稟久(鈴鹿央士)&吾良(田中哲司)、優弥(木戸大聖)の過去を描くスピンオフドラマが配信『ゆりあ先生の赤い糸』【コメントあり】

ドラマ
2023年11月17日
『ゆりあ先生の赤い糸のはじまりのはじまり』©入江喜和/講談社/テレビ朝日

木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時~9時54分)のスピンオフドラマ『ゆりあ先生の赤い糸のはじまりのはじまり』が、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」にて配信スタート。主演の鈴鹿央士、共演の田中哲司からコメントが到着した。

今年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の「ゆりあ先生の赤い糸」(講談社)を、菅野美穂主演で連続ドラマ化した本作。かつてない地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”ヒロインが、目の前に突然現れた夫の彼氏、彼女、隠し子と奇妙な同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合い、みんなで意識不明状態となった夫の介護にいそしみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血のつながりを越えた“家族”の絆を編み上げていく。

カオスな激動人生真っただ中…めげずに踏ん張る主人公・ゆりあ(菅野)が、ついに“禁断の恋”にも踏み込んでしまうなど、ますます目が離せない本作。しかし、すべての予兆は、ゆりあが穏やかな人生を歩んでいた頃から水面下に潜んでいた。

そんな“はじまりのはじまり”を描くスピンオフドラマ『ゆりあ先生の赤い糸のはじまりのはじまり』が誕生。本編の第1話冒頭から、ゆりあはもちろん視聴者も動揺させまくった手ごわき存在、夫の“彼氏”こと箭内稟久を演じる鈴鹿央士を主演に迎えた前日譚が、TELASAにて独占配信される。

『ゆりあ先生の赤い糸のはじまりのはじまり』には、主演の鈴鹿をはじめ、ゆりあの夫・伊沢吾良を演じる田中哲司、ゆりあと恋に落ちる便利屋・伴優弥を演じる木戸大聖、さらに優弥の妻・伴里菜を演じるえびちゃん(マリーマリー)が出演。

付き合いたての稟久と吾良、別居中の優弥と里菜。かたやラブラブ、かたやヒリヒリの状態にある2組のカップルは、かつて同じレストランに偶然居合わせていた!? ニアミスで共有する空間の中、お互いを知らない2組が織りなす対照的な関係を、本編も手掛ける橋部敦子の脚本で鮮烈に描写する。

描かれるのは、その後、ゆりあの人生に大きく関わっていくカップルたちの悲喜こもごも。吾良のゆりあに対する想いを聞き、やきもちを焼いてスネまくる稟久をはじめ、前日譚だからこそ見えてくる登場人物たちの素顔にグイグイ引き込まれていく。

また、本編とつながる粋な仕掛けもたっぷり。というのも、今回描かれるのは、本編第4話(11月9日放送)でゆりあから「吾良のどこがそんなに好きで、執着しているの?」と聞かれ、稟久の脳裏によみがえった「水族館デート」の直前に起こった出来事。

美しい魚たちを眺めながら、愛を確かめ合うように…最高に幸せそうな笑顔を交わし合っていた稟久&吾良――彼らはあのデートの直前、どんな会話を交わし、愛を深めていったのか。水族館デートのシーンがもっともっと味わい深くなるエピソードとなっている。

もちろん、伴カップルにも注目。稟久&吾良とは対照的に、修復不可能なくらいバチバチ対立する優弥と里菜。2人の関係が冷え切り、離婚の危機にあることは本編でも優弥が語っていたが、スピンオフではそのリアルな関係性を描写する。

さらに、11月23日(木)放送の本編第6話で明かされる“優弥の過去”につながる、気になる会話も。スピンオフで初めて語られる、衝撃のキーワードとは。すべての“はじまりのはじまり”を描きながら、今後の展開につながる扉も開くスピンオフとなっている。

今回のスピンオフに、喜びを隠せない鈴鹿&田中。というのも、本編では初回冒頭で吾良が昏睡状態に陥り、短い回想シーン以外は言葉を交わし合うこともなかったからだ。

しかし、今回は“付き合い始めたばかりのラブラブぶり”をじっくり演じることができるため、「『どうやって話せばいいんだろう!?』と、ちょっと緊張もしていましたけど、吾良さんと話す機会がもう1個できるということで、すごくうれしかった」と鈴鹿。

田中も、「本編にはない“りっくん(稟久)との関係が見られるシーン”を作ることができる。すごくすてきな台本で、うれしく思いました」と、極上の笑顔を浮かべる。

2人は本編の撮影合間、吾良が寝ているベッドの横でスピンオフの撮影に向けて台本の読み合わせをするなど、入念に準備。鈴鹿も「その時間がすごく幸せでした」と頬を緩め、臨んだ撮影では2人とも「楽しかった」と手応えバッチリ。

