『王様に捧ぐ薬指』橋本環奈＆山田涼介、長尾謙杜のとりこに「すごくかわいい」「癒やされる」「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Spring!!」合同会見

4月8日（土）に「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Spring!!」と題して、この春スタートするTBSドラマの出演者が集合した合同会見が行われ、火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』（4月18日（火）スタート　毎週火曜　午後10時～10時57分）から主演の橋本環奈のほか、山田涼介（Hey! Say! JUMP）、坂東龍汰、長尾謙杜（なにわ男子）が出席した。

原作はわたなべ志穂による同名漫画で、プチコミック（小学館）で2014年～2017年に連載されていた人気作品。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”羽田綾華（橋本）と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない綾華との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”新田東郷（山田）が繰り広げる、胸キュンラブコメディ。

ブルーカーペットを歩き、会見会場に登壇した一同。ブルーカーペットの感想を問われると、橋本が「レッドカーペットのイメージが強いので、ブルーも鮮やかできれいだなって思いました。謙杜！っていう長尾君の名前が悲鳴のごとく、聞こえてきて」と明かすと、山田も「大人気だったんだよね（笑）」と続き、長尾は「やめてください（苦笑）、皆さんのほうがすごかったです」と謙遜した。

さまざまな胸キュンシーンが入った1分の予告映像が流れると、司会の見取り図・盛山晋太郎が「胸がトゥンクとしました」と感想を。この独特な表現に橋本や山田からツッコミが入った。

現場の雰囲気について長尾が「すごく楽しく撮影をさせていただいています。僕は橋本さんの弟役なので、家族とのシーンが多いんですが、父親役の塚地（武雅）さんが現場を笑わせてくれたりして、すごいファミリー感がありますし、温かい現場です」と明かすと、山田が「（長尾が）すごく緊張しいなところがあって、現場でも緊張していて。すごくかわいいんですよ」と頬を緩め、橋本も「癒やされます」と長尾が現場の癒やしキャラになっている様子。

演じている役については、長尾が「年齢的にはドンピシャなんですけど、僕ひとりっ子なので、兄弟っていう設定があまり慣れてなくて」と語ると、橋本が「大家族なんですけど、妹の風華（宮崎莉里沙）がすごく懐いていて。お芝居の中でも、結構アドリブとか、ご飯の時間に『これ取って〜』みたいなやりとりもあって」と明かした。

制作スタッフから注目ポイント3選が明かされ、1つ目の注目ポイントとして「ドSキャラ同士の対決」が挙げられると、橋本は「どっちも結構キツめな役柄なので、せりふもテンポ感よくののしり合ったりしているんです。外では完璧な夫婦を演じているので、毎日配信をするっていうシーンでは、ラブラブみたいな感じなんですけど、カットがかかった瞬間に除菌したりとか」と明かすと、山田も「アドリブも入れつつ、2人でやり合ったり、楽しんでやってますね」と。

さらに、盛山から「実際にはドSですか？」と問われると、山田は「そんなことないと思いますけどね」と回答。本作が橋本と4度目の共演となる坂東が「橋本さんはドSですよ（笑）。僕がせりふをミスしてしまったり、間が悪かったりするとね…」と語ると、橋本は「4回の共演で、坂ちゃん（坂東）がイジられキャラなので、いまはワンシーンだけだったり、少しずつ出ているので、現場で私がイジっていたんですけど、もしかしたら嫌だったんですかね」と不服そうな表情。すると坂東は慌てて「嫌じゃないです!!　うれしかったです」と弁明した。

2つ目のポイントは「初回から結婚式」。橋本が「大体のドラマは最終回に結婚式が出てくると思うんですけど、私たちは初回に結婚式をするんです」と。山田は「お互いメリットだけを考えた結婚なので、普通の結婚式とはちょっと側から見ていると違うのかなと。ただもう、ウエディングドレス姿がすごくすてきなので」と、橋本を絶賛した。

3つ目のポイントは、作中に登場する犬の「ネギ」。共演シーンの多い橋本は「本当に素晴らしいお芝居を見せてくれています。現場の癒やしですね。みんなでずっと休憩中なでています。すごく賢くて、ヨーグルトを食べちゃっているというお芝居のときも、完璧なんですよ！　ヨーグルトを離すタイミングも完璧だし、東郷に怒られたら去っていくみたいなこともできて」と絶賛すると、山田も「この子は人の言葉を理解しています」と力説した。

最後に橋本が「笑って楽しく、ほんわかだなと癒やされるドラマになっています。毎週キュンキュンしていただけたらいいなと思います」とPRし、会見を締めくくった。