ミナレ(小芝風花)は自由を懸けて「ジューンブライド・ラジオ」出演を目指すが…『波よ聞いてくれ』最終話

ドラマ
2023年06月09日
『波よ聞いてくれ』©テレビ朝日

小芝風花が主演を務める金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系 毎週金曜 午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く)の最終話が、6月9日(金)に放送される。

本作は、大ヒット作「無限の住人」で知られる沙村広明による人気漫画を初めて実写化。次世代のコメディエンヌとして名高い小芝風花が、前代未聞の超絶やさぐれヒロイン役で新境地を開拓する。

小芝演じるスープカレー店のアルバイト店員・鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金をだまし取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂したことをきっかけに、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描く、ラジオ×テレビという史上初のメディアミックス新感覚エンターテインメントだ。

数々の大騒動や事件を巻き起こしながら、その破天荒ぶりをさく裂して何でもありの過激なラジオ放送を届けてきたミナレ。ラジオの既成概念を覆し、独自の路線をひた走る中、いつしかリスナーの心をわしづかみにして深夜放送にもかかわらず人気も右肩上がり。ついには、ラジオ業界の最大イベント「ジューンブライド・ラジオ」の出演の最終候補となるまでに。

そんな絶好調の中、ついに今夜迎える最終回では、最後にして最大の危機がミナレを襲う。破天荒なミナレがこの世で唯一恐れる存在である母の襲来、さらには、誰もが予想だにしなかった大地震の発生…窮地に直面したミナレの運命とは。

『波よ聞いてくれ』©テレビ朝日

これまでどんな問題も、行き当たりばったりで勢いだけで乗り越えてきた、ある意味無敵のミナレだが、最終回では最強の敵がミナレの前に現れ、大ピンチに陥ることに。それはミナレが最も恐れる母・鼓田唯(高島礼子)。ミナレを堅実な男性とお見合いさせて、故郷の北海道に連れ戻すためにやって来たのだ。

一家の大黒柱としてバリバリ働き、全てが完璧な唯だが、ミナレの父と結婚してしまったように、唯には「ダメ男好き」という唯一の欠点が。父親のチャランポランな部分と母の「ダメ男好き」を引き継いでしまったミナレに責任を感じている唯は、全力でミナレを連れ帰ろうとするのだが…。断固拒否するミナレは、「日本一のラジオパーソナリティーになるから、北海道に帰るわけにはいかない!」と告げる。

すると唯は、もしミナレが「ジューンブライド・ラジオ」への出演が決まったら自由にしていいが、落選したら北海道に連れ帰るという条件を突きつける。はたしてミナレは、「ジューンブライド・ラジオ」の出演を決め、自由を手にすることができるのか、はたまた北海道に連れ戻されてしまうのか。

『波よ聞いてくれ』©テレビ朝日

「ジューンブライド・ラジオ」の最終選考に通るためには次のラジオ放送の結果が重要になるため、やる気に満ちるミナレ。しかし、大地震が発生し、街中が停電に。この緊急事態にミナレのラジオ番組『波よ聞いてくれ』の放送は休止かと思っていたのだが、ミナレは麻藤兼嗣(北村一輝)に呼び出され…。街中が暗闇に包まれる中、ミナレはラジオを放送することができるのか。

いつも行き当たりばったりながら、何事にも全力で真っ向から向き合ってきたミナレだが、最後はこれまで以上に熱い姿を披露すると共に、災害時におけるラジオパーソナリティーやラジオ局の使命が明らかになっていく。そんな最後にして最大の事態が襲う最終回に向け、鼓田ミナレという役に全力で挑んできた小芝は「笑いあり、感動ありですので、ぜひ楽しんで最後まで見ていただけるとうれしいです!」とメッセージを寄せている。

さらに、最終回にはラジオに縁のあるスペシャルゲストも登場。また、これまでさまざまな豪華著名人がオープニングナレーションを担当し、大きな話題となっていたが、そのフィナーレを飾るのは誰なのか。

小芝風花 コメント

最終回は、ラジオがテレビに勝っている点でもある災害放送や地域密着型ということが発揮され、地震発生時にミナレなりの放送の仕方で励ましながら、ミナレにしかできないラジオ放送をお届けするところが大きな見どころの1つです。笑いあり、感動ありですので、ぜひ楽しんで最後まで見ていただけるとうれしいです。

最終話 あらすじ

いつものように行き当たりばったりで家庭内で立てこもっていた青年を無事に更生させた鼓田ミナレ(小芝風花)は、ラジオ番組の反響も良く、麻藤兼嗣(北村一輝)から放送枠拡大が決まったこと、さらにラジオ業界の最大イベント「ジューンブライド・ラジオ」の出演の最終候補になったことを告げられる。
そんな中、ミナレにまさかのメールが届き、顔面蒼白に!「近々行きます」――それは、ミナレが最も恐れる母・鼓田唯(高島礼子)からだった。管理栄養士として一家の大黒柱として働くしっかり者の唯は、父親のチャランポランさと唯のただ1つの欠点である「ダメ男好き」を受け継いでしまった“ハイブリッド・ダメ娘”のミナレに、会えば理詰めの説教&ちゃんとした男との見合いを迫るため、ミナレは戦々恐々。
そして、ついにミナレの前に現れた唯は案の定、ミナレに見合い話を用意。さらに北海道に連れ帰ろうとして、スープカレー店に辞表まで差し出す始末。そんな唯に、ミナレは日本一のラジオパーソナリティーになる夢があるから帰らないと告げ、「ジューンブライド・ラジオ」の最終選考まで残っていることを伝える。すると唯は、もしミナレがイベントへの出演が決まったら自由にしていいが、落選したら北海道に連れ帰るという条件を突きつけてくる。
最終選考に通るためには次のラジオ放送の聴取率が重要になってくるため、ミナレは放送に向けてがぜんやる気を出す。ところが放送当日、誰もが予想していなかった事態が発生。突然大きな地震が襲い、街全体が停電になってしまう。ミナレの番組『波よ聞いてくれ』の放送は中止かと思いきや、麻藤はミナレをMRS(円山ラジオ局)に呼び出し…。

「こういう時だからこそ、おまえの声をラジオで届ける意味があるんだよ」

麻藤のこの言葉で意を決したミナレは、真っ暗闇の中、マイクの前に立つことに。
果たして、ミナレの声は皆に届くのか。この状況下でミナレができることとは。そして災害時におけるラジオの役割とは――。

番組情報

金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』
テレビ朝日系
毎週金曜 午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く

最終話:2023年6月9日(金)

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/namiyo/

©テレビ朝日