

磯村勇斗が主演を務める『僕達はまだその星の校則を知らない』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)で生徒役を演じた11人のキャストがクランクアップを迎え、コメントが到着した。
本作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されることになり、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に、必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。
民放連続ドラマ初主演となる磯村勇斗が主人公のスクールロイヤー・白鳥健治、堀田真由が元・男子校の教師で主人公にとっての良き理解者となるヒロイン・幸田珠々、そして約9年ぶりの民放連続ドラマ出演となる稲垣吾郎が2人が勤務する私立高校の理事長・尾碕美佐雄を演じる。
このたび、生徒役を演じた若手俳優11人がクランクアップ。主人公・健治役の磯村勇斗やヒロイン・珠々役の堀田真由らと共に過ごした暑い夏。撮影の合間には和気あいあいと過ごしながらも、監督をはじめとするスタッフ陣とコミュニケーションを取りながら役への理解を深め、キャスト同士でも対話を重ねて演技に向き合ってきた。迎えた撮影最終日には、サプライズで生徒11人からの感謝の寄せ書きがされた手作りのフラッグが磯村に手渡され、受け取った磯村は照れ隠しなのか、フラッグを背負うとどこかへ走り出してしまった。
撮影終了とともに、スタッフからこの作品の「卒業証書」が手渡された生徒たち。連続ドラマへの出演が初めてとなるメンバーもいる中、約3か月半の撮影期間を振り返り、それぞれが思いのこもったクランクアップコメントを述べた。達成感に満ちた笑顔を見せる生徒もいれば、別れを惜しみ涙を浮かべる生徒の姿も。それぞれが「充実した最高の夏になった」「磯村さん・堀田さんをはじめ、先輩方の背中を追いかけさせてもらった」「これからもっと輝いていきたい」など、熱い気持ちや作品への愛情、チームの強い絆を語った。
日高由起刀 コメント
僕自身、こういった長い撮影現場に入ることが初めてで、実は緊張していました。自分なりにどうしようかと悩んでいたこともあって、生徒会長のような人物像でいようと思っていたのですが、結局支えられてばかりで過ごしてきたなと思っています。皆さん必ずどこかでまたお会いするだろうと思いますので、そのときにはまたよろしくお願いいたします。ありがとうございました!
南琴奈 コメント
約3か月間ありがとうございました。終わってみるとすごく長いようで短く、楽しくてあっという間でした。今年の夏は『ぼくほし』で充実した最高の夏を過ごさせていただきました。たくさんの良い出会いに本当に感謝しています。ありがとうございました!
日向亘 コメント
現場のスタッフの皆さんが毎日笑顔で迎え入れてくださって、磯村さん・堀田さんをはじめとするステキな先輩たちの背中を毎日追いかけさせてもらいました。そして、同世代の生徒役の皆さんと刺激し合いながら本当に濃い、最高な時間を過ごさせていただきました。もっとさらに成長して、パワーアップして皆さんに再び会えるように一層精進していきます!
中野有紗 コメント
私にとって初めての連ドラ撮影だったのですが、その現場が『ぼくほし』で良かったなと心から思っています。約3か月間、本当にありがとうございました!
月島琉衣 コメント
現場に行くと毎回、皆さんが「江見ちゃん!江見ちゃん!」とあたたかく迎えてくださって、すごくうれしかったです。この現場で、磯村さんはもちろん、監督、そして生徒役の方々、みんなで一緒に物語を作ることのすばらしさをあらためて感じることができました。江見ちゃんという役は私にとって少し挑戦的な役でしたが、皆さんに支えられながら最後まで楽しく演じることができました。星がずっと光り続けているように、私もこれからもっともっと輝いていきたいです!
近藤華 コメント
現場に来ることが毎回とても楽しみで、仕事というよりも自分なりに良い演技をしようとか、皆さんと楽しい会話をしようとか、そういう気持ちで現場に来ることができました。皆さんの雰囲気作りのおかげです。私はすごく人見知りなのですが、皆さんが話しかけてくれてうれしかったです。またお仕事でご一緒できることがあればよろしくお願いします!
