吉岡里帆が語る『ひらやすみ』の魅力「“頑張りすぎないコツ”を教えてくれる」物語の舞台・阿佐ヶ谷でファンイベント開催決定

ドラマ
9時間前
『ひらやすみ』
『ひらやすみ』

岡山天音が主演を務める夜ドラ『ひらやすみ』(NHK総合 毎週月曜~木曜 午後10時45分~11時)に立花よもぎ役で出演中の吉岡里帆のコメントが到着した。

本作は、真造圭伍による人気漫画を岡山天音主演で実写ドラマ化。主人公は、29歳のフリーター・生田ヒロト(岡山)。元俳優で、いまは定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの将来の不安も一切ない、お気楽な自由人。そんな彼は、人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえから、阿佐ヶ谷駅徒歩20分の一戸建ての平屋を譲り受けることに。そして、山形から上京してきた18歳のいとこ・小林なつみ(森七菜)と2人暮らしを始める。不動産会社勤務で仕事熱心な立花よもぎ(吉岡里帆)をはじめ、彼の周りには生きづらい“悩み”を抱えた人々がいつのまにか集まってきて…。

吉岡里帆が演じるのは、不動産会社勤務の立花よもぎ。仕事熱心で、職場ではエースと言われているが、日々仕事ばかりで、少しだけ心に余裕のない生活を送っている。ヒロトとはひょんなことから顔見知りになるが、ヒロトのノンキさにイライラすることもしばしば。

吉岡里帆 コメント

◆原作を読んでの印象を教えてください。

舞台となる阿佐ヶ谷に住んでいる人たちの息遣いや、町のリアリティーが漫画の中にもずっと空気感として流れているように感じました。日々忙しくて、やらなきゃいけないことがたくさんある中で、そういう日常からちょっとだけ解き放ってくれるような。そういうキャラクターたちがたくさん出てくるのが魅力だと感じています。特に主人公のヒロトと、いとこのなっちゃん。この2人の織り成す、“あえて誰かに話さないような日常”を漫画で見せてもらうことで、「ああ、そうだよな。人との関わり合いって、こういうことが大事だよな」と気付かされるというか。この作品の特に好きなところです。

◆吉岡さんにとって「立花よもぎ」はどんなキャラクターですか?

よもぎって、等身大で演じられるといいますか、気持ちが分かることがたくさんあります。会社では「いろんなことができて当たり前」と扱われる年齢なんだけど、だからって頑張ってることを認めてもらえるわけでもない。新人の頃は気にかけてもらえていたけど、最近はそういうのもなくなったな、とか。そういうちょっとしたことの積み重ねで疲れていくというか…。「あ、私って本当ずっと仕事ばっかりしてるなあ」っていう感覚はとても共感しながら演じました。
よもぎはきっとヒロトにいちばん“当てられちゃう”役だと思います。自由に自分らしく生きたいんだけど、自分らしさって何だっけって、ちょっと見失っている人。そこに、ヒロトからたくさんエネルギーをもらって、ちょっとだけ変わる。ほんのちょっとだけの変化なんだけど、そこがすごく演じていて楽しかったです。

◆視聴者へメッセージをお願いします。

この作品と「夜ドラ」の放送枠は相性がいいなと思っています。仕事を頑張って帰ってきて、「もう正直ドラマとか見られないよ」という人も、15分だけテレビをつけていただけたらうれしいです。ヒロトが“頑張りすぎないコツ”みたいなものを教えてくれると思います。『ひらやすみ』には皆さんと同じように一生懸命毎日を生きている、人間らしいキャラクターがたくさん出てきます。そういう誰かと心を通わせながら、ちょっとだけ癒やされる。そんなふうに見てもらえるとうれしいです。

「夜ドラ『ひらやすみ』ファン・フェスティバルin阿佐ヶ谷」開催決定

物語の舞台となっている阿佐ヶ谷の「JR阿佐ケ谷駅南口広場」「ビーンズ阿佐ヶ谷てくて」の2会場でファンイベントを開催。会場では主人公・ヒロトの愛車のバイク、漫画家を目指すなっちゃんの漫画原稿やノート、ふたりで作ったハリボテの金魚、ヒロト役の岡山天音が着用した衣装など、ここでしか見られない番組に登場した実物を展示。また、出演者からの会場限定メッセージやドラマの世界に入り込んだような写真を撮影できるフォトスポット、オリジナル缶バッジ制作体験など、『ひらやすみ』ファンだけでなく楽しめる内容となる。入場は無料で、事前の申込も不要。

番組情報

夜ドラ『ひらやすみ』
NHK総合
毎週月曜~木曜 午後10時45分~11時
全20回/5週
※NHK ONEで同時・見逃し配信

原作:真造圭伍
出演:岡山天音、森七菜/吉岡里帆、根岸季衣ほか
脚本:米内山陽子
演出:松本佳奈、川和田恵真、髙土浩二
制作統括:坂部康二、熊野律時
プロデューサー:大塚安希

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