

藤木直人が主演を務め、白石麻衣が共演する『最後の鑑定人』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)の第8話(8月27日(水)放送)に白石美帆、竹財輝之助がゲスト出演する。
本作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー。原作は「永遠についての証明」で2018年に第9回野性時代フロンティア文学賞(現「小説 野性時代 新人賞」)を受賞した小説家・岩井圭也の同名小説。
俳優デビュー30周年を迎える藤木直人が孤高で人に興味がない偏屈科学者・土門誠、白石麻衣が土門のバディで人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員・高倉柊子、松雪泰子が土門の過去を知る科警研研究官・尾藤宏香を演じ、迫田孝也、中沢元紀、阿部亮平、栗原類らが共演する。
8月27日(水)放送の第8話には、白石美帆、竹財輝之助がゲスト出演。11年ぶりのドラマ共演となる2人が、父が遺した遺言状の内容を巡っていがみ合う兄妹役を演じる。
相田(迫田)が薫子(白石美帆)、康文(竹財)と共に土門鑑定所にやってくる。薫子・康文兄妹の父で「西脇化研」の社長・西脇清蔵(高桑満)が亡くなり、顧問弁護士をしていた相田が清蔵の遺言書を確認すると、遺言書は2通存在していたという。1通は薫子、もう1通には康文へ会社の全株式を移譲すると真逆な内容が書かれており、相田は土門(藤木)に遺言書の真偽を鑑定してほしいと依頼する。
高倉(白石麻衣)は遺言書の筆跡鑑定に必要なサンプルを求めて西脇家を訪れ、清蔵のデスクから便箋や万年筆、インク、ノート、そしてボロボロになった写真を借りることに。一方、土門は高倉が集めたノートやインクをもとに筆跡鑑定に取りかかる。便箋も気になる高倉は、土門に筆圧痕の鑑定も提案するが「遺言書の筆跡鑑定には不要」と一蹴されてしまう。
数日後、遺言書はどちらも本物という鑑定結果が出た。2通の遺言書は無効となり、遺産は兄妹で均等に分け合うことになるため、薫子と康文は険悪ムードに。そんな兄妹の前に清蔵の娘だと名乗る春日由紀(松岡里英)が現れ、状況はさらに複雑に…。
白石美帆 コメント
◆ご自身の役柄をどのように演じましたか?
藤澤薫子という女性は愛情深く育てられたリケジョ。強い女性であり人間味も深いので、傲慢な部分と繊細な一面を意識して演じました。昔ご一緒していた監督やスタッフさん、藤木直人さんはじめキャストの皆さんの温かいチームワークの良さに現場で助けていただきました。
◆白石さんの思う『最後の鑑定人』の見どころを教えてください。
愛され育ててくれた両親への想いとは裏腹に科学によって真実を知らされズタズタになっていく兄妹。そして、最後に解き明かされる真実もまた科学によって導かれていく。もしも最後の鑑定人に出会えていなかったら、という視点で見るとまた恐ろしいです。
竹財輝之助 コメント
◆ご自身の役柄をどのように演じましたか?
MBAを取得している優秀な人物で、冷静に会社を俯瞰して見ている経営者のイメージでした。妹と同じく、会社(家族)を思う気持ちが強い人です。撮影している期間がすごく濃密な時間でしたので終わった時は寂しかったです。
◆竹財さんの思う『最後の鑑定人』の見どころを教えてください。
故人の隠された事実や思いを土門先生たちに知らされた時の揺れ動く感情を大切に演じました。
家族というものを考えるきっかけになればいいなと思いますので皆様に見ていただきたいです。
番組情報
『最後の鑑定人』
フジテレビ系
毎週水曜 午後10時~10時54分
<出演者>
藤木直人、白石麻衣、迫田孝也、中沢元紀、阿部亮平、栗原類、松雪泰子 ほか
原作:岩井圭也「最後の鑑定人」(角川文庫/KADOKAWA刊)、「科捜研の砦」(KADOKAWA刊)、「追憶の鑑定人」(KADOKAWA刊・2025年9月2日発売予定)
脚本:及川拓郎(『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』演出、『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』監督ほか)、山崎太基(『白暮のクロニクル』、『相棒 season 18』ほか)、北浦勝大(『問題物件』第6話、『PICU~小児集中治療室~スピンオフ』ほか)、青塚美穂(『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』、映画「家族のはなし」)
主題歌:矢沢永吉「真実」(Z+MUSIC / UNIVERSAL SIGMA)
音楽:橘麻美
プロデューサー:石原未菜、宮木正悟、郷田悠(FCC)
プロデュース協力:渡辺良介(大映テレビ)演出:水田成英(FCC)(『119 エマージェンシーコール』、『医龍~Team Medical Dragon~』ほか)、谷村政樹(『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』、『いちばんすきな花』ほか)、清矢明子(『新宿野戦病院』、『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』ほか)
制作協力:FCC
制作著作:フジテレビ
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