

松本潤が主演を務める日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)の最終回(9月7日(日)放送)を前に、キャスト陣のクランクアップコメントが到着した。
本作は、「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」などの作画を手掛ける富士屋カツヒトによる連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)をドラマ化。病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く。脚本は、『コウノドリ』シリーズの坪田文が担当する。
主演の松本が魚虎(うおとら)総合病院に新設された総合診療科に所属する総合診療医・徳重晃、小芝風花が同じ病院の整形外科で働く新米医師・滝野みずきを演じ、新田真剣佑、岡崎体育、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、木村佳乃、田中泯らが共演する。
松本潤 コメント
ものすごく熱い現場で、各セクションの一人一人が「この作品を視聴者に届けたい」という強い思いを胸に臨んでいることを、日々肌で感じていました。そんな現場に自分も参加できたことを、本当に幸せに思います。
撮影が始まる前、医療監修の生坂(政臣)先生をはじめ総合診療科の先生方から「このドラマをきっかけに総合診療に触れ、少しでも見方が変わるような作品にしてほしい」とお言葉をいただきました。その思いを背負い、病気と向き合うきっかけとなり、総合診療科を受診してみようと思っていただけるような作品にしたい――そう願いながら、この約4か月を走り抜けてきました。
きっと種は蒔けたのではないかと思っています。その思いを受け取ってくださった視聴者の皆さんがいるのも、支えてくださった全ての方々のおかげです。心から感謝しています。約4か月、本当にありがとうございました!
小芝風花 コメント
皆さん、本当にお疲れさまでした! 笑顔の絶えない温かな現場だったからこそ、最後まで楽しく走り切ることができました。私自身、この作品で初めて「総合診療科」という存在を知りましたが、病気に悩んでいる方や、どの科にかかればいいのか分からず迷っている方にとって、このドラマが少しでも救いになったらと願っています。そんな思いを込めた作品に参加できたことを、心からうれしく思います。
最後まで支えてくださり、本当にありがとうございました!
新田真剣佑 コメント
皆さんが温かく迎えてくださったおかげで、毎日現場に行くのが本当に楽しみでした。4年ぶりのドラマ出演で少し不安もありましたが、「この作品で良かった」と心から思える時間を過ごすことができました。
そして今回、座長・松本潤さんの姿に強い衝撃を受けました。こういう座長になりたいと心から思わせてくれる方とご一緒できたことは、何よりの幸せです。僕もいつか松本さんのようになれるよう、これからも精進していきたいと思います。
木村佳乃 コメント
皆さん、本当にお世話になりました。
私は有松しおりという役が大好きで、「こんなにかっこいい人になれたらいいな」と思いながら演じていました。すてきな役をいただけたことに心から感謝しています。
実は有松の趣味は大型バイクでツーリングをすること。そういうシーンがあったらどうしよう…と少しドキドキしていましたが、今回は登場しませんでしたね。パート2があったら描かれることをひそかに期待しています!(笑)
田中泯 コメント
いろいろなことがありましたが、本当に楽しい時間でした。自分の意見を出し、皆さんの声にも耳を傾けて――まさにこのドラマのテーマを体現しながら作り上げられた作品だと思います。そうした形で参加できたことが、何よりうれしかったです。心から感謝しています。ありがとうございました。
第8話(9月7日(日)放送)あらすじ
徳重(松本潤)の目の前で赤池(田中泯)が倒れた――。
赤池がバッド・キアリ症候群という難病を患い、心不全を起こしていることを見抜いた徳重は、魚虎総合病院に緊急搬送する。茶屋坂(ファーストサマーウイカ)のオペにより一命を取り留めたものの、抜本的治療となる肝移植を行わなければ赤池の余命は1か月程であるという残酷な診断が下される。
しかし、赤池は以降の治療を拒否。そして赤池の治療を願う徳重に対し、あろうことか「これから一言もしゃべらない」と宣言する。
問診を武器とする総合診療医にとって、沈黙は何よりの痛手…。滝野(小芝風花)は赤池の本意が分からず苦悩するが、一方の徳重は冷静に動き始めていて…。
「生きる意味」を問う患者に、総合診療医・徳重晃はどんな答えを出すのか。
「人を診る医師」の物語がついに完結する。
番組情報
日曜劇場『19番目のカルテ』
TBS系
毎週日曜 午後9時~9時54分
<出演者>
松本潤、小芝風花、新田真剣佑、岡崎体育、池谷のぶえ、本多力、松井遥南、ファーストサマーウイカ、津田寛治、池田成志、生瀬勝久、木村佳乃、田中泯
<スタッフ>
製作:TBSスパークル TBS
原作:富士屋カツヒト「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)
脚本:坪田文
プロデューサー:岩崎愛奈
企画:益田千愛
協力プロデューサー:相羽めぐみ
演出:青山貴洋、棚澤孝義、泉正英
編成:吉藤芽衣、髙田脩
<原作情報>
「19番目のカルテ 徳重晃の問診」
著者:富士屋カツヒト 医療原案/川下剛史
発刊:コアミックス
ゼノンコミックス 1~10巻発売中。6月20日(金)に新刊11巻発売予定
WEB漫画サイト「ゼノン編集部」で連載中
©富士屋カツヒト/コアミックス
©TBSスパークル/TBS(撮影:加藤春日)