ディーン・フジオカが向井理主演『パリピ孔明』で全編中国語せりふ&ナレーションに挑戦「なかなかのムチャブリでした(笑)」特報映像も解禁

ドラマ
2023年08月19日
『パリピ孔明』©フジテレビ

向井理が主演を務める、9月27日(水)スタートの水10ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回は15分拡大)にディーン・フジオカの出演が決定し、コメントが到着。さらに本作の特報映像が解禁された。

原作は「ヤングマガジン」(講談社)で現在も連載中の累計発行部数160万部突破の大人気コミック「パリピ孔明」。三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。

そんな本作に、新たなレギュラーキャストとしてディーン・フジオカの出演が決定。ディーンが演じるのは「魏」「呉」「蜀」という三つの国が天下の覇権争いをしていた三国時代、孔明が仕えた「蜀(蜀漢)」の皇帝・劉備。劉備は、孔明にとってかけがえのない主君であり、かつて二人は「天下泰平の世を作ろう」と約束をしていた。劉備の死後も一人約束を果たすべく尽力する孔明だったが、その夢はかなわず、亡くなってしまう。その後、現代の渋谷へと転生した孔明は時折、三国時代のことを思い出しては、劉備の幻影を見ることに。

劉備を演じるディーンは、『星降る夜に』(2022年/テレビ朝日系)や主演映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(2022年)の出演をはじめ、ミュージシャンや俳優、モデル、映画プロデューサーなど、マルチな才能を発揮している。現在は日本のみならず中華圏や北米でも活動し、グローバルな視野を持つ国際俳優だ。また、日本語以外に英語・中国語なども話せるマルチリンガル。そんなディーンが本作で全編中国語せりふに挑戦し、ナレーションも務める。

今回の挑戦に対してディーンは「全編中国語での演技とナレーションを担当させていただきましたが、いわゆる時代劇風の普段使わないような慣れない言い回しが多かったので、なかなかのムチャブリでした(笑)」と心境を明かした。

そして、本作について「壮大なスケールで描かれているこの作品。特に、中華圏の視聴者には新感覚で楽しんでもらえる作品ではないかな、と思います。個性的なキャスト・スタッフが渋江監督のもとに集結し、どんな世界を魅せるのか? この秋の放送を楽しみに待っていてください!」と視聴者にメッセージも寄せた。

また、ディーンの出演情報と併せて、本編映像初出しとなる“特報映像”も解禁された。現代のハロウィーンに転生した孔明が不可解な表情で周囲を見渡しながらも、英子と対面し「姓は諸葛、名は亮、字を孔明と申します」と丁寧にあいさつをする姿が印象的だ。そして、上白石萌歌、森山未來、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディーら豪華キャスト陣の顔ぶれを捉えたシーンも。後半の孔明が星形サングラスを着用し、ド派手なバイクに乗って登場するシーンからは、本作ならではの異色のコメディー感がひしひしと伝わってくる仕上がりになっている。

三国時代、戦いのない平和な世界を望む主君のもと、戦乱の世を生きていた孔明。時を超え、現代の渋谷で出会った一人の歌姫・英子の夢をかなえるため、音楽によって作られる泰平の世を目指すため、最高の頭脳をもって日本の音楽界に新たな風を吹き込む。豪華キャスト陣×多彩な音楽×極上コメディー×ぶっ飛んだ世界観の映像美で贈る、史上最響の音楽青春コメディー『パリピ孔明』は9月27日(水)スタート。ディーンによるコメント全文は以下を参照。

ディーン・フジオカ コメント

◆本作の出演を受けて

子どもの頃から三国志が大好きで、最初の出会いが横山光輝作品だった自分にとって、三国志と言えば劉備。今回、まさにその劉備を演じる機会を頂き、非常に光栄でした。また、本作のプロデューサーの八尾さんとは、過去の出演映画作品ではもちろん、音楽キャリアにおいても、楽曲「Echo」のMV制作など、重要なタイミングでご一緒しているので、今回も必ずや記憶に残るプロジェクトになるという確信とともに出演させていただきました。

◆台本を読んだ感想

台本を読み進めて、なんてぶっ飛んだ作品なんだと思いました(笑)。想像していた三国志作品とは全然違うお話でしたが、コメディーの中にも個性的なキャラクターたちが存在し、それぞれの生きざまが表現されていて、胸にグッとくる場面がありました。また、音楽をなりわいとしている身としても非常に興味深いストーリーでした。

◆ご自身の役どころについて

劉備は現代に転生した孔明の生き方にも強く影響を与える“圧倒的リーダー”の風格を持つ人物です。その風格を出すために、どんな表現で、どんなしぐさをすれば良いのか、渋江(修平)監督の演出指示をもとに演じさせていただきました。個人的には、これまで世に出ている、数ある三国志の実写作品の中で、高希希(ガオ・シーシー)監督の『新三国 Three Kingdoms』から多大な影響を受けてきたので、今回の劉備像を思い描く上でも、事前に参考にさせていただきました。

◆全編中国語せりふとナレーションを務めて

全編中国語での演技とナレーションを担当させていただきましたが、いわゆる時代劇風の普段使わないような慣れない言い回しが多かったので、なかなかのムチャブリでした(笑)。準備には苦労しましたが、この作品の魅力をさらに底上げできることを願って、現場ではリラックスした雰囲気の中で挑戦させていただきました。

◆視聴者の皆さんへのメッセージ

壮大なスケールで描かれているこの作品。原作ファンの方はもちろんのこと、原作を知らないがもともと三国志ファンの方、果ては三国志自体を全く知らない方にもぜひ見ていただきたい作品です。特に、中華圏の視聴者には新感覚で楽しんでもらえる作品ではないかな、と思います。個性的なキャスト・スタッフが渋江監督のもとに集結し、どんな世界を魅せるのか? この秋の放送を楽しみに待っていてください!

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