水川あさみ主演で早見和真『笑うマトリョーシカ』ドラマ化 共演に玉山鉄二、櫻井翔【コメントあり】

ドラマ
2024年05月03日
『笑うマトリョーシカ』©TBS

水川あさみが、7月期金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)で主演を務めることが決定。玉山鉄二、櫻井翔と共演する。

原作は、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ作家・早見和真が2021年に発表した、誰もが持つ欲や野望に迫ったヒューマン政治サスペンス。若き政治家と有能な秘書の奇妙な関係、栄光の裏で起きた数々の不審死…。そしてそれを追う新聞記者の強い執念。“人間という迷宮”を描くスリリングなエンターテインメント作品だ。

印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集め、未来の総理候補との呼び声も高い若き政治家・清家。そして、そんな彼を支える有能な秘書・鈴木。どちらも非の打ち所がなく完璧に見える。「でも、この2人…何かがおかしい」。

そんな2人の奇妙な関係を暴こうと、新聞記者である道上は、彼らの隠された過去を探っていく。そして、清家が政治家へと昇っていく過程で不審な死亡事故がいくつも起きていたことを知る。それらの事故は、清家に関係している何者かの仕業と思えたが、新たな事実や人物が次々と浮上。そしてそれは、突如事故死した道上の父ともつながっていく。

主演を務めるのは、水川あさみ。TBS連続ドラマへの出演は、2016年の金曜ドラマ『わたしを離さないで』以来8年ぶりとなる。

水川が演じるのは、主人公の新聞記者・道上香苗(38)。異様なまでの探求心で元は社会部の敏腕記者だったものの、あるスクープをきっかけに社会部を外され、文芸部に異動させられてしまう。そんなある日、未来の総理候補ともいわれる若き人気政治家・清家一郎を取材。しかし道上は、清家とその秘書の関係性に違和感を覚える。

そんな中、同じく新聞記者だった父が、長年追っていた事件の取材中に突如事故死してしまう。その不審な死と、父が死の直前まで取材していたある事件の背景に浮上した人物…それは清家の秘書だった。やがて道上は、「政治家・清家一郎」をめぐる欲望の渦に巻き込まれていくことに。

政治家・清家の政務秘書官・鈴木俊哉(43)を演じるのは、今年1月期の日曜劇場『さよならマエストロ』での気弱で優しいファゴット奏者役の好演も記憶に新しい玉山鉄二。

清家の政治活動を長年支えている有能な秘書・鈴木。清家とは高校時代からの付き合いで、当時から彼に政治家の素質を見いだしていた。そして現在は、政務秘書官として清家を総理大臣へ導くことに全てを捧げている。

しかし奇妙なことに、清家が出版した自叙伝には最も近い人物であるはずの鈴木の名前が一切出てこない。それには、誰にも知られていない鈴木のある過去が関係していた。

そして、物語を司る若き政治家・清家一郎(43)には、櫻井翔が決定。TBS連続ドラマへのレギュラー出演は2010年の日曜劇場『特上カバチ!!』以来14年ぶりとなる櫻井が、本作で初の政治家役に挑む。

43歳の若さで厚生労働大臣として初入閣した清家は、印象的な笑顔と保守派の政治家が多い中で珍しいリベラルな言動で国民から抜群の人気を誇る未来の総理候補。全てが完璧でクリーンなパブリックイメージを持つ清家だが、その栄光の裏では不審な死亡事故がいくつも起きていた…。その完璧な笑顔は“偽りの仮面”なのか。

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