酒井若菜、土村芳、石川瑠華、泉澤祐希が久住小春×佐藤大樹W主演『瓜を破る』に出演決定【コメントあり】

ドラマ
2023年12月14日
『瓜を破る~一線を越えた、その先には』©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

久住小春と佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)がW主演を務める、TBSドラマストリーム枠『瓜を破る~一線を越えた、その先には』(2024年1月23日(火)放送・配信スタート TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分 ※初回は深夜1時13分~)に、酒井若菜、土村芳、石川瑠華、泉澤祐希が出演することが決まった。

本作は、累計発行部数350万部を突破した板倉梓によるコミック「瓜を破る」を原作とした、誰にでも心当たりがありそうな、言葉にならない思いをあぶり出す現代のリアルな群像ラブストーリー。

30代で性体験がないことに苦悩する主人公・まい子(久住)と人付き合いが苦手な鍵谷(佐藤)が紡ぐ、初々しい恋模様とは違った悩みや生きづらさ、孤独に直面する4人の登場人物たち。彼女、彼たちはもがきながら自分の殻を破り、そして、どんな答えを見つけていくのか。

新たに出演が発表された酒井若菜が演じるのは、まい子の上司でいわゆる“バリキャリ”の味園美由紀。10年同棲している恋人がいるが、仕事優先の美由紀は恋人と向き合うことをせず、さらにはきつく当たってしまう。そんな中突然恋人に去られ…。『木更津キャッツアイ』など数多くの話題作に出演し、名バイプレーヤーとして存在感を示す酒井が、10年来の恋人との間に生まれた溝に焦燥感を覚え、相手の大切さに気付く過程を丁寧に演じる。

土村芳が演じるのは、仕事と家事、育児を両立しているまい子の同僚・染井菜々。学生時代から続けている趣味があるが、忙しい日々の中で時間を費やせずにいる。さらに、“母親”になったことで周囲の目が変化していくことに戸惑う。NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で注目された土村が、家族、仕事、趣味の中で苦悩する染井を豊かな表現力で演じる。

石川瑠華が演じるのは、まい子と同じ会社に勤務する派遣社員・小平蓮。自分の外見にコンプレックスがあり、個性派ファッションと自虐的な物言いで鎧をまとう。マッチングアプリで出会いを求めるが、いつも一夜限りの関係で終わってしまう。主演映画「うみべの女の子」で繊細な演技を披露した石川が、本作では理想と現実のギャップに悩む蓮役で独特の魅力を放つ。

泉澤祐希が演じるのは、まい子の同僚・原幸成。5年付き合っていた恋人がいたが、自身が“ノンセクシャル”(恋愛感情は抱くが性的欲求を持たない人)であることに気付き…。演じるのは5歳でデビューして以降、幅広い役をこなす演技派・泉澤が、ノンセクシャルという難しい役柄で複雑な心の機微を表現する。酒井、土村、石川、泉澤のコメントは次ページに掲載。

酒井若菜 コメント
味園美由紀役の酒井若菜©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

キラキラしたドラマなんだろうなぁと思いながら読み始めた脚本。むしろ、“キラキラできない人たち”を描いたドラマでした。各世代の悩みを一滴もこぼさないように、丁寧にすくい上げられている脚本力に胸を打たれました。20代のときに悩んでいたこと、30代に突入したばかりのときに悩んでいたこと、そして私が演じる美由紀のように30代の終わりに悩んでいたこと。身に覚えのある感情がドラマの随所にちりばめられています。「私たち、頑張ったよね」と視聴者の皆さんと、想いを分かち合えたらいいなと思います。登場人物たちの胸の奥で鳴る小さな小さな音を、聞き漏らさずにくみ取ってくださる監督やスタッフの皆さんと共に丁寧に撮影しました。夜中に1人でため息をついた経験のある全ての方を、キラキラと照らしたい。そんな我々の想いが皆さんにお届けできればうれしいです。

土村芳 コメント
染井菜々役の土村芳©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

いろんな悩みが赤裸々に描かれているので、皆さんにもきっと共感できる部分があると思います。私が演じる染井は、結婚・出産によって独身時代にできていたことができなくなり、それが窮屈に感じます。人から“お母さん”として見られることに引っかかりを持つ女性がいることを、この作品に出合うまで想像もしていなかったので、ハッとさせられました。私もお母さんになった友達にそう接していたかもなと…。でもそんな染井を救ってくれるのも家族の存在だったりして…。考えさせられることがたくさんありました。見てくださる方にはぜひお好きな角度から、自由に作品を楽しんでいただけたらうれしいです。あと娘役の磯村アメリちゃんがすごくかわいいので、メロメロになってしまうと思います。

石川瑠華 コメント
小平蓮役の石川瑠華©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

恋愛や性などのコンプレックスは、悩みを抱えている本人からしたらすごく大きな悩み。それぞれが一歩ずつ自分と向き合っていくこのドラマを見て、少しでも救われる人がいたらいいなと思います。演じる蓮ちゃんは、自分の容姿に自信がない女の子です。周りにも害がないように気を配って生きている蓮ちゃんの姿は、すごくリアルだなと思いました。私はそういう人に「自信を持って生きろ」とは思わなくて、「そのままでいいよ」という気持ちで演じています。マッチングアプリで出会った二人の男性との恋愛模様が描かれるのですが、蓮ちゃんは、イケメンも趣味が合う男性もどちらも本当に好きだろうと思い、お芝居しました。その上で、ドラマを見たときに、どっちの男性が好きそうに見えるのかは自分でも完成が楽しみです。

泉澤祐希 コメント
原幸成役の泉澤祐希©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

原を演じるに当たり、“ノンセクシャル”について初めて深く考えました。性の悩みは難しい問題なので、ひとりで抱え込む人が多いのかなと思います。僕だったら職場の女性には話せないですが、原は同僚女性に躊躇せずに話すんです。日本より性教育が進んでいる海外で原が育ったからかな? とか、プライベートは深く知らない職場の人くらいの距離感だとさらけ出せるのかな? など、原のキャラクターもいろいろ考えました。誰かに話すことで助けられることも、同じ悩みの人と寄り添えることもあります。いろんな恋愛の形や答えがあるのでひとりで悩む必要はないということを、原を通して伝わればうれしいです。

番組情報

ドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』
TBSほか
2024年1月23日(火)スタート ※初回は深夜1時13分~
毎週火曜 深夜0時58分~1時28分(放送日によって放送時間が異なります)

<配信>
地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

<キャスト>
久住小春、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)
土村芳、石川瑠華、泉澤祐希
酒井若菜

<スタッフ>
製作:『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
原作:板倉梓「瓜を破る」 (板倉梓/芳文社刊)
脚本:おかざきさとこ、髙橋幹子
プロデューサー:田中美幸、岩上貴則
配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織
監督:坂下雄一郎、 枝優花

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/drama_stream_tbs/
公式X(旧Twitter):@drama_streamtbs
公式Instagram:@tbs_drama_stream
公式TikTok:@drama_stream_tbs

©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会