
石橋静河が主演を務める2026年度後期の連続テレビ小説『ブラッサム』(NHK総合ほか)の主題歌を担当するアーティストが、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIに決定。主題歌の元となる原作小説を綿矢りさが書き下ろした。
連続テレビ小説第115作『ブラッサム』は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代(1897~1996)をモデルとした物語。脚本は、連続テレビ小説『ブギウギ』などを手掛けた櫻井剛。実在の人物である宇野千代をモデルとするが、大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなし。石橋静河がヒロインの葉野珠を演じる。
主題歌を担当するYOASOBIは、Ayase、ikuraによるユニット。2019年に公開したデビュー曲「夜に駆ける」は国内初となるストリーミング累計13億回再生を突破し、「アイドル」はBillboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で21週連続首位を獲得。世界各国のチャートでも快挙を達成した。国内外の大型フェスやツアーに出演し、2026年には北米ツアー、さらに日本人アーティスト最大規模となるアジアツアーを開催するなど、国内外のあらゆる場面で際立った活躍を見せている。
主題歌の元となる原作小説を手掛けた綿矢りさは、1984(昭和59)年、京都府生まれの小小説家。著書に「蹴りたい背中」「私をくいとめて」「パッキパキ北京」などがある。
Ayase コメント
このたび、『ブラッサム』主題歌を担当させていただく運びとなりました。
とても光栄なお話に、まず感謝を伝えさせていただきたいです。
本楽曲を制作するにあたり、宇野千代さんの自伝「生きて行く私」を読み、宇野千代さんの生き方、考えに大変感銘を受け、もっと深く入り込むべきだ、肌で先生のエネルギーを感じるべきだ、そう感じ、先生のご出身地である山口県岩国市へ赴き、先生の故郷の風に導かれるようにこの楽曲を作り上げました。
同じ山口県出身というご縁もあっていただいた機会でしたが、自分の創作人生、音楽人生において、先生との出会いは間違いなく一つの分岐点になるだろうと確信するほど素敵な縁に恵まれたと感じております。
そうして、心から自信を持って放つことができる楽曲ができました。
自分にとって本当に本当に大事な楽曲となったこの作品を作る機会を与えてくださったことに『ブラッサム』制作に携わる全ての方へ感謝をお送りするとともに、これからこのドラマを視聴する全ての人に、暖かく強かな風が吹きますようにと願いを込めて、この楽曲を添えさせていただきます。
ドラマと合わせて、楽しみにしていてほしいです。よろしくお願いします。
ikura コメント
このたび、連続テレビ小説『ブラッサム』の主題歌を担当させていただくことになりました。
お話をいただけたこと、心から光栄に思います。
喜びも悲しみも、幸せも不幸せも、その全てをエネルギーにして、自分の足で前に進み、花を咲かせていく主人公・葉野珠さんに想いを馳せながら歌わせていただきました。
およそ100年という時代を逞しく生き抜いたモデルである宇野千代さんの生き様。そしてこの楽曲の持つ熱量に歌を乗せていく中で、私自身も背中を押されていく感覚がありました。
『ブラッサム』をご覧になる皆さまの心に、この歌が優しく、力強く寄り添うことができますように。ドラマと共に楽しんでいただけることを願っています。
綿矢りさ コメント
その生き方や著作を敬愛してきた宇野千代さんが、NHKの朝ドラの主人公のモデルになると聞いたときは、とても驚きました。
さらに、その主題歌の原作となる小説を書き下ろしてほしいというお話をいただき、二重の驚きと喜びでした。
宇野先生の、年齢を重ねてもなお尽きることのない生命力を、桜の木になぞらえて書きました。
私の物語が、微力ながらYOASOBIさんの楽曲づくりのお役に立てれば幸いです。そしてドラマとともに多くの方の心に届くことを願っています。
『ブラッサム』あらすじ
明治三十年(1897年)、主人公・葉野珠(はの・たま)は山口県の岩国に生まれた。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と後妻である継母によって育てられた。女学校を卒業後、代用教員として働き始めるが解雇され、故郷の岩国を追われることに。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開く。
しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。
大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金…と、珠は、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合う。そうした中で、小説家として花を咲かせる。
時には敵を作り誤解され、傷つけ傷つきながらも、自由を求めて生きることに正直であり続けた珠は、小説に思いを忍ばせることで、読む人に「幸せ」を運んでいく。
番組情報
2026年度後期 連続テレビ小説『ブラッサム』
NHK総合ほか
2026年秋 放送予定
作:櫻井剛、小松與志子
出演:石橋静河、加賀まりこ、松たか子、国仲涼子、渡部篤郎 ほか
制作統括:村山峻平、櫻井壮一
プロデューサー:大野陽平
演出:盆子原誠、中泉慧、佐藤玲衣、田中陽児、小林直毅、野田雄介
©NHK















