・浮野奏太(KAƵMA)の驚くべき過去が明らかに。そのことを執拗に推理する2時間ドラマオタクの支配人・影島(要潤)の狂気ぶりや、相変わらずのクズっぷりを見せる哲郎(仲野)の言動も見どころ。

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ゲストの松尾諭が演じるのは、哲郎が所属していたバレー部のOB兼コーチの警察官・笹原。仲野と松尾は、松尾の実話を基にしたエッセイ「拾われた男」がドラマ化された際、仲野が主人公を演じたという関係。冒頭から2分半ほどのやりとりは息もピッタリで、リハーサル1日、翌日に本番というスケジュールで演じているとは思えない、丁々発止の演技合戦で物語を引っ張る。

松尾は収録後、「最初は嫌だったけど(笑)、実際やってみると楽しかった。太賀君はじめ、チーム『ジャパニーズスタイル』のテンポ感がすごい。裏でモニター見てたんですけど、本当に面白かった。視聴者の皆さんにも、観客の一人になったつもりで見て楽しんでもらえるのではないでしょうか。10年後も見たいし、世界巡業もしてほしいね」と、本作の魅力を語った。

仲野も「ちょっと変な感じでした。途中、“(ドラマ『拾われた男』で)あ、この人を演じてたんだ…”とふと思うときがあって(笑)。でも本当に楽しかったです。このライブ感といいますか、舞台でもありドラマでもあるこのスタイルをぜひ楽しんでほしいと思います。10年続けるのは…今考えるのはきついです(笑)」と、笑い交じりに松尾との共演を喜んでいた。

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第2話あらすじ

浅月凛吾郎(石崎ひゅーい)の仕事を手伝い、支配人・影島駿作(要潤)の車を洗車するなど、従業員に取り入って何とか 「虹の屋」に滞在を続ける柿丘哲郎(仲野太賀)。そんな中、警察官の笹原(松尾諭)が、梅越一二四(柄本明)の推すご当地アイドルがキャンペーンガールを務める飲酒運転撲滅のポスターを持って「虹の屋」を訪ねてくる。実は哲郎がバレー部に所属していたころ、OB兼コーチだったのが笹原。2人は12年ぶりの再会を喜ぶが、寺門・ルーシー・数子(市川実日子)とオセロに興じていた浮野奏太(KAƵMA)の表情がなぜか曇る。
いっぽう、浅月桃代(檀れい)は1日だけの約束が何日も居座る哲郎に苦言を。出て行かない場合は、哲郎の両親である社長と女将に報告すると告げるが、父親が許したら真っ先にクビを切るのは桃代と凛吾郎親子だと哲郎は挑発して返す。そこで桃代は、10年前にやらかした哲郎の悪行を暴露。哲郎は東京に戻るとたんかを切り出ていくが、ルーシーと浮野は再び戻ってくるかどうかビールを賭ける。
2時間後、予想通り哲郎が「虹の屋」に戻ってきたため、ルーシーは浮野との賭けに勝ったとはしゃぐ。しかし哲郎は帰る前にあいさつしようと笹原の勤務する交番に立ち寄ったところ、浮野にまつわる重大な事実を知ってしまったと言いだす。2時間ドラマオタクで事件のにおいをかぎつけると面倒臭くなる影島は、哲郎と共に留守にしている浮野に関して推理し始める。

作品情報

『ジャパニーズスタイル』
テレビ朝日系
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時

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