越山敬達 コメント
本当に皆さんが優しくて良かったなと思っていて。僕は暑いことが苦手で、自分の中で心が折れてしまうことがあるのですが、皆さんがコミュニケーションをとって支えてくださったので、そのおかげで今日までがんばることができました。先輩方の大きな背中を見せていただいたので、その大きな背中を追いかけたいという目標を見つけることができた現場でした。ありがとうございました!
菊地姫奈 コメント
久しぶりの学園ものだったのですが、やっぱり楽しくて、この夏の一番の思い出といったら『ぼくほし』といえるくらい本当に充実した夏になりました。約3か月間、本当にありがとうございました!
のせりん コメント
生徒の中で一番年上にもかかわらず、みんなから教えていただいたことが本当にたくさんありました。みんなに会えなくなると思うと本当に寂しいんですけど。スタッフさんも超最高で、友達みたいに絡んでしまってすみませんでした(笑)。またどこかでお会いできるようにめっちゃがんばるので、よろしくお願いします!
北里琉 コメント
最初は緊張しすぎて、カメラを向けられると自信がなくなることもあったのですが、だんだんと現場の空気に慣れてきて、皆さんのおかげで一瞬一瞬を撮影できたのかなと思います。約3か月間、本当にありがとうございました!
栄莉弥 コメント
みんなで打ち合わせをしたり、衣装合わせをしたりしていた頃がすごく懐かしく感じます。この現場で本当にたくさんの刺激を受けました。楽しむときは全力で楽しく、やるときはやる、という切り替えがよくある現場だなと思って、充実した夏を過ごさせていただくことができました。この経験を自分の胸にこれからも頑張ります。皆さんありがとうございました!
最終回(9月22日(月)放送)あらすじ
生活指導と演劇部顧問から外され、学校を訴えるという山田(平岩紙)に、健治(磯村勇斗)は裁判所が仲介し、話し合いで解決する労働審判を勧める。後日、残った私物を取りに学校を訪れた健治は、尾碕(稲垣吾郎)に屋上に呼び出され、21年前、健治の行動が原因で誠司(光石研)がへき地へ異動になったことを引き合いに、山田を手助けすることで健治が再び学校に不利益をもたらそうとしていると非難される。しかし、萎縮するどころか意外にも反論する姿勢を見せ、自ら山田の弁護人になることを決意する健治。
迎えた卒業式、裁判所へ行く山田を迎えに健治が学校へ行くと、鷹野(日高由起刀)や斎藤(南琴奈)たち3年生は、健治との久々の再会を喜び、進路を報告する。しかし、健治が山田を伴い慌ただしく学校を後にすると、生徒たちは2人の行き先が気になり…。
学校側と山田の和解が困難を極める中、定年退職を迎えた誠司は広津家にやって来て、久しぶりに家族で食事をすることに。健治と誠司が学校について話し合っていると、そこに意外な人物たちが訪ねてくる。
舞台は学校から法廷へ。健治と尾碕、再びの対決の結末は…。
そして始まったばかりの、珠々(堀田真由)との恋の行方は?
スクールロイヤーとして、法律や校則では簡単に解決できない学校の問題に立ち向かい、もがきながら自分の道を進み始めた健治。人生にも仕事にも臆病だった健治は、本当の幸いを見つけることができるのか。
番組情報
『僕達はまだその星の校則を知らない』
カンテレ・フジテレビ系全国ネット
毎週月曜 午後10時
出演:磯村勇斗、堀田真由、平岩紙、市川実和子
日高由起刀、南琴奈、日向亘、中野有紗、月島琉衣、近藤華、越山敬達、菊地姫奈、のせりん、北里琉、栄莉弥
淵上泰史、許豊凡(INI)、坂井真紀、尾美としのり、木野花、光石研、稲垣吾郎 ほか
脚本:大森美香
音楽:Benjamin Bedoussac
監督:山口健人、高橋名月、稲留武
プロデューサー:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ
©カンテレ