

水上恒司が主演を務めるドラマプレミア23『シナントロープ』(テレ東系 10月6日(月)スタート 毎週月曜 午後11時6分〜11時55分)の本予告とメインビジュアルが解禁され、染谷将太、遠藤雄弥、アフロ、森田想の出演も決定した。
本作は、2021年にテレ東で放送され、緻密な伏線や巧みな会話劇で回を重ねるごとに注目を集め、毎話考察祭りとなるなど社会現象となったアニメ「オッドタクシー」の脚本で知られ、原作・脚本を手掛ける映画「ホウセンカ」の公開を10月10日に控えるほか、ヤングジャンプで漫画「カミキル-KAMI KILL-」(原作)の連載が始まるなど、漫画・実写・ドラマの垣根を超え活躍の場を拡げる此元和津也が原作・脚本としてオリジナルストーリーを書き下ろし、映画「もっと超越した所へ。」やドラマ「忘却のサチコ」(テレ東)などMV、CM、TVドラマや映画のディレクションを数多く手掛ける山岸聖太が監督を務めるミステリードラマ。
舞台となるのは、街の小さなバーガーショップ“シナントロープ”。 そこで働く8人の若者たちの中で、大学生の都成剣之介は、バイトの同僚・水町ことみにひそかに想いを寄せていた。そんなある日、“シナントロープ”で不可解な強盗事件が発生。静かだった日常は、少しずつ歪みはじめる。恋愛と友情、絆と裏切り、運命と選択…揺らぎ出した関係と感情が、次々と事件を引き寄せていく。何が本当で、何がうそなのか。そして、都成の想いの先に待つのは、恋か、それとも…。
現代の若者たちを投影したリアルな人間模様と、不穏な世界観の中で緻密な伏線や巧みな会話劇によって美しくエモーショナルに描かれる青春群像ミステリーとなっている。
“シナントロープ”で働く面々として、主人公のさえない大学生・都成剣之介を水上恒司、都成がひそかに想いを寄せるヒロイン・水町ことみを山田杏奈、明るいお調子者・“キバタン”こと木場幹太を坂東龍汰、地味で真面目なお嬢様・里見奈々を影山優佳、心優しい漫画家志望の田丸哲也を望月歩、エキセントリックなメンヘラガール・室田環那を鳴海唯、静かで不気味な新人バイト・志沢匠を萩原護、夢追うバンドマン・塚田竜馬を高橋侃が演じる。
解禁された予告映像では、街の小さなバーガーショップ“シナントロープ”で働く若者たちの何げない日常が、一転して不穏さを帯びていく様子が映し出される。“シナントロープ”に、目出し帽を被ってハンバーガーを頼む怪しげな客が来店。いぶかしがる都成(水上)、水町(山田)、木場(坂東)だが、そこへもう一人の目出し帽の男が入店し、突如レジ係の志沢(萩原)に「金出せ」と銃口を突きつける。
強盗と裏組織“バーミン”の関連を疑う都成と木場、「今度こそお前を殺しにいく シマセゲラ」と書かれた脅迫状を受け取ったことを里見(影山)に告白する水町など、それぞれの登場人物やさまざまな場所で物語が動き出していく。微妙に揺らぎだす人間関係、そして謎に包まれた組織“バーミン”の目的とは。何が本当で、何がうそなのか…。
“シナントロープ”で働く8人が集結したメインビジュアルも解禁。鮮やかな赤色のタイトルロゴが目を引くビジュアルの中央には、主人公・都成を中心に、水町や木場をはじめとするバーガーショップのメンバーたちが捉えられている。どこにでもありそうなバイト終わりの仲むつまじい雰囲気の中で笑顔を見せる彼らに、どんな波乱が待ち受けるのか。
さらに、謎に包まれた冷徹な裏組織“バーミン”のキャスト、ビジュアルも解禁。バーミンの冷徹なトップ・折田浩平役に、染谷将太。折田に従える龍二役に、遠藤雄弥。龍二の幼なじみで相棒の久太郎役に、音楽ユニット・MOROHA(現在は活動休止)のラッパーで、俳優としても活躍するアフロ。そして、折田の右腕的存在で針金を操る女・睦美役に、森田想。
あわせて解禁されたビジュアル(バーミンver.)は、組織のトップ・折田を中心に、“シナントロープ”のメンバーとは対照的に、どこか重々しい雰囲気でテーブルを囲む4人の姿が写し出される。じっと何かを監視するような緊張感が漂うビジュアルは、より深く不穏な世界観を予感させる。
染谷将太 コメント
脚本を読ませていただいた時、今まで触れたことのない群像劇だと思いました。青春とサスペンスと恋愛と人間ドラマをサラッと全部成立させていて、しかも押し付けがましくなく、自然な世界観、だけどもちょっとファンタジー。でもヒリヒリする。唯一無二な世界だと思いました。
私の演じる折田はヒリヒリ担当ではございますが、ゆるキャラ担当でもございます。すてきな現場の皆さまのお陰で、とても楽しみながら演じさせていただいております。ゆるさと狂気が入り交じったこの『シナントロープ』の世界を、ぜひお楽しみいただけたら幸いです。
遠藤雄弥 コメント
龍二役を演じさせていただきます、遠藤雄弥です。
とても魅力的な脚本、スタッフ、キャストの皆さんと一緒にこの作品に参加できることに興奮しています。
バーミンという組織の一員として、別作品でも大変お世話になった染谷さん、森田さんはもちろん、今回初めましてですが、もう何年も隣にいたようなアフロさんとの、シナントロープの皆さんを脅やかすバーミンにも注目していただけたら、幸いです。
一瞬も目が離せないそれぞれの思惑が絶妙に交錯する『シナントロープ』ぜひお楽しみください。
アフロ コメント
キュウちゃんこと、久太郎を演じましたアフロです。
ごくつぶしのろくでなし、怠けもので調子のり。
口を開けば文句ばっかりの丸ぼうず。
海より深い哲学があっても、地に足がついた現実を生きるのが下手っぴな、ばかやろう。
そんなキュウちゃんを俺は大好きになりました。
森田想 コメント
タイトルのキャッチーさと登場人物の豊かさ。脚本にちりばめられた言葉の妙、現場で作り上げられる今までにない空気感。
参加する身ながらその世界観にとても惹かれています。私は今回、バーミンという怪しげなチームにいますが、
この上なく尊敬する染谷さん、一緒に闘い抜いたことのある遠藤さん、私の公式お兄ちゃんを名乗るアフロさん、このお三方と組むチームとなると私にとっては最高の現場でしかなく、楽しく撮影させていただきました。放送をお楽しみに。