また、今回描かれるのは前述の通り、本編第4話で稟久が回想した「水族館デート」の直前に起こった出来事。2人も本編と絶妙につながる物語に、胸が躍らずにはいられなかったという。

鈴鹿も「ご覧いただければ本編の面白さもより増すはず。『ゆりあ先生の赤い糸』には地続き感があって、僕自身も一視聴者として『この世界のどこかの家が、本当にこういう形かもしれないな』と思いながら見ています。スピンオフにも同じように地続きの面白さがあるので、ぜひ本編と併せて見ていただきたいです」と、真摯にPR。物語の世界観がさらに深まるサイドストーリーに注目だ。

鈴鹿と田中のコメント全文は下記に掲載。

鈴鹿央士(箭内稟久役)コメント

◆稟久と吾良がメインのスピンオフドラマができると聞いた時の感想を教えてください。

吾良さんと話す機会がもう1個できるということで、すごくうれしかったです。スピンオフは、同じ店内にいながらも離れた席にいる優弥たち夫婦と僕たちのカップルの会話が入り交じる構成なので、「どうやって撮るんだろう。映像になったら絶対面白いんだろうな」と思いながら、台本を読みました。哲司さんとも本編の撮影合間に、スピンオフの台本をちょっと読み合わせしたりして…その時間がすごく幸せでした。そういう時間を持てたのもスピンオフのおかげだなって、うれしくなりました。

◆実際にスピンオフの撮影はいかがでしたか?

本編では吾良さんと1対1で話すシーンが短い回想シーンのみだったので、「どうやって話せばいいんだろう!?」と、ちょっと緊張もしていたんです。でも、いざ撮影が始まったら楽しかったです!

◆スピンオフの見どころを教えてください。

稟久と吾良さんが付き合い始めた時のお話なので、2人の空気感もよく見えていると思います。本編とも絶妙につながっていますし、ご覧いただければ本編の面白さもより増すはず。『ゆりあ先生の赤い糸』には地続き感があって、実は僕自身も一視聴者として「この世界のどこかの家が、本当にこういう形かもしれないな」と思いながら見ています。スピンオフにも同じように地続きの面白さがあるので、ぜひ本編と併せて見ていただきたいです。

田中哲司(伊沢吾良役)コメント

◆稟久と吾良がメインのスピンオフドラマができると聞いた時の感想を教えてください。

本編の吾良はこれまで稟久との回想シーン以外、ずっと昏睡状態。しかも、回想シーンも最近は撮影していなかったので、こんなにもせりふがあることに驚きつつ新鮮でした。スピンオフでは、本編にはない“りっくん(稟久)との関係が見られるシーン”を作ることができる。すごくすてきな台本で、うれしく思いました。本編の撮影の合間で、鈴鹿君がせりふに余裕がありそうな時に、吾良が寝ているベッドの横でせりふ合わせをしてもらい、言い回しや雰囲気を固めていきました。

◆実際にスピンオフの撮影はいかがでしたか?

「久しぶりにしゃべったな」という感じで、楽しかったです。本編の第4話でも流れた水族館デートの回想シーンに、今回のスピンオフがつながっているというのも、見どころです。

◆スピンオフの見どころを教えてください。

水族館デートのエピソードしかり、優弥たち夫婦もニアミスで同じレストランにいたという“つながり”が、すごくすてきだと思います。そんな“すてきなつながり”を見られる機会をぜひ楽しんでいただきたいです。

『ゆりあ先生の赤い糸のはじまりのはじまり』あらすじ

クリスマスに訪れた奇跡の再会を経て、本格的に付き合うことになった稟久(鈴鹿央士)と吾良(田中哲司)。水族館デートの直前、レストランで落ち合った2人はラブラブモード全開。一方、偶然にも同じ店で顔を突き合わせた別居中の夫婦・優弥(木戸大聖)&里菜(えびちゃん)は、火花を散らしまくる。そんな中、吾良が吐露した妻・ゆりあへの想いを聞いた稟久は、思わずやきもちを焼く。同じ空間の中、“結婚”、そして“知られざる、あの話”を軸に、素直な気持ちをぶつけ合う2組のカップル。果たして彼らが迎える結末とは。

配信情報

『ゆりあ先生の赤い糸のはじまりのはじまり』
配信中
URL:https://www.telasa.jp/series/14008

出演:鈴鹿央士 木戸大聖 えびちゃん(マリーマリー) 田中哲司
脚本:橋部敦子
監督:薮下雷太
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:峰島あゆみ(テレビ朝日) 中込卓也(テレビ朝日) 山形亮介(KADOKAWA) 新井宏美(KADOKAWA)
制作協力: KADOKAWA
制作著作: テレビ朝日

番組情報

『ゆりあ先生の赤い糸』
テレビ朝日系
毎週木曜 午後9時~9時54分

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/yuriasensei/

©入江喜和/講談社/テレビ朝日