佐藤隆太が10月期『新東京水上警察』に主演 加藤シゲアキ、山下美月が共演【コメントあり】

ドラマ
19時間前
『新東京水上警察』
『新東京水上警察』

佐藤隆太が、10月7日(火)スタートの火9ドラマ『新東京水上警察』(フジテレビ系 毎週火曜 午後9時~9時54分)で主演を務めることが決定。加藤シゲアキ、山下美月が共演する。

本作は、日本の連ドラ史上初の「水上警察」を題材に、佐藤演じる刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメント。原作は、ミステリー作家・吉川英梨による同名シリーズで、現在第5弾まで刊行されている。

題材となる「水上警察」は実在する警察組織で、「東京水上警察署」は2008年まで実在。現在は「東京湾岸警察署・水上安全課」として存在している。本作では、そんな「水上警察」が「東京水上警察署」として、再び一つの署となって復活し、東京の海や川で起きるあらゆるジャンルの事件に挑んでいく。

東京・湾岸エリアにある「東京水上警察署」。防犯カメラの普及で犯罪検挙率が高まった陸地とは違い、警備が手薄な水上は、今もなお犯罪の穴場となっている。そんな増加する水上犯罪を取り締まるため、警視庁は「東京水上警察署(水上署)」を発足する。しかし、そこに集められたのは、経歴も価値観も異なる、バラバラの集団だった。

所轄刑事として20年以上働くリーダー・碇拓真、本部から一転水上署へ異動となった上昇志向の強い刑事・日下部峻、船の操縦を担う海技職員・有馬礼子など、個性豊かな水上署のメンバーたち。そんな彼らが、東京の海や川で起きたあらゆる犯罪に挑み、事件解決を通じてチームとして結束していく。

舞台となるのは、東京・湾岸エリア。レインボーブリッジを臨む広大な東京湾から、都内を走る細かな河川まで、その“水上”の大部分が捜査範囲となる。さらに、水上署のライバルとして「湾岸署」が登場。新設署で弱い立場にある水上署と、もともとあった湾岸署。たびたび繰り広げられる、この近接した2つの警察署の捜査争いにも注目だ。

そして、“水上”警察の名の通り、犯人を追いかける船VS船の“シーチェイス”や、船上で繰り広げられるアクションシーンなど、船を使った大迫力のマリンアクションが本作の最大の見どころとなる。

フジテレビ制作の連続ドラマ初主演となる佐藤隆太が演じるのは、東京水上警察署の刑事でリーダー・碇拓真。凶悪犯を追い詰める強行犯係の係長で、刑事歴20年以上にもかかわらず、ずっと所轄に在籍し、本部経験はゼロ。私生活ではバツ2で3人の子持ちという異色の警察官だ。しかし、眼光の鋭さと行動力は天下一品で、事件解決のためなら危ない橋でも平気で渡る、向こう見ずなタイプ。刑事としての観察眼も鋭く、事件の真相にいち早くたどり着くことも多い。出世に興味もなく、普段は軽口を叩きながら過ごすスキだらけの人物のように見えるが、仲間のピンチには必ず駆け付ける熱き心と正義感の持ち主でもある。そんな碇だが、ある過去が影響して、水上警察の刑事としては致命的な“水恐怖症”というトラウマを抱えている。そんな碇が水上警察に異動したのには訳があって…。

加藤シゲアキが演じるのは、警視庁本部のエリート集団である捜査一課から、望まぬ異動で水上警察署に配属された刑事・日下部峻。同期の中でも優秀で、上昇志向が強い。水上署から、一刻も早く元いた捜査一課に戻りたいと考えているため、手柄をあげようと事件捜査に情熱を注ぐ。これまで“エリート”街道を歩んできた日下部は、水上警察署でバディを組む“直感派”の碇とはまさに水と油の関係で、たびたび衝突するが、共に困難を乗り越えることで信頼し成長していく。

山下美月が演じるのは、警視庁の海技職員・有馬礼子。海技職員とは、警察官ではなく、船舶免許を持ち、海や川の安全を守る警察の専門職員で、水上パトロールを行い、天気や潮の流れを読んで警備艇の操縦を担う“水上のプロフェショナル”。有馬は刑事への憧れを持っており、碇と出会うことで、その気持ちに大きな変化が訪れる。

キービジュアルは、東京の象徴的な建物が建ち並ぶ東京湾を背景に、物語の中心となる刑事バディの碇と日下部、海技職員の有馬、さらに“もう1人のメインキャラクター”とも言える警備艇が映った、大海原への航海を感じさせる爽やかな仕上がりに。さらに、本作の最大の見どころである、壮大な海を駆け巡る警備艇の迫力とドキドキのシーチェイスや息をのむ海上アクションをいち早く体感できるティザー映像も公開された。

佐藤隆太 コメント

◆今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。

今回のお話をいただいて、まず吉川先生の原作を手にしたのですが、その面白さに圧倒され一気に読み切ってしまいました。スケールの大きな事件が次々と展開される世界観に引き込まれましたね。もちろん、その全てを映像化するのは難しいと理解しつつも、この作品に挑戦するということに気概を感じましたし、そんな中で自分に声をかけていただけたことは本当に光栄です。スタッフ・キャストの皆さんと一丸となって、全力で臨みたいと思います。

◆主人公・碇というキャラクターの魅力をお聞かせください。

碇ってどこか昭和の空気をまとったような男なんですよね。原作では、多くを語らず、背中でチームを引っ張っていくような頼れる存在として描かれています。今回のドラマ版では、仲間たちと正面から向き合い、言葉でも行動でも引っ張っていくような、少し開かれたキャラクターになっていると思います。それでもやはり、碇の一番の魅力は“背中で語る男らしさ”だと思っていて、そこはしっかり残したいなと。言葉じゃなく行動で見せる、不器用だけど熱くて真っすぐな男。そんな碇の姿を要所要所で表現したいです。

◆今作の大きな見どころである船のシーンについて、撮影時の印象やエピソードをお聞かせください。

撮影が始まってすぐに、船に乗って海のロケに挑みました。まだドラマのチームとしても立ち上がったばかりで、みんな手探りの状態でのスタートでした。船の上という特殊な環境での撮影は、スタッフの皆さんにとっても初めてのことが多く、不安もあったと思います。炎天下の過酷な環境の中、 みんな苦しい表情を見せずに、とにかく集中してアイデアを出し合いながら撮影に臨む姿に、刺激を受けると同時に大きな喜びも感じました。特に山場のシーンでは3日間連続で船上での撮影を行い、体力的にもかなりハードでしたが、その経験を通して現場全体に一体感が生まれたと感じています。海で撮った映像を少しだけ見せてもらったのですが、その迫力に驚きました。あの現場での熱量が、画面からもしっかりと伝わってくるような力強さを感じました。今回、第1話から第3話までが原作の第1巻にあたる構成になっていて、物語が連続して展開されていきます。まずは第3話まで!絶対に見ていただきたいです!!

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

水上という特殊なフィールドならではの迫力あるシーンが撮れているんじゃないかと思います。まだまだ撮影は続きますが、皆さんに楽しんでいただけるように全力で作品に向き合っていきますので、ぜひご覧になってください!

加藤シゲアキ コメント

今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。

タイトルからも分かる通り、“水上警察”という視点が、実は今までなかったんじゃないかなと思いました。警察モノの中で、水上というものに特化したストーリーの中に参加できるということに、純粋にワクワクしました。

◆台本を読んだ感想をお聞かせください。

水上で繰り広げられる警察ドラマということで、台本の時点ですごくスケールが大きくて、“本当にこれを撮影できるんだろうか”、“台本としてはすごく面白いけど、どうやって撮影するんだろう?”とびっくりするくらいでした。撮影はだいぶ進んできているのですが、“事件が実際に起きた場合にこうなるのかな”と思うくらい、本当に忠実な撮影ができていて、特に船でのチェイスは日本のドラマではあまり見たことがないのではないか思います。物語として、事件の真相を追うのもすごく面白いので、台本を読んでいる時から胸が熱くなりましたし、撮影をしている中でも、台本を読んでいる時の印象をそのまま感じられているので、出来上がりが本当に楽しみです。

◆日下部というキャラクターの魅力をお聞かせください。

日下部は上昇志向が強くて、本部から水上警察署に異動になるんですけど、それ自体もすごく不服ですし、そこで出会った碇係長に対して、解せない部分もたくさんあって、水と油みたいな関係性です。そういう対照的な2人のキャラクター像もすごく魅力的ですし、出世命のエリートである日下部がドラマを通してどう変化していくのか、僕自身すごく楽しみにしています。

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

『新東京水上警察』は、今までありそうでなかった水上に特化した警察署の物語で、本格的な撮影だったり、カーチェイスならぬシーチェイスなど、これまで日本のドラマでは見たことがないようなシーンがたくさんあります。それぞれのキャラクターも愛せるのではないかと思いますし、先が気になる作品になっているかと思いますので、ぜひ楽しみにしてください!

山下美月 コメント

◆今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。

普段、東京で生活をしている中で、日常的に東京湾を目にしているのですが、『水上警察』の立ち位置や歴史について、これまで深く考えたことがありませんでした。オファーをいただいてから原作を読み、すごく格好良い方々だなと思いましたし、今回その水上警察の一員として、仲間に加われるのがとても楽しみでした。

◆礼子というキャラクターの魅力をお聞かせください。

礼子は海技職員という立ち位置で、船の操船を主に担当しています。正義感が強く真面目な性格なのですが、たまに突っ走り過ぎてしまうところもあったりして。個人的には見ていて心配になるくらい、熱くて真っすぐな人間だと思っています。

◆礼子は海技職員という役どころですが、実際に船での撮影をしてみての印象やエピソードをお聞かせください。

船の撮影は正直、暑すぎて記憶が薄れていて…(笑)。船上でのアクションシーンや、操縦するシーンを撮影したのですが、陸とは違い常に揺れていましたし、体力の消耗も激しかったです。そのような中で、チーム一丸となって頑張ったなという記憶だけはあります!(笑)

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

今回、この作品に参加させていただいて、日々過酷な撮影にも挑んでいます。この3人以外の水上警察署のメンバーも個性が光っている内容になっておりますので、そんな水上署の魅力を皆さんにお届けするのが楽しみです!

プロデュース・大野公紀(フジテレビ ドラマ・映画制作センター)コメント

圧倒的なスケールでハラハラドキドキできる、かつてない警察ドラマをお届けしたい――。日本の連ドラ史上初となる“水上警察”を扱った『新東京水上警察』は、そんな思いから始まりました。“船”で“東京の海”を駆け巡り、事件を解決していく。吉川英梨先生の原作に初めて出会った時、その設定にすごくワクワクしたとともに、これを映像表現させていただくことにとても身の引き締まる思いで、すぐに取材に取り掛かったのを覚えています。水上警察は実在する組織です。<刑事>と<海技職員>、役割の違いはあれど<捜査のプロ>と<水上のプロ>が互いの矜持(きょうじ)をぶつけ合い、凶悪犯罪に立ち向かって人々の暮らしを守っていく。その姿はすごく胸の熱くなるヒューマンドラマであり、新しいヒーローの物語だと思っています。

主演には、フジテレビ制作の連ドラ初主演となる佐藤隆太さんをお迎えしました。チームをまとめあげて、キャストスタッフと一緒に連ドラを作っていく姿はまさに船長さながら。佐藤さん演じる碇の真っすぐな言葉、逃げない言葉に絆(ほだ)される場面に多々出会えると思います。海上でのアクション含めて、佐藤さんだからこそ映像表現できたシーンにもぜひ注目してください。

そして、佐藤さんの刑事バディには加藤シゲアキさんにご出演いただきます。エンターテインメントのあらゆる分野でさまざまな表現を切り開き挑戦を続けていらっしゃる加藤さんの知見が、このクルーのエンジンになっています。今回日下部という、エリートでありながらとても人間くさい刑事を体当たりで演じていただいていてすごく魅力的です。佐藤さんと加藤さんのバディの掛け合いもぜひお楽しみください。

さらに、水上警察を描く上で欠かせない海技職員役には山下美月さんにご出演いただきます。ヒロインの可憐さはもちろん、内に秘めた意志の強さが、水上のプロである有馬礼子をまさに体現してくださっています。大海原で船を操縦する“航海士“としての山下さんはとても凛々しく、本作品を象徴するキービジュアルです。良いものをお届けするためなら一切の妥協もしない熱きキャストの皆様と一緒に制作させていただけることをとてもうれしく思っています。

本日のドラマ情報発表までに、実際に東京の海に何度も出て撮影を繰り返してきました。船出は決していつも順風満帆なわけではなく、波や風にあおられ、時に船酔いに襲われ、普段の陸での撮影とはケタ違いなほどカロリーをかけて航行してきました。そんな中でも、面白いエンタメをお届けしたいという一心で、キャストスタッフ一同、文字通り汗をかきながら撮影を続けてきたので、その汗が映像にもにじみ出ていると信じています。こんな警察ドラマ見たことなかった…と思っていただけるような、新しいエンタメ体験をお届けできればと思っています。ハラハラドキドキできて、ちょっと笑えて、ときに胸が熱くなる――10月期の火曜21時『新東京水上警察』ぜひご覧ください!

番組情報

火9ドラマ『新東京水上警察』
フジテレビ系
2025年10月7日(火)スタート
毎週火曜 午後9時~9時54分
※初回15分拡大

<出演者>
佐藤隆太、加藤シゲアキ、山下美月 ほか

原作:吉川英梨『新東京水上警察』シリーズ(講談社文庫)
脚本:我人祥太(『ビリオン×スクール』、映画「朽ちないサクラ」ほか)
音楽:得田真裕
プロデュース:大野公紀(『全領域異常解決室』『ほんとにあった怖い話』シリーズほか)
制作プロデュース:山崎淳子
演出:西岡和宏(『続・続・最後から二番目の恋』『ビリオン×スクール』ほか)、柳沢凌介(『オクラ 迷宮入り事件捜査』『Dr. アシュラ』ほか)、土方政人(『知ってるワイフ』『謎解きはディナーのあとで』ほか)、朝比奈陽子(『笑うマトリョーシカ』『日曜の夜ぐらいは…』ほか)
制作協力:共同テレビ
制作著作:フジテレビ

©フジテレビ

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