山田涼介が『王様に捧ぐ薬指』最終回を目前に今の思いを語る「皆さんにちゃんと納得していただける最後になると思う」

ドラマ
2023年06月18日
『王様に捧ぐ薬指』©TBS

橋本環奈が主演を務め、相手役で山田涼介(Hey! Say! JUMP)が共演する火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)の最終回(6月20日放送)に先駆け、山田がこれまでの撮影の振り返りと今の思いを語った。

本作は、大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”羽田綾華(橋本環奈)と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”新田東郷(山田涼介)が繰り広げる胸キュンラブコメディだ。

“メリット婚”から始まり、これまで幾多の試練を乗り越えてきた綾華と東郷。本物の夫婦となってラブラブな日々を送っていたのも束の間、6月13日に放送された第9話では東郷が綾華にまさかの離婚宣告。波乱の展開が続く中、2人の関係は一体どうなってしまうのか。

山田涼介 コメント

◆東郷を演じられて

僕自身、ここまで明るいテイストのドラマはあまり経験していなかったので、この作品はとても新鮮でした。東郷のキャラクターを演じるのを難しいと思うこともなかったですし、楽な気持ちで演じることができています。これまでは重い役も結構多かったので。開始当初のインタビューで「東郷に共感できるところはない」と話したかと思いますが、それは今もあまり変わっていません(笑)。僕と東郷はとにかく境遇が違いすぎますしね。皆さんをキュンキュンさせなきゃいけない役どころだと思いますが、演じている僕自身は正直あまり手応えがなくて。

でもスタッフさんからSNSでの盛り上がりや反響を聞いたりして、たくさんの方に楽しんでいただけていることをうれしく思っています。ただ反響が大きいと逆に、「次に演じる役は大丈夫かな」と不安に思ったりもしますけどね(笑)。少女漫画のキャラクターを演じるのは初めてでしたが、若い頃ではなく、30歳になった今このタイミングでこういう役をやったからこそ、たくさんの方に東郷が刺さったというのはあるかもしれません。

主題歌「DEAR MY LOVER」も、今年全員が30代になるHey! Say! JUMPにとって「まだまだこういうの歌えます」という挑戦の曲だったので、ドラマを通してたくさんの方に聞いていただけて、踊って楽しんでもらって、非常にうれしく思っています。ライブでも盛り上がると思うので、披露するのが楽しみです。

◆胸キュンシーンの裏話

綾華とのデートやイベント、配信動画などのラブラブなシーンの撮影は、初めての体験というよりは、アイドル活動をしてきた中で「こんなこと、昔やってたよな」ということを今さらながら恥ずかしくやる、みたいな感覚に近かったです。キラキラした役を演じる上でもちろん大事なシーンだとは思いますが、年齢のこともあるのでまったく抵抗がないかと言われたらそんなこともなく。一番恥ずかしかったのは8話の織姫と彦星のイベントのシーン。あれはもう恥ずかしすぎて(笑)。6話のお家カラオケで綾華とデュエットするシーンも、恥ずかしかったですね。現場でもみんなの前で「めっちゃやだ! やりたくない! でもこれが僕の仕事なんだ!」って言いながら頑張って撮ってました(笑)。

『王様に捧ぐ薬指』©TBS

◆共演者さんとのエピソード

環奈ちゃんとは、最初はお互い探り探りでしたが、今では現場でずっと2人でゲラゲラ笑いながら過ごしてます。特にネギがいるときは環奈ちゃんが元気で、「癒やされてるんだろうな〜」と思いながら見ていますね。ネギはすごく人懐っこくて、本当にかわいいんですよ。撮影合間は環奈ちゃんと一緒に遊んだりしています。

綾華と2人のシーンは随所でアドリブも多くて、環奈ちゃんだから委ねられるというか、これまでの信頼関係の下で成り立っているお芝居があるなと個人的には思っていて。それがシーンを通して皆さんに伝わっていたらうれしいです。

あとはハチ(森永悠希)とのシーンも、特にアドリブが多くて楽しいですよ。悠希くんは多分アドリブが好きなんでしょうね。こっちが仕掛けてもなんでも返ってくるし、仕掛け合える感じがするというか。一緒にやっていて気持ちがいいです。

◆最終回に向けてメッセージ

インタビューを受けている今は、ちょうど最終話を撮っているところ。連日の雨に苦しめられてはいますが、僕たちも楽しみながら撮影しています。みんなが続々とクランクアップしていく姿を見ていると、やっぱりちょっと寂しい思いがありますが。

綾華と東郷が最終的にどうなるのかっていうのは皆さんが一番気になるところだと思いますし、できる限り平和に終わってほしいですよね。あとは東郷と育ての母である静(松嶋菜々子)との関係もそうですし、見せなくてはいけないものが多いので、「全部最終回でまとまるの?」と思う人もいらっしゃると思います。でも皆さん安心してください、まとまります(笑)。皆さんにちゃんと納得していただける最後になると思うので、最後までしっかりと見届けていただけたらうれしいです。

『王様に捧ぐ薬指』©TBS

最終回(6月20日放送)あらすじ

綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)が正式に離婚し10か月が経過していた。働き詰めの綾華を心配した新(北村匠海)が有給を取らせたその日、ラ・ブランシュでは東郷の新たな婚約者・栗山美玲(早見あかり)の衣装合わせが行われていた。同僚たちが必死に綾華と東郷のバッティングを避けようと画策していたが、綾華は式の打ち合わせに来ていた東郷と静(松嶋菜々子)たちに会ってしまう。東郷が結婚することを知らなかった綾華は、平静を装い「おめでとうございます」と口にする。泣きたい気持ちを誤魔化しながら神山(坂東龍汰)に東郷の結婚話を愚痴る綾華。すると神山から意外な事実を知らされる。さらに次々と、自分が知らなかった事実を聞かされた綾華は、ハチ(森永悠希)にある頼み事をして…。

番組情報

火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』
TBS系
最終回:2023年6月20日(火)午後10時~10時57分

<キャスト>
橋本環奈、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、坂東龍汰、長尾謙杜(なにわ男子)、森永悠希、小林きな子、若月佑美、三浦獠太、小林涼子、福田ユミ、小日向ゆか、田仲陽成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、高橋奏琉(ジャニーズJr.)、宮崎莉里沙、塚地武雅、利重剛、りょう、松嶋菜々子 ほか

<スタッフ>
原作:わたなべ志穂「王様に捧ぐ薬指」(小学館プチコミックフラワーコミックスα)
脚本:倉光泰子、関久代
プロデューサー:橋本梓、勝野逸未
演出:坪井敏雄、泉正英、宮﨑萌加、大内舞子、宮本秀光
主題歌:Hey! Say! JUMP「DEAR MY LOVER」(ジェイ・ストーム)
挿入歌:Awesome City Club「アイオライト」(cutting edge)

※本編放送終了後、Paraviにて見逃し配信
配信ページ:https://www.paravi.jp/title/110646

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ousama_tbs2023/
番組公式Twitter:@ousama_tbs
番組公式Instagram:ousama_tbs

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