野村周平の珍行動を暴露!?「膝の上に乗ってくる」「口笛吹きながら現場にくる」映画「サクラダリセット」完成披露試写会

映画
2017年02月11日

101761_01_R 映画「サクラダリセット」の完成披露試写会が行われ、主演の野村周平、黒島結菜、平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里、深川栄洋監督が登壇した。

 本作は、河野裕原作のライトノベル「サクラダリセット」シリーズの実写化で3月25日(土)に前篇、5月13日(土)に後篇と2部作連続で公開される。能力者たちが暮す“咲良田”を舞台に卓越した能力を巡って想像を超えた物語が展開する青春ラブストーリー。驚異的な“記憶保持”の能力を持つ高校生・浅井ケイ(野村)が、“リセット”の能力を持つ春埼美空(黒島)と共に、2年前に死んでしまった同級生・相麻菫(平)をよみがえらせるために様々な能力を組み合わせた作戦に挑む。

 完成披露試写会が行われることに対し、野村は「(お客さんが)見たあとのSNSとかを見るのが緊張するわけでございまして…」と心境を明かすと、観客から「かわいい!」という声援が。その声援に「ありがとう、知ってる知ってる!」と返し会場を笑いに包んだ。さらに、「絶対に“つまんなかった”ってSNSには書かないで!(笑)あと、見ていてたまに“ん?”ってなるかもしれないけど、そこで諦めないで!最後まで見たら絶対に答えが分かるはず、だと思ってまーす♪ 」(野村)と茶目っ気たっぷりにコメントした。

 演じた役柄や役作りについて聞かれると「僕は一度見たものや感じたもの、聞いたものを絶対に忘れない“記憶保持”。監督から“姿勢よくして、賢そうなしゃべり方をしてください”って言われました。…それって普段がバカみたいってこと?(笑)」と野村が深川監督に詰め寄ると「(野村演じる)ケイは本当に頭がいい人物なので、(野村で)大丈夫かな?って思ったんですけど、仕上がったら今までにない芝居で、今までにない一面が出てて…。野村くんだけはCGや視覚効果、聴覚効果を使わず生身で勝負しているので、今までにない野村周平が見られると思います!」とフォローした。

 もうすぐバレンタインデーということで、作品の内容になぞらえて女性キャストに「“リセット”してやり直したいバレンタインの思い出は?」と聞かれると、黒島は「実はバレンタインデーが苦手。うまく作れるか分からないし、失敗したらイヤなのでずっと避けてきたので、リセットできるならちゃんとバレンタインデーをやってみたい」と。すると「私もバレンタインデーを楽しんだことない」と平、玉城、恒松が声をそろえる事態に「え!?みんな好感度狙ってる?(笑)」と驚く男性陣たち。

 そんな男性キャストは、「理想のバレンタイン」について聞かれると「チョコレートが苦手なので、お煎餅とかのしょっぱいものだったらうれしい(笑)」(健太郎)、「理想を言うなら、チョコを貰ったことがあるのが多いので逆に貰いたくない!」(野村)という発言に観客含め女性陣たちからブーイングが起こった。すると「理想でしょ?だってウソだもん、ウソウソ(笑)」とイタズラっぽく微笑む野村に「もう意味分かんない!」と呆れる女性キャストたちだった。

 そんなワイワイと楽しそうなキャストたちをみて深川監督は「担任の先生になった気分でした(笑)。20年ぐらい映画を作り続けていますが、待っている間に膝の上に乗ってくる俳優は初めてでした」という衝撃の告白に一同「えっ!?」とビックリ。「野村周平氏なんですけど、膝に乗ってきて“ねぇ監督、何してるの?”、“何もしてないよ”って言うと“あっそ”って…(笑)。この人すごいなって思いました」とエピソードを披露した。さらに、野村は朝からハイテンションらしくて「現場に口笛吹いてくるから“来たな”って分かる(笑)」(平)、「そう!50メートルぐらい離れてても“そろそろ野村くん来るな”って分かる」(健太郎)とエピソードを明かされ、たまらず恥ずかしそうに笑う野村の姿が。

 最後に「今日は前篇だけですが、ここから『サクラダリセット』が始まります。最初はどういうことか分からなくなるかもしれなせんが、問題を解くような感じでみていただいて、最後には答えが全部分かるので、スッキリする映画になっています。今日はありがとうございました!…と思ってまーす♪」(野村)と冒頭でも披露した話し方であいさつをして締めくくり(?)ました。

映画「サクラダリセット 前篇/後篇」
【前篇】3月25日(土) 【後篇】5月13日(土)二部作連続ロードショー
公式サイト:sagrada-movie.jp
配給:ショウゲート
©2017映画「サクラダリセット」製作委員会