阿部サダヲの一人娘役に河合優実、吉田羊の息子役に坂元愛登が出演『不適切にもほどがある!』【コメントあり】

ドラマ
2023年11月17日
『不適切にもほどがある!』左から)小川市郎(阿部サダヲ)と小川純子(河合優実)©TBS

主演・阿部サダヲ×脚本・宮藤官九郎による金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(2024年1月スタート TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)に、河合優実、坂元愛登の出演が決定。コメントが到着した。

本作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく、意識低い系タイムスリップコメディである。

脚本は宮藤官九郎が務め、妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーだ。

市郎がタイムスリップした令和で出会うシングルマザー・犬島渚役を仲里依紗、1986年に生き、とあるアイドルに心酔するあまり、その身なり言動をすべて完コピする男“ムッチ先輩”こと秋津睦実役を磯村勇斗、2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする令和の社会学者・向坂サカエ役を吉田羊が演じる。

このたび、市郎とサカエのそれぞれの子供を演じるフレッシュな若手2人が決定した。市郎の一人娘・小川純子を演じるのは、河合優実。これまで第14回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第44回ヨコハマ映画祭助演女優賞、第35回日刊スポーツ映画大賞・新人賞など数々の賞を受賞している若手実力派俳優。TBSの連続ドラマにレギュラー出演するのは本作が初となる。

本作で演じる純子は、非行を繰り返し、父・市郎とは日々言い争いが絶えないが、本当は父親思いの優しい一面を持つ昭和の女子高生。舞台「フリムンシスターズ」「ドライブイン カリフォルニア」の2作品で共演している河合と阿部だが、本格的な共演は今作が初めて。2人がどのような親子を演じていくのか注目だ。

『不適切にもほどがある!』左から)向坂サカエ(吉田羊)と向坂キヨシ(坂元愛登)©TBS

向坂サカエと共に2024年から1986年にタイムスリップする息子・キヨシを演じるのは、2023年1月期放送の『100万回 言えばよかった』以来、2度目のTBSドラマ出演となる坂元愛登。

2022年公開の映画「ある男」で、数百人に及ぶオーディションの中から安藤サクラの息子役に抜てきされ、スクリーンデビュー。その後、『100万回 言えばよかった』では佐藤健演じる鳥野直木の中学時代を演じ、注目を集めた。

本作で演じるキヨシは、令和に生まれ、母・サカエと共に1986年にタイムスリップした中学生。四六時中エロいことを真剣に考えている年頃の男子で、昭和で出会った純子に一目ぼれしてしまったことで昭和の時代に残りたいと言い始めるが、そのほかにも理由があるようで…。時空を超えたキヨシと純子の恋模様にも期待が高まる。

河合、坂元、磯山晶プロデューサーのコメントは次ページに掲載。

小川純子役:河合優実 コメント
『不適切にもほどがある!』小川純子役の河合優実©TBS

宮藤さん脚本の作品が大好きで、何度も感動し、笑わせてもらってきたので、自分がそんなドラマの一員になれるということがとてもうれしかったです! 宮藤さんが書くせりふをしゃべれることが今から楽しみです。
私が演じる純子は昭和の時代を生きる女子高生ですが、阿部さん演じる市郎との親子関係など、普遍的なところも大切にしながら、楽しんで演じていけたらいいなと思っています。
お父さん役の阿部さんとは、大人計画の舞台で2回ご一緒しています。阿部さんは、その場で何が起こっても受け止めてくれて、絶対に面白くしてくれる方だと勝手に思っているので、私もその胸を借りながら2人でどんな親子になっていけるのかとても楽しみにしています。
『不適切にもほどがある!』今を生きる全世代の方に届くようなドラマになればいいなと思っています。全力で3カ月間楽しんで頑張るので、皆さんも全力でテレビの前で笑ってください! よろしくお願いします!

向坂キヨシ役:坂元愛登 コメント
『不適切にもほどがある!』向坂キヨシ役の坂元愛登©TBS

このドラマのお話をいただいたとき、まずはとてもうれしかったんですけど、その後にプレッシャーもすごく感じました。すごい方々に囲まれていますが、負けないように自分の役割を全うできたらと思っています!
僕が演じるキヨシは、すごく真っすぐで純粋な男の子です。変なことばかり考えているけど優しくて…結構子供な奴だなと思いました(笑)。これまで僕は暗めの役を演じることが多かったんですけど、今回は明るい役になりそうなので、演じることが純粋に楽しみです。
脚本を読みながら、面白くてたくさん笑いました。でも面白いだけじゃなくて、ちゃんと伝えたいことがはっきりしている作品だと思うので映像になるのがすごく楽しみです! 年齢に関係なく全ての人が楽しめる作品だと思います。僕も作品の中の役割をちゃんと全うして盛り上げていけたらと思っています。ぜひ見てください!

プロデュース・磯山晶 コメント

河合優実さんは、映画「PLAN 75」とドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』を見て、ファンになり、純子役をオファーしました。透明感、存在感があって、ユーモアのセンスもあって、リアリティもあって「すごい女優さんだなあ」と思いました。企画を作っていたときから、宮藤さんとの間で純子のキャスティングに非常に悩んでいたのですが、河合さんの名前が出てから2人ともスッキリしたのを覚えています。引き受けていただいてとてもうれしいし、阿部サダヲさんとどんな親子になるのか、ドキドキします。
坂元愛登君とは、今年1月の金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』での、佐藤健さんの中学生時代のキャスティングオーディションが出会いです。坂元君のアンニュイな現代性がとてもいいなと思って選んで、実際の撮影でもピュアな演技で物語をすごく切ないものにしてくれました。宮藤さんも阿部さんも彼の演技を見ていて、「坂元君いいですね」と話していたので満場一致です。今回は、「デリケートな令和」からタイムスリップしてきて、動揺しながらも「粗雑な昭和」をリアルに楽しめる中学2年生のキヨシを演じてもらいます。演技上段者の大人キャストに交じって、この2人がどのくらい振り切ってくれるか、とても楽しみです。このドラマは、ある意味この2人にかかっているので!
純子とキヨシをよろしくお願い致します。

番組情報

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』
TBS系
2024年1月スタート
毎週金曜 午後10時~10時54分

<キャスト>
小川市郎役:阿部サダヲ
犬島渚役:仲里依紗
秋津睦実(ムッチ先輩)役:磯村勇斗
小川純子役:河合優実
向坂キヨシ役:坂元愛登
向坂サカエ役:吉田羊

<スタッフ>
脚本:宮藤官九郎
プロデュース:磯山晶、勝野逸未
演出:金子文紀 ほか
編成:河本恭平、松本友香
製作:TBSスパークル、TBS

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/
公式X(旧Twitter):@futeki_tbs
公式Instagram:futeki_tbs

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