『イグナイト』畑中翔太P、第6話は「ラストに皆さんを驚かせるような衝撃の展開が待っています」

ドラマ
2025年05月22日
『イグナイト -法の無法者-』
『イグナイト -法の無法者-』

金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)の第6話(5月23日(金)放送)を前に、企画・プロデュース・脚本を手掛ける畑中翔太プロデューサーのコメントが到着した。

本作は、日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマに描く、ダークリーガル・エンターテインメント。2000年以降の司法制度改革により、弁護士の数はこの20年で倍以上に急増し、飽和状態となっている。それによって、依頼人からの弁護士費用が主な収入源となる弁護士たちは、弁護士バッジをつけているだけでは食えない世の中になってしまった。そんな時代だからこそ、もしも弁護士が自ら“人々の間に訴訟を起こさせる”存在となってしまったら…。

「Ignite」=“火をつける”。主人公・宇崎凌(間宮祥太朗)が足を踏み入れたのは、その名の通り、“争いの火種”があるところへと潜り込み、人々に訴訟をたきつけ、あらゆる手段を使って原告を勝訴へと導く、界隈では“無法者”として知られている怪しげな法律事務所。まるで弁護士バッジをつけた“法の当たり屋”ともいえる彼らの目的は金か、正義か…。

畑中翔太プロデューサー コメント

【“カメレオン桐石”が本領発揮! “ウザキリ”ペアの潜入大作戦の行方は…】

轟は、5年前のバス事故の隠蔽に関与した湊市市長・音部を追い詰めるため、刑事の浅見涼子(りょう)からの情報提供で、音部と繋がりがある健康食品会社社長・高島に接触を図ることに。桐石に高島の件を依頼すると、変幻自在に何にでもなりすます通称“カメレオン桐石”は、巧妙なわなを張り巡らせて高島の元に潜入。さらに轟は、桐石の元に“社外研修”と称して宇崎を派遣した。

桐石の工作により、高島の会社「ディアヒューマン」には国税の調査が入ることになる。調査を乗り切るために全ての情報を開示するよう高島に迫る桐石。売り上げに対する粗利益が極端に低いことを指摘すると、高島は3年前から原価の水増しを行っていたことを白状した。さらに調査官の目を欺くため、宇崎と桐石は高島の会社の社員を装う作戦に出る。

一方、轟は自殺した湊市職員・松原知里(大島涼花)の遺族を焚きつけて、市と音部市長を相手に訴訟を起こすことに。音部の代理人は「スリースター法律事務所」のやり手弁護士・千賀光一(田中直樹)だった。轟と伊野尾麻里(上白石萌歌)が調査を進める中、高井戸斗真(三山凌輝)は裏で千賀と接触。千賀の事務所への移籍を検討しているようだが…。

宇崎たちは調査当日を迎え、税務調査官・今井俊彰(JP)らとの2日間の攻防が始まった。事前に膨大な量の帳簿に目を通し、今井が突いてきそうなポイントと、それに対する回答を徹底的にたたき込んでいた宇崎ら。宇崎が商品開発責任者として商品の質の高さを熱弁する傍ら、桐石は経理に関する質問に答える。本物の経理担当者さながらに、朝から晩まで次々と的確な回答をこなす桐石の姿に、宇崎は思わず「カメレオン桐石だ」と感心する。

無事に調査を乗り切り、舞い上がった様子の高島は2人を飲みに誘う。だが数日後、高島の会社には裁判所からの仮差押決定通知書が届いていた。実は、裏で伊野尾が高島の会社に出資した人たちに話を聞き、高島から受けた出資金詐欺の被害を立証すべく動いていたのだ。宇崎と桐石による税務調査の一件は、そのための作戦に過ぎなかった。真相に気づいた高島に、桐石は「湊市の音部市長と同級生らしいですね」と話を持ちかける。

翌朝、「音部の裁判を自分にもやらせてほしい」と意気込んで出社する宇崎。しかしそこにいた轟と伊野尾は、週刊誌のある記事を目の当たりにして立ち尽くしていた。

【及川光博のこだわりで「地味石」「チャラ石」が誕生】

ニセ弁護士として高島をだまし、さらに社員に化けて調査官を欺いた“カメレオン桐石”ですが、「ディアヒューマンの社員に扮する時はここまで地味にしたほうがいいんじゃないか?」「逆にニセ弁護士の時はこれくらいチャラいほうがいいんじゃないか?」と、そのスタイリングやキャラについては及川さん自身からいろいろと提案をいただきました。
そんな及川さんの役作りへのこだわりの結果、桐石という1人の人物とは思えない「地味石」と、「チャラ石」という全く違うキャラクターが誕生しました。

ちなみに、「地味石」のキャラを作るときに、及川さんが「もっとやりましょうか?」と提案があったのですが、「あまりに地味になるのでこれで十分です」と監督に止められていました(笑)。

【高井戸の裏切りからピース法律事務所は最大のピンチに】

第5話のラストでは、高井戸が、千賀が率いるスリースター法律事務所へ寝返るという衝撃の展開を迎えました。第6話の一番の見どころは、これまで仲間であった高井戸が被告代理人側につき、「ピース法律事務所 vs 高井戸・千賀事務所」という、かつての仲間との皮肉な対決です。高井戸の冷たく燃える目の奥には一体何があるのか? これまで描かれてこなかった彼の過去が明かされます。

これまでチームを支えていた高井戸という仲間を失ったピース法律事務所は、音部市長が松原さんを死に追い込んだという決定的な証拠を手に入れることができず、「切り札のない」状態で裁判へと臨むことになります。

高井戸の裏切り、千賀が仕掛けた懲戒請求、勝ち筋の見えない市長裁判と、このドラマが始まって以来の最大のピンチがピース法律事務所に訪れます。そんな危機的な状況をピースメンバーはどう打破するのか? そして市長を追い詰めることで5年前の事故の真相にたどり着くことができるのか?に注目していただきたいと思います。

そして第6話のラストには、また視聴者の皆さんを驚かせるような衝撃の展開が待っています。いよいよ進みだす後半戦のストーリーにぜひご期待ください!

【5月23日(金)放送の第6話あらすじ】

宇崎(間宮祥太朗)は高井戸(三山凌輝)が突然姿を消したことに悶々としながらも、湊市役所職員・松原知里(大島涼花)の自殺の原因が音部市長(髙嶋政伸)のパワハラにあったとにらみ、伊野尾(上白石萌歌)と共に調査を進めていた。しかし、職員へ聞き込みをしても有力な情報は得られず、秘書課長の小谷加奈子(酒井若菜)から職員への接触も制限されてしまう。
そんな中、週刊誌記事の影響でピース法律事務所に「訴訟をやめたい」と申し出る依頼人が続出する。音部市長を訴えようとしていた知里の両親も、ついに訴訟をやめたいと話し始める。さらに、一連の騒動を受けピース法律事務所に懲戒請求書が届き、轟(仲村トオル)は綱紀委員会から呼び出しが入り、最悪の場合は弁護士資格を失う危機に直面する。
一方、高井戸は轟を敵対視する千賀(田中直樹)の元へ移籍し、音部市長側の代理人を務めることに。それを知った宇崎は激昂。さらに被害者をおとしめるようなやり方に納得のいかない宇崎は高井戸を待ち伏せするが…。

番組情報

金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』
TBS系
毎週金曜 午後10時~10時54分

<出演者>
宇崎凌…間宮祥太朗
伊野尾麻里…上白石萌歌
高井戸斗真…三山凌輝
浅見涼子…りょう
桐石拓磨…及川光博
轟謙二郎…仲村トオル

<スタッフ>
製作、BABEL LABEL TBS
企画・プロデュース・脚本:畑中翔太(『量産型リコ』『お耳に合いましたら。』『絶メシロード』など)
脚本:山田能龍(「全裸監督」「新聞記者(Netflixオリジナルドラマシリーズ) 」「朽ちないサクラ」など)、山口健人
法律監修:福島健史
音楽:森優太
プロデューサー:山田久人、瀬崎秀人、駒奈穂子
編成:松本友香、杉田彩佳
監督:原廣利(「帰ってきた あぶない刑事」「朽ちないサクラ」など)、山口健人(「イクサガミ」『アバランチ』など)、吉田亮

©TBS

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