

2018年に放送されたドラマ『昭和元禄落語心中』(NHK総合)が、8月24日(日)から再放送される(毎週日曜 午後11時~11時44分/全10回)。
『昭和元禄落語心中』は、雲田はるこによる人気漫画を実写化した、昭和戦前から戦後にかけて芸にひたむきに生きた男たちの波乱万丈の物語。戦争の時代の落語家たちの生き ざま、芸の絆に結ばれた若者たちの熱い友情、師弟や男女の情愛・嫉妬・別れ、そして無二の親友の事故死を巡るミステリー…。濃厚にして豊穣なヒューマン・ドラマとなっている。
主人公・八代目有楽亭八雲を岡田将生が演じ、竜星涼、成海璃子、大政絢、山崎育三郎らが共演。脚本は羽原大介、音楽は村松崇継、落語監修は柳家喬太郎、演出はタナダユキ、清弘誠、小林達夫が担当。主題歌には、ゆずの「マボロシ」が起用された。
主人公・八代目有楽亭八雲役・岡田将生 コメント
『昭和元禄落語心中』はとても大切な作品です。 落語を一から勉強させてもらい稽古をしながら撮影していたあの時間は僕にとって青春でした。 あれから7年もたっているのには正直びっくりですが、今見ても色あせないすてきな作品です。どうぞ楽しんで見ていただけたら幸いです。
有楽亭助六役・山崎育三郎 コメント
このたび、ドラマ『昭和元禄落語心中』が再放送されることを心からうれしく思います。
落語という日本の伝統芸能に触れ、全身全霊で向き合った日々は大きな財産です。
生みの親である雲田はるこ先生、作品を丁寧に紡いでくださった監督、制作スタッフの皆様、そして落語協会の皆様には心より感謝しています。この作品が一人でも多くの方に届けられることを願っています。
有楽亭与太郎役・竜星涼 コメント
私にとって落語心中は間違いなく役者として大きな分岐点となった作品です。
はじめて落語に触れ、芸を磨き、落語に心酔していった日々は間違いなく与太郎そのものでした。
落語に命を懸けた役者たちの姿をぜひご覧ください。
『昭和元禄落語心中』ストーリー
昭和初期、落語の世界に入った八雲(岡田将生)は、同期入門の落語の天才・助六(山崎育三郎)と、固い友情で結ばれる。八雲は助六の芸に憧れ、嫉妬し、追いつこうともがき、芸者・みよ吉(大政絢)にも支えられ成長していく。やがて助六とみよ吉が結ばれ、しかしふたりは謎に満ちた事故死を遂げる。八雲はある秘密を抱いたまま、ふたりの遺児・小夏(成海璃子)を引き取る。小夏は、八雲の弟子・与太郎(竜星涼)と共に、八雲がひた隠す秘密に迫っていく…。
番組情報
『昭和元禄落語心中』
NHK総合
2025年8月24日(日)より放送開始
毎週日曜 午後11時~11時44分(全10回)
※初回のみ午前0時10分まで(1時間10分)
※NHKプラスの同時・見逃し(1週間)配信あり
<キャスト>
岡田将生、竜星涼、成海璃子、大政絢、山崎育三郎 ほか
<スタッフ>
原作:雲田はるこ
脚本:羽原大介
音楽:村松崇継
主題歌:ゆず「マボロシ」
落語監修:柳家喬太郎
演出:タナダユキ、清弘誠、小林達夫
制作統括:藤尾隆、小林大児、出水有三
初回放送:NHK総合「ドラマ10」で2018年10月12日~12月14日放送